小室哲哉容疑者逮捕、悪質手口明るみに
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20081105-426216.html ああああ、ついにやっちゃったあああ、って感じですわ。 TM時代に彼の音楽のトリコになり、 青春時代は彼の音楽とともにあったといっても過言ではない 自分にとって、なんかもういろいろと残念なニュースです。 まあ、確かに「最近のテツは金がないみたいだね」とか 「いつまでGET WILDで食ってくつもりだよ」と ネタにはしていたけど、それも「まさかここまで落ちないだろう」 という予定調和の上の話。 お縄になっちゃったら、笑えんわなあ。 音楽に生き、音楽のために日々を費やした彼の行きつく先は塀の中。 なんともやりきれない話だ。 あえて言えば、彼の音楽的な業績のひとつは 「誰にでも歌える歌を大量生産したこと」 だろう。 正直な話、TKのプロデュースした女性ボーカリストは その大半がカラオケの上手なお姉ちゃんレベルのものだった気がする。 そりゃアムロみたいな大物も何人かはいたけど、 そういう一部の大当たり組の影に隠れた無数の 一発屋たちは、本当に普通に毛の生えた程度の人たちだった。 そんなお姉ちゃんたちが歌うラブソングは、 カラオケで非常に重宝されるのだ。 MISIAや平原綾香みたいな超絶スキルを要求されない、 かといってYUKIや椎名林檎みたいな強烈なキャラもない、 そんな良くも悪くも無味無臭のJ-POPは カラオケでは非常にありがたい賑やかしとして機能していたのだ。 彼の基本スタンスは10年前からほぼ変わっていない。 相変わらず企画CDやアニメソングを通じて、 カラオケ向けソングをボチボチリリースしていたけれども、 悲しいかな時代はカラオケ・ブームを過去のものにしていたのだ。 多様化する音楽文化、CD売上の低迷も合わせて 90年代的な売り方が通用しなくなった2000年以降、 彼にとって苦境の時代が訪れたということだろう。 だが、もう一つ。 彼は、世界の最先端の音を 日本に輸入し続けたという業績も忘れてはいけない。 TM Network時代は、ニューウェーブをいち早く日本に導入し、 洋楽的なセンスを歌謡曲にもたらした。 その後も、HipHop、ハウスといった、新しいサウンドを取り入れた彼は、 レイヴサウンドをTRFで日本に広め、 ブラックなR&Bを安室奈美恵を通じてヒットさせ、 H jungle with Tでは超マイナージャンルであった ジャングルを日本に輸入し大ヒットさせた。 (ちなみに「WOW WAR TONIGHT」は 世界で最も売れたジャングルCDとして専門誌で評価されている) その後も、トランスを取り入れたり、 芸能人の企画CDに参加したりもしたが、 どうもここ10年のTKは表向きパッとしなかったのは事実だ。 だが、その一方で2000年以降、 彼がリリースした楽曲はより研ぎ澄まされ、 先鋭化していたのも事実だ。 だが、悲しいかな。 日本の音楽シーンは「いい曲」ではなく 「売れる曲」が求められていたのだ。 自分の追求したい音楽をただひたすら追求し、 最先端の音を貪欲に取り入れ続けた彼は間違いなく 一流の「職人」だったといえる。 ただ、職人が経営が下手だというのは いつの時代もよく聞く話で、 彼は音楽に対して純粋すぎたのだろう。 彼ほどの実力があれば、いくらでも「売れる曲」はリリースできたろう。 しかし、そうではなくひたすらマニアックに突き進み、 日本のヒット・チャートに背を向けて 「いい曲」を作ることに邁進した2000年以降の彼の姿は 痛々しく、泥臭く、そして格好よかった。 彼がこの10年間どういう心持で生活していたのかは、 まだ俺にはわからない。 これからの捜査でだんだん明らかになっていくだろうし、 強かなTKのこと。 晴れて自由の身となった暁には エッセイなり番組なりで、これをネタに 芸能界に復帰するだろう。 一ファンとして、応援したいし ちゃんと反省してきて欲しいと思う…。 実はこの件でほくそ笑んでいるのが 木根尚人だったりしてね。 「ほら仏罰が当たったのだ!」とか。 いやシャレにならんね。 V2「背徳の瞳」 YOSHIKIとTKのユニット。 歌がヘタwww
|
||
|
池袋の私書箱の紹介です 激安!池袋の私書箱新規オープンです【 2008/11/05 15:27 】
|
| ホーム |
|