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しかしこれまでの新宿東口アルタ前からのデモ出発が、直前になってアルタ前でのイベントを理由に公安委員会から許可されず、出発地点を近くの柏木公園に移されることになった。仲間たちは午後一時半からアルタ前で宣伝活動を行い、公安委員会の不当なデモ出発地点変更措置に抗議した。宣伝活動の中では、与那国島出身で沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの大仲さんが、自衛隊の与那国配備計画を厳しく批判した。
柏木公園に移動した仲間たちは午後三時まで、ライブやパフォーマンスを行った後、巨大な横断幕などを掲げて人通りの多い新宿の繁華街の細い小道を一時間半にわたって縦横に歩き、宣伝効果抜群のデモンストレーションとなった。デモ参加者は百五十人以上。
デモ解散地点のアルタ前広場では、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックや「いらない!APEC」神奈川の会の仲間たちからのアピールを受け、最後にもう一度東京都公安委員会への抗議文を読み上げた。
十月十五日、九月十二日の選挙で辺野古基地建設反対派が圧勝した名護市議会は、「辺野古新基地建設」に抗議し、日米合意の撤回を求める決議を採択した。名護市議会として「辺野古新基地建設反対」決議が上がったのは、一九九七年十二月の住民投票で「辺野古への基地建設反対」が勝利した直後に当時の比嘉市長が基地の受け入れを声明し、辞任してから初めてのことだ。
十一月二十八日の県知事選で伊波洋一さんの当選を勝ち取るために、「ヤマト」の地からも支援のうねりを作り出そう。(K)
10.13成田空港30万回発着合意糾弾!人権・環境破壊をやめろ!
10月13日、4者協議会(成田空港周辺9市町、千葉県、国土交通省、成田国際空港会社)は、空港の年間発着枠30回に拡大する合意を、三里塚農民をはじめ多くの住民が轟音・環境破壊・生活破壊が予想されるため強く反対、不安を表明していたにもかかわらず強引に決めてしまった。
森田健作知事は「今後も騒音対策などに取り組むことを確認した上で、地域とともに(空港が)発展することを願って合意した」などと述べているが、30万回発着を前提にした騒音対策は欺瞞だ。成田空港と経済発展のために「我慢しろ」ということだ。4者協議会のでっち上げ合意を許さない。30万回発着を中止せよ!東峰上空飛行をやめろ!(Y)
▲4.11現地行動
●12.5三里塚・東峰現地行動の呼びかけ●
成田空港30万回発着を中止せよ!
航空機騒音拡大・環境破壊を許さない!東峰住民の追い出しをやめろ!
一坪共有地・団結小屋強奪裁判の勝利を!
成田国際空港株式会社は昨年10月、平行(B)滑走路の2500m化を完成させ、供用を開始した。平行滑走路でもジャンボ機の使用が可能となり、年間発着回数は20万回から22万回に増加した。これにより東峰、天神峰地区はこれまでにも増して騒音、排気ガスが激しくなり、住民の生活は苛酷な状況下に置かれることになった。空港会社は、さらに年間30万回にまで発着数を増やすことを目論んでいる。かかる農民追い出し攻撃を断じて許してはならない。
羽田空港では新滑走路の完成により、10月31日以降、国際定期便が就航し、フランス、カナダ、アメリカ、中国をはじめアジア諸国など16地点を結ぶ国際定期便の路線が開設され、海外の航空会社16社(全日空、日航との共同運行が多い)が就航する。これで羽田は国際ハブ空港への道を大きく踏み出すことになった。
成田空港会社はこのことに危機感を募らせ、何としてでも年間30万回を実現しようとしている。平行滑走路の発着回数を増やすためには「く」の字型に曲がった誘導路を直線化する必要がある。さらに新たな誘導路も設置しようとしている。そこで支障となっている団結街道(市道)を成田市と図って廃道にし、封鎖してしまった(6月28日)。また団結街道に沿った反対派農民が耕作している農地や天神峰現闘本部を撤去するために裁判に訴え、司法権力を使って奪取しようとしている。
一坪共有地強奪策動粉砕!
空港会社は昨年7月、一坪共有地6ヶ所(木の根1、横堀現闘本部を含む4、東峰1・共有者約70名)に対して金銭での売却を迫る裁判を起こした。シンポ・円卓会議の結果、事業認定を取り下げ強制代執行という手段を取れなくなった空港会社は裁判により土地を強奪しようとしているのだ。また、8月には共有運動の拠点となっている横堀の団結小屋(反対同盟大地共有委員会(2)連絡先)に対しても、小屋の撤去と土地の明け渡しを求める訴訟を土地の地権者を原告に立てて起こさせた(被告は建物の所有者となっている反対同盟)。
空港会社は、横堀の横風滑走路予定地域については誘導路やエプロンの整備をするという計画を国交省に提出している。横風予定地は木の根ペンション・一坪共有地、横堀鉄塔、団結小屋という反対拠点の存在により滑走路として使用することは一切不可能である。そこで点在する一坪共有地を取り上げてできる施設を建設しようとしているのだ。
一坪共有地裁判は「反対同盟・大地共有委員会(2)」をはじめとして個人(横堀、 東峰の2カ所・2名)がそれぞれの立場と思いで空港会社を相手にして闘われている。
裁判闘争を闘い抜き空港会社の一坪共有地強奪策動を粉砕しよう。
空港会社の暴挙を阻止しよう
発着年間30万回に向けて空港周辺市町村では合意にむけての策動が進行している。
国土交通省、千葉県知事、空港周辺自治体首長、空港会社による「4者協議」を10月13日に開催し、最終決定の合意を強引に取りつけようとしている。成田市や芝山町では容認を決定したが、騒音直下の住民からは1・5倍に増える発着の不安や対策への不満が強く、芝山町では住民への説明会がいまだに続いており、成田市でも地域住民の組織は最終判断を出していない。
このように最も影響を受ける住民の意志を無視して30万回への増便が進められているのだ。
利潤のみをひたすら追い求め、用地内農民追い出しや周辺住民に被害を押し付けながら空港機能拡大を目論む空港会社を断じて許すことはできない。
三里塚・用地内農民と連帯して闘おう! 空港の軍事使用を許すな! 12.5東峰現地行動に結集しよう!(2010.10)
●日時 12月5日(日)
●集会/午後1時30分、東峰共同出荷場 デモは開拓道路のコース
(京成東成田駅地上午後12:40~12:50に迎えの車が待機)
●主催 三里塚空港に反対する連絡会
〒289-1601 千葉県山武郡芝山町香山新田131-4 電話&FA
X0479-78-0039
●集会場への行き方 京成線上野発(特急)~成田駅乗り換え東成田駅への時刻表/
上野発11:23 成田駅12:30着 12:35発の芝山千代田駅行に乗り換え 東成田駅12:40
着/京成東成田駅地上に12:40~12:50に迎えの車が待機しています。