2025年のNISA積立て方針について、ある決断を行いました。
以前のエントリーの通り、なるべく早くNISA限度額(1,800万円/人)を埋めるべく、2024年は満額の30万円/月(積立て枠10万円+成長投資枠20万円)×夫婦2人=60万円/月を積立ててきました(↑画像)。
(過去エントリー↓)
「UI Matters!(使いやすいUIこそ正義!) 楽天証券でクレカ積立10万円の設定完了。」
「2024年開始の新NISAに対する個人方針を考える」
この原資は主に口座に残っていたキャッシュ(現金)と、特定口座で所有しているETF(2559)からの売却金でしたが、さすがにこのペースで積立てを継続していると、早くも玉切れ(キャッシュ不足)が見えてきました。
(過去エントリー↓)
「MXS全世界株式(2559)の貸株設定をしてみる」
すでにアーリーリタイアした身ですから、このような積立て額をカバーするバリスタFIRE収入(パートまたは業務委託)がある訳でもありません。
(過去エントリー↓)
「4月から“週1日だけ働くバリスタFIRE”民に戻ります。」
加えて、2025年度は国民年金の前納(2年分)を予定しており、これが夫婦で約80万円、さらに車の買い替えで約150万円の出費を見込みます。
(過去エントリー↓)
「国民年金の『2年前納制度』を初めて利用してみる」
「車の所有についてもう一度考えてみる(マイカーvsカーシェアリング比較)」
ちなみにiDeCo(個人型確定拠出年金)の方は既に最低拠出額の5,000円/月に減額済みです。
(過去エントリー↓)
「新NISAなんていらなかったんや!老後2千万円問題はiDeCoさえやっておけば解決!」
上記のような事情から、総合的に考えて2025年からNISA積立て額のテーパリング(※)を開始することにしました。
※テーパリング:中央銀行が超金融緩和状態から抜け出す過程で採用する出口戦略の一つで、量的緩和策による資産買い入れ額を徐々に減らしていくこと。「量的緩和策縮小」とも呼ばれます。英語表記「tapering」の日本語読みで、英語の「taper」は「先が細くなる」「徐々に減らしていく」という意味です。
(引用↓)
「金融・証券用語解説 [テーパリング]」 ~大和証券株式会社~ より
具体的には以下の通りです。
〇2024年(テーパリング前):60万円/月(積立て枠10万/成長投資枠20万×2人)、720万円/年
〇2025年(テーパリング後):40万円/月(積立て枠10万/成長投資枠10万×2人)、480万円/年
このように積立て額のテーパリングを行うことで、資産形成は早くも終盤期へ、今後は使う(減らす)フェーズへ移行していきます。
まぁ毎度言ってますが、これ(使うフェーズへの移行)が一番難しいのですけどね。。。来年度こそ使うマインドを鍛えるべく、精進していきます!
(過去エントリー↓)
「『人生100年時代』は訪れそうにないので、やっぱりお金は使い切ろう!」
「「DIE WITH ZERO」は良書だがFIREした人には不要かもしれない」
(おわり)
投資関連では久々に読んでみたいと思った本、正月休みにでも読みたいと思います(画像は楽天リンク↓)。
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