2016年4月14日から16日にかけて、熊本地方にて震度7・震度6強の地震が続けて発生しました。そして4月20日現在、今もなお余震は続いています。
しかしながら、徐々に支援物資基づき始めライフラインも回復し始めました。もちろん支援が行き届いていない地域もあります。また、今後は復旧・復興に向けて、さらにその先の未来に向けて、私たちは進んでいくことになります。
その中で、私たち一人ひとりには何ができるのか、どうあるべきなのか、そしてどんな未来を創るのかを考え、行動につなげるための対話(ワークショップ)の場を設けました。このワークショップの関連資料をすべて公開いたします。同様の場を創る方々に少しでもお役に立てれば幸いです。
なぜ対話か、この部分に触れておきたいと思います。災害時は多くの問題が一斉に発生します。個人の多様な想いも交錯し、ただでさえ複雑な社会が、本当に複雑になってしまいます。しかし、だれも答えをもっていません。過去の事例は参考になっても、問題を解決するまでには至りません。ではどうするか。私たちは答えを創る必要があるのです。そして答えを創るためには、より多くの知恵が必要です。知恵をつなぎ、答えを創り、行動につなげ、私たちが心から願う未来を創るために、熊本地震からの復興とその先の未来を創るために、対話が必要なのです。
今回のワークショップでは北九州のコワーキングスペース秘密基地に25名が集まり、30分延長して2時間30分をかけて行いました。熊本に実際に支援に行ったNPOとテレビ電話で中継をつないだり、実際に支援にいった参加者からのコメントをいただいたりしながら、対話を深め、お互いの知恵を共有していきました。
言葉にしてしまえば抽象的かもしれません。しかし、想いを共有することには揺るぎない“強さ”があります。それぞれができることを真剣に考える、そしてつながり、行動に移していく。小さな力かもしれませんが、つないでいけば大きな力になる。少なくともこの日、秘密基地に集まった方々とは、その可能性を共有し、チームとして実践に移していける確信を得ることができました。「まちはチームだ」その言葉を深く実感することができました。
このような対話の場はどこでも作れます。そしてどこからでも、誰にでも、熊本地震の復旧・復興、さらにはその先の未来に貢献する“何か”ができます。だからこそ、今回ワークショップで使用した資料、並びに成果をここに公開いたします。熊本地震の支援に向き合い、活動する皆様への一助になれることを願い、プロのファシリテーターとしてできる貢献を全身全霊でやっていきます。
最後に、この場を作るために惜しむことなく協力してくれたコワーキングスペース秘密基地、一般社団法人まちはチームだの皆様、熊本の支援活動にあたってたくさんの情報提供と具体的な活動を行っていただいた門司港コミュニティの皆様、熊本市や八代市から情報をくださった現地の皆様、専門的な知識を提供してくださったProject72をはじめとする専門家の皆様、私にファシリテーターとしての慈愛と勇気をくれたU理論のコミュニティの皆様、そして行政や民間・地域などの立場を超えて応援してくださいました皆様に心より御礼も仕上げます。
熊本のために、九州のために、日本のために、これからも何卒、皆様の力をお貸しください。
※いずれもドロップボックスより公開しております。
○プレゼンテーション資料
○成果まとめ
○配布資料
○準備用資料
フィールド・フロー 株式会社 代表取締役
一般社団法人 OSTi 副代表理事
一般社団法人 まちはチームだ 副代表理事
一般社団法人 Project72 理事
コワーキングスペース秘密基地 エバンジェリスト
渋谷 健