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    恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-

    集英社ノベル
    12 /29 2012
    恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-

    タイトル恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-
    出版社集英社
    著者上遠野浩平(代表作:「ブギーポップは笑わない」)
    原作・イラスト荒木飛呂彦(代表作:「ジョジョの奇妙な冒険」)
    ジャンルSFアドベンチャー
    全1巻。

    内容:ジョルノ・ジョバァーナがボスを倒し、パッショーネを掌握してから半年。
    ボスへの離反を拒否してブチャラティチームから離脱したパンナコッタ・フーゴはかつて同じチームで、今や組織の副長であるグイード・ミスタにジュゼッペ・メアッツァまで呼び出される。かつてブチャラティチームを裏切ったフーゴに対して、改めて組織への忠誠を証明させる為である。

    ミスタはジョルノが推し進めている裏社会の清浄化の一環として、旧組織の負の遺産である麻薬チームを始末するようにフーゴに命じ、自身が連れてきたスタンド使いシーラEと共に任務を遂行するように命じる。
    完遂できなければ死という状況下で、フーゴの新たな任務が始まった。

    感想:「荒木飛呂彦の影響を受けている」とインタビューでも語った上遠野浩平が手がけたジョジョ。題材は第5部「黄金の風」。途中離脱したフーゴのその後を描いた作品です。
    相変わらず、凶悪なスタンドである「パープル・ヘイズ」なんですが、それに劣らないスタンド使いが敵として登場します。その名もマッシモ・ヴォルペ。詳しくは書きませんが彼のスタンド能力“マニック・デプレッション
    ”は人を“不健康”にするというもの。
    実は彼、作中でも語られていますが第4部に登場したあの料理人の兄弟です。兄弟で真逆の能力に目覚めるなんて、因果的でステキだと思います。
    だけど、今回一番気に入ったスタンド能力は、シーラEのスタンド能力“ヴードゥー・チャイルド”です。陰湿な嫌がらせ効果が高すぎて、絶対に敵に回したくありません。彼女と結婚したら、カカア天下間違いなし。

    上遠野浩平がしっかりとしたジョジョ愛を持っているため、第5部の出来事がしっかりと作品に反映されており、とにかく面白かったのと、ミスタとフーゴ以外にも第5部に登場した懐かしい奴らが何名か登場するため、読み終わった後、無性に「黄金の風」が読み返したくなる作品でした。
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    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 黎の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
    趣味と株式投資に時間を取られ更新滞っていたため、掲載内容を投資録+レビューに変更しました。

    株式投資は長期投資(1年~5年保有)を主軸としていますが、短中期をやらないという訳でもないです。
    投資判断はファンダメンタルズ分析をメインにしてますがテクニカルもある程度は気にします。

    レビューはコアな内容でも気にせず趣味に走って掲載する方針です。