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映画を観て、思った事や感じた事を綴って行きます。※ネタバレありです。

ブラックアウト:記憶の彼方に

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この作品は、何となく逃亡者のように、追われまくってその間に銃撃戦や何やら有って楽しめるかと思い、観ることにしました。こう言うシチュエーションは好きなので、良く分からないまま観てしまいました。主演は、ワイルドないで立ちで記憶をなくした状態で、メキシコの病院で目覚めた男。自らが麻薬カルテルに追われる身であることを知り、一刻も早く真実を突き止めようと決死の戦いを繰り広げます。爽やかイケメンのジョシュ・デュアメル主演です。ですが、今作は珍しく髭面ワイルドイケメンとなっています。で、内容はというと…。

色んな映画で、擦りに擦られ、擦られまくった記憶喪失プロット。しかも、本編の9割が病院内ってことで、ワンシュチュエーションムービーとなっています。それで、また、格闘シーンもワンテンポ遅めでキレを感じることはできませんでした。肝心の最後の方もあんまよう分からない始末でした。
しかも、観る前からキャストで誰が黒幕かわかってしまう系です!こうなってくると、いくらジョシュがイケメンだと言っても、その「武器」だけでは太刀打ちできないですね。
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なんとも残念な仕上がりです。ですが、ジョシュ推しの人へのみお勧めします。
僕自身はと言うと、アビー・コーニッシュの安定した演技が好きです。観てて飽きないと言うか、安心して観てていい演技をする先入観めいたものが有るので、そう言う感想になります。
Netflix 配信もので、しかも2022年製作と言うので、過去の作品の情報にはお目にかかれず、この作品を観て、皆さんどう思われているのかは、皆目見当つかず。ですが、そんなにストーリーが難解とか言うことは無いのだけは確かなようです。
僕は、よっぽど内容が無さげなのであれば、その作品を評価する云々ではなく、娯楽作品で観た場合どうかと言う見方をします。
娯楽作品に内容まで求めたらダメだと言う気持ちが僕には有って、例えばシュワルツェネッガーの作品は、彼が主人公で敵をワンサカ倒していくだけのものですが、僕はそれで十分満足しています。シュワルツェネッガーが出演していて、周りが引くくらいのパワーを発揮してくれたらそれで十分なのです。そこにストーリー性は必要ないと思っています。ただ、例外的に、ターミネーター2は、ストーリーが伴っていたので、かなり凄い良い作品になっています。
それでも、本作品の主人公、ジョシュ・デュアメルももう既に50歳なのですね。トランスフォーマーシリーズに出ているだけでそんなに多くの作品には出ていません。こう言う日の目を見ない役者さんは日本より沢山いるのでしょうね。26歳で、建築会社に勤めていて、モデルに抜擢された後から俳優業に入って、エミー賞を取ったとか。身長が、何と193センチ!驚くべき長身です。
それでも、過去の例えば、マイケル・J・フォックスのような超売れっ子が出ないんですもんね。難しい世の中です。



評価点   78点
お薦め度  78点


2022年  91分  アメリカ製作

 
 
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