イヤホンのプラグを交換しました
- 2021/09/27
- 20:54
この記事は、広告を含む場合があります。
2021-9-27(月)
イヤホンのプラグ側の修理をしました。
イヤホンの故障で多いのがコードの断線で、プラグ付近と耳側での断線が圧倒的に多いです。
以前、イヤホンの耳側の修理の記事を書きましたが、今回はプラグ側の修理です。今回のほうが作業は簡単ですが、交換用プラグを買うコストがかかります。(50円〜)
まず、使う材料と道具です。
- 交換用プラグ
- ハンダセット
これだけですね。
ここで、プラグ選びですが、イヤホンによって必要なプラグが変わります。
上からモノラル用、ステレオ用、マイク付きステレオ用です。それぞれ、端子の極数が2極、3極、4極となっています。
修理するイヤホンと同じ極数のプラグを買います。
極数の少ないプラグを使うと、片方しか音がでなくなったり、マイクが使えなくなったりします。
逆に極数が多い場合、端子間を短絡 (ショート) してやれば使えはします。
私、気にしないで買いましたが、たまたま4極でした。(セーフ)
テスターでチェックすると、プラグと端子はこのように対応していることがわかりました。このプラグの場合はですね。
残念ながら、端子の割り当てはイヤホンによって異なります。間違うと使えないので、途中で確認します。(それも後ほど)
ハンダセットです。イヤホンは身につけるものなので、安全な鉛フリーハンダを使います。
準備ができましたので、いざ修理です!
このイヤホンは、プラグ付近が断線していて、左耳の音声が途切れます。
プラグは樹脂でモールドされており、再利用はできないのでチョッキンします。
これもテスターでチェックしてみると、青が右耳のようです。(本来、音響機器には、右は赤という原則があるそうです。"Right is Red !" です)
右が切れて、左が聴こえなくなったのが謎ですが、先に進みます。
この段階で、カバーや熱収縮チューブを通しておきます。
フラックス (やに) をつけてから、端子にハンダを乗せておきます。
イヤホンには、“リッツ線” というコーティングされた電線が使われています。コーティングは電気を通しませんので、剥がす必要があります。
これは、火であぶる方法がはやいと思います。
上で書いたとおり、端子の割り当てはイヤホンによってちがうので、確認が必要です。そのため、まだ仮付けにします。
確認には、ユーチューブなどを使います。“左右確認” などでググれば、ステレオの動画が出てきます。
- チェック項目
- 左も右も音が出るか
- 左右の音があっているか
- マイクやリモコンが機能するか
間違いがなければ、本付けです。ほつれた電線やハンダで端子間を短絡しないように注意しましょう。
イヤホンの修理サービスというのもあるそうですが、料金は5,000円とかなんですね。
自分で直すなら、交換プラグ代の50円ですみます(笑)
ちなみに、今回、使ったハンダごては340円、鉛フリーハンダは290円です。
ハンダができると、イヤホンだけでなく、いろいろと修理できるようになります。
閲覧ありがとうございました。
- 関連記事
-
-
小樽を散歩(1) 2023/06/11
-
観葉植物シェフレラ(カポック)の花が咲きました 2018/05/12
-
梅,桜,スモモが同時に満開 2018/05/09
-


