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すべてが変わった日

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本作品は、ケビン・コスナー観たさで選んで観た作品です。ダイアン・レインと良い夫婦を演じています。今や好好爺を演じているケビン・コスナーですが、かつてはカッコ良い男でした。今もその名残はあります!

1960年代のアメリカ北西部。マーガレット(演者:ダイアン・レイン)は元保安官の夫ジョージ(演者:ケビン・コスナー)、一人息子のジェームズとその妻ローナ(演者:ケイリー・カーター)、そして生まれたばかりの孫息子ジミーと、平穏な生活を送っていましたが、ある日、ジェームズが落馬事故で亡くなります。

その後、ローナはすぐに再婚しましたが、新しい夫ドニー(演者:ウィル・ブリテン)は短気ですぐ暴力を振るう男でした。「大切な孫をこんな男に任せておけない。何としてでも取り返さねば」と思ったマーガレットはジョージを連れてウィーボーイ家に向かいましたが、一家の女家長ブランチ(演者:レスリー・マンヴィル)はそんな2人を鼻で笑い飛ばします。ですが、ローナとジミーが想像以上に過酷な環境に置かれていることを知ったマーガレットとジョージは、ローナを説得して、ジミーを連れてウィーボーイ家から逃げ出すことを決心させます。
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ところが、それを察知したウィーボーイ家はマーガレットとジョージに暴行を働いただけでなく、銃で正当防衛の反撃をしようとしたジョージの右手の指を斧で切り落とす暴挙に出ます。さらに、ウィーボーイ家に支配されている地元の警察は、孫を連れ去ろうとしたジョージ側に非があると見なし、ジョージとマーガレットを街から追い出します。
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一旦はジョージを連れて家に帰ろうとしたマーガレットでしたが、ジョージの具合が芳しくないことから、旅の途中で出会った先住民の青年ピーター(演者:ブーブー・スチュワート)の小屋に寄って、そこでジョージを休ませることにします。ピーターと親子のような関係になったマーガレットは、孫息子の住むウィーボーイ家からそう遠く離れていない、この地に住むことを考えます。そんなマーガレットの姿にジョージは意を決し、単身でウィーボーイ家に乗り込んでローナとジミーを救い出そうとします。火事の混乱の中、ローナとジミーは何とか脱出できましたが、ジョージはウィーボーイ家の男たちを辛うじて倒したものの大怪我を負います。そこにマーガレットとピーターが駆けつけますが、怒り狂ったブランチに狙われ、マーガレットをかばったジョージが撃たれてしまいます。ブランチは再度マーガレットを撃とうとしますが、マーガレットに撃ち殺されます。ジョージはマーガレットに見守られながら息絶えます。ジョージの遺体を残したまま、ウィーボーイ家の屋敷は焼け落ちます。

こうしてマーガレットは、手助けをしてくれたピーターに別れを告げ、ローナとジミーを連れて家に帰ると言う内容です。

ハッピーエンドとはなりませんでしたが、マーガレットが娘と孫を取り返せたのはせめてモノ結末だったかと思います。本作品は、復讐劇と言うモノだと思いますが、そんなに重たい感じはせず、老夫婦を演じた二人の演技が賞賛されるべきモノだと思います。

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評価点   84点
お薦め度  85点


2020年  113分  アメリカ製作

 
 
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