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夏の終わりの、「嵐が丘」。
嵐に降り込まれ、人は戸惑うが、羊は淡々と草を食む。
イギリス北部、Haworth(ハワース)。その荒野にひっそりと建つ、石壁だけの廃墟「トップ・ウィズンズ」。そこが地理的モデルとなって、イギリス文学の名作、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』が生まれた。(写真中央、やや右。地平線上に、1本の木が生えているところ。)
なお、「嵐が丘(ワザリングハイツ)」のワザリングとは、荒野に吹きすさぶ風の猛威を表した言葉。言葉の響きが風の音にも似て聞こえるが、事実、この物語では、この地に似つかわしい迫害と激情と執念が吹きすさんでいた。
夏の終わり、「嵐が丘」を覆うヒースは
紫の花をつける。
ブルゴーニュ・ワインの市場がある、ボーヌ。
同じくブルゴーニュ伝統のモザイク模様の屋根は、目にも鮮やかだ。
オテル・デュー(Hotel Deau)、つまり「神の館」。
不治の病に侵され、医者に見離された者は、ここで最期の時を過ごした。
現代に続く、ホスピス(終末期医療)の先駆け…。
ここでは病棟となっていた大部屋や、調剤室などが展示・開放されている。ここに収容されたのは、ほとんどが貧しい者たち。個室はなく、大きなホールをぐるりと取り囲むようにして、キングサイズの赤い天蓋付きベッドが並んでいた。その大きなベッド1つに、患者が数名。同じベッドに横たわっていた仲間が亡くなるのを横目に見ながら、明日は我が身と覚悟していたのだろうか…。
色とりどりのカボチャをくりぬく、子供たち。こんなに小さくても、しっかりお手伝いするんですね。
でもこんなにたくさんのカボチャをくりぬいて…、どうするんでしょう?
そんなに、食べられる?
トルコの少女 From VALVANE
今も伝統が息づく村、メツォボで会った美猫さんは、兄弟猫たちと駆けまわっていた。
ちょっとはにかんだ感じが、かわいい。
Kittens in the Sun Hans Silvester、Chronicle Books
Cats in Love Hans Silvester、Chronicle Books
とんだ看板猫もいたもんだ。商品の上に寝っころがって、グースカ。
観光客みんな、くすくす笑いながら通っていた。
でも人々の心を掴んだのは、確か。たいした看板猫だ。
The Complete Cats in the Sun Hans Silvester、Chronicle Books
Cats of the Greek Islands Hans Silvester、Thames & Hudson Ltd
どこをどう撮っても絵になる素晴らしさに、ガウディの偉大さを感じる。
ここだけで数時間はつぶしたが、まだまだ足りない。
それもそのはず。このサグラダ・ファミリア教会は、今なお建設中。
アントニ・ガウディの作品群 2005年、追加登録。世界遺産(文化遺産)
ステンドグラスも入っていない、未完のバラ窓。
しかし、既に完成された美しさを感じる。
アントニ・ガウディの作品群 2005年、追加登録。世界遺産(文化遺産)
ガウディが設計した、サグラダ・ファミリア教会は、彫刻でぎっしり埋まっている。
それらはすべて、聖書の場面を表している。
世界遺産にも指定されているサグラダ・ファミリア教会は、1882年の着工から100年以上経った今も未完。しかし3つある門のうち、1935年に完成した東の「生誕の門」に続き、西の「受難の門」も、ついに完成した。残る南正面の「栄光の門」を含む最終的な落成は、ガウディの没後100年となる2026年頃と見込まれているが、さて…。
アントニ・ガウディの作品群 2005年、追加登録。世界遺産(文化遺産)
「受難の門」完成、サグラダ・ファミリア教会 From VALVANE
世界遺産、ガウディの、サグラダ・ファミリア教会。
本当に大きくて…、入りきったと言えるのかどうか。。
復活祭前の、静かなひととき。
マコンでは、パリでお世話になった方からの紹介で、シャンブルドット(民宿)に泊まった。
夕食時、ワインの産地を言うことで、ご近所のワイナリーの方々が自慢の1本を持ち寄ってくれた。感激。
白川郷、蚕部屋の片隅で。
冬を忍び、春の芽吹き、夏の訪れを心待ちにする。
白川郷・五箇山の合掌造り集落 1995年、世界遺産(文化遺産)
民家移築―合掌造りに暮らす 瀧下 嘉弘、講談社インターナショナル
静寂の中に、人の息遣いを宿す――。
白川郷・五箇山の合掌造り集落 1995年、世界遺産(文化遺産)
文化的景観を評価する―世界遺産富山県五箇山合掌造り集落の事例 垣内 恵美子、水曜社
民家移築―合掌造りに暮らす 瀧下 嘉弘、講談社インターナショナル
春を待ち、今は静かに眠る。
白川郷・五箇山の合掌造り集落 1995年、世界遺産(文化遺産)
世界遺産検定が誕生 From VALVANE
世界遺産 日本編3 (白神山地/白川郷・五箇山の合掌造り集落) アニプレックス
民家移築―合掌造りに暮らす 瀧下 嘉弘、講談社インターナショナル
シシングハースト・キャッスル
それは、世界で最も名を知られた庭の1つ…
現存するエリザベス朝の屋敷の一部として、中央の見晴らしの良い塔、
ロマンティックな雰囲気の、小さな囲まれた空間、
そして、見事なデザインと四季を通じた色彩で知られる、ホワイトガーデン…
シシングハースト・キャッスルの庭は、それらと共に発展した。
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