・ Asian Memories
・ ヨーロッパ好きの旅写真
・ 愉快なフランス人たち!
・ はてるまが行く!
・ ***Aller Retour***
・ ウナムのまなざし
・ 石の上にも30年
・アイルランド回想編
・ 旅と写真と星が好き
&PHOTO-YARD
・ SKYWARDS OVER WORKS
・ YORIKO'S PHOTO EYE
・ リサタビ列車
・ のりものLibrary
・ 地球散歩
・ 写真でイスラーム
・ Toshiki's Room
いつもの日曜礼拝、…と結婚式。
この子たちも式を手伝ったのだろうか…?
音楽隊がやって来た方角にあるものは、村の広場。
その横の高台に続く階段で、記念の1枚が撮られようとしていた。
晴れの日の集合写真。
写し取ったこの一瞬が、色褪せ、自然に帰るその時まで、
ずっと続きますように…。
晴れの日のメインストリート。
いつもの牧羊杖に替えて楽器を手に、老人たちは練り歩く。
暑い夏も木陰で涼めるのは、村の人たちが樹を大切にしてきたから。
ここは村一番の、憩いの場にして社交の場。
人が集まるところに広場ができ、
人が集えば、広場は更に賑わいをみせる。
ギリシャ北西部、アテネから425km離れた山中にあるメツォボ。ピンドス山脈の中腹にあるこの村の標高は、1300mにもなり、ギリシャで最も標高の高いところにある村である。外国人にはメジャーでないが、ギリシャ人にとっては、ここはスキーのメッカ。よって宿泊代は、冬の方が高くなる。
幹線道路(標高1700m、車が通れる道路としてはギリシャ最高地点)からメツォボの村に入ってくると、道の両側に土産物屋とタヴェルナ、そしてホテルが立ち並んでいる。しかし村人のための店は、小さなスーパーマーケットが1軒に、本屋兼文房具屋兼雑貨屋が1軒、チーズ屋が1軒、靴屋が1軒、…それくらいである。そんな過疎の村だが、村の中心にある広場には常に人が集まり、活気を感じることが出来る。