女子たちが避難する中、八重は男装して新政府軍に立ち向かうことに決める。
しかし劣勢に立たされる会津軍・・・。 西郷頼母の妻子は新政府軍に対する抵抗の意を示して自害。 男装した八重は男どもの反対を押し切って戦線に立つことを決意。 これって史実だったんですかね。 さすがは自らの得意な技術だけではある。 一進一退の攻防といったところか。 ここで1話の伏線が実ったわけね・・・。 僕もこういう話の構想を考えたかったり。 敗走した松平容保はなんとか会津城に入るものの・・・。 君臣妻子の壮絶な最期を聞くとき、彼らはどう思ったか。 そして白虎隊も史実通り、敵の手にかかることを嫌って自刃。 弾を残して自害する時の思いは・・・。 そして獄中生活の末病気にかかった覚馬は・・・。 この時は会津戦争を知らないから、ある意味、幸せだったのかもしれない。 尚之助と八重は協力して戦い、ついに夜襲の参加もしようとする。 (若さゆえの血気ですなあ) 女子にとって長い髪を切ることは、出家と同じ行動だからねえ。 そこまでして忠を貫く。 |
銀魂の第436訓は、こんなタイトルになっている。
『新しく始まる戦隊モノは、最初はこんなの認めねェみたいになっているが 最終回の頃には離れたくなくなっている』 漫画本編とは全然関係ないタイトルだが、まあ一理を得ているんだろうなあ。 戦隊だけでなく、仮面ライダーやプリキュアもらしいが、おそらくはウルトラマンもそうなんだろう。 しかし今シーズンの戦隊は『獣電戦隊キョウリュウジャー』ということだが、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』や『爆竜戦隊アバレンジャー』とモチーフかぶってないか? 戦隊ヒーローって本格的にネタ切れなんじゃないかと思う。 戦隊ヒーローの特色といえば、お約束の勧善懲悪のストーリーの他にもう一つ、『チームワーク』がある。 (実際に『戦隊ヒーローのようなチームワーク』を売りにしている店もあるとか。) ともあれ僕は『鳥人戦隊ジェットマン』の世代だけど、あんまりチームワークの良いところを見てない、というか覚えていないのである。 せいぜい射撃の際に呼吸を合わせるか、メカをそれぞれ動かして合体ロボを完成させるとか。 実際初期はかなり悪かったらしいけど。 (余談。鳥山明は子供と一緒にジェットマンを見て、ドラゴンボールに登場するギニュー特戦隊を思いついたんだって。) さて、先に話したタイトルの答えを言っちゃうと、 僕は断然仮面ライダー派。 等身大の孤高の人物に惹かれる性質らしい。 (そういえば、ライダーはチームワークはよくないのが多く、むしろ考え方の違いから争うことが多いようだけど) 変身時の掛け声が(一部を除いて)『変身!』とシンプルなのもツボにはまっていたというか。 (ウルトラマンは言わないね・・・。) 実際に平成ライダーは初期の大人向けのライダーの頃、正確に言うと『響鬼』の終盤まで見ていた。 『仮面ライダーカブト』はライダーのデザインはかっこいいんだけど、映像が綺麗でないのと(フィルム撮影の影響もあるか)、台詞回しに臭いのが多過ぎるのとでドロップした記憶がある。 ただ、カブトに登場する『俺様タイプ』のヒーローは当時としては斬新だったらしく、それを演じた水嶋ヒロと山本裕典はかなり出世した様子。 まあ実際、ライダー出演者で大出世した人って多いけどね。 佐藤健もそうだし、綾野剛も。要潤・オダギリジョーもそうだし。 なにげに皆々長寿番組化してるけど、この先どんなのが出るんでしょう。 今回のおまけ 鳥人戦隊ジェットマン 新番組予告 |
二本松藩が壊滅し、奥羽列藩同盟が崩壊に近づく中、会津藩とその人たちは来るべき決戦に備えていた。
一方で八重は三郎の位牌に手を合わせながら、薩長との決戦をどうするか考えていた。 確かに八重の言うとおり、銃火器の飛び交う今の戦では薙刀は無力だよなあ。 その気力はいいんだけどねえ。 八重は銃を製作して操作できる知識と技術があるからね。 男装した中で戦うことの伏線だろうけど、自分の得意技を生かした戦いというのはいいよね。 新政府軍の会津藩到着が間近な中で、佐川官兵衛や山川大蔵など、次々と別の人たちが到着していく。 こういう緊急事態の時にはいろいろな人物が目に留まるわな。 一方、双方の血が無駄に流れることを恐れる西郷吉之助。 ダーティーに描かれる西郷だけど、人を見る目は確かだったわけね。 吉川晃司が、『徳のある点を見せないと』と言ってたけど、そこを見せたわけね。 覚馬も結局戊辰戦争を生き延びるわけだけど、史実でも薩摩藩に一目置かれていたんだろうね。 いよいよ会津に新政府軍が侵入し、権八と尚之助も登城の命令が下る。 尚之助は多分ブレーンとして働くんだろうけど・・・。 斎藤一は土方歳三とたもとを分かち、会津軍と共に戦うことに・・・。 合理主義者の土方なら勝ち目のない戦を避けたかったんだろうけど。 斎藤はよほど愚直な会津に惚れたんだろうな。 そして白虎隊にも出陣が下り、照は奥の仕事に力を入れるように進言する。 容保は本当は白虎隊を出陣させたくなかったのは事実だったろう。 容保が実際に白虎隊に直々に激励したのかはわからないが。 皆で結束を新たにする山本家。 使用人たちにもお金を渡して決意を新たにするが、それに水を差すかのような雨。 白虎隊も指揮官のいない中で、士気を高めようとするけど のちの悲劇を知っているだけに、切なすぎる。 しかも銃は旧式の先込め式・・・。 会津はいよいよ戦場になろうとしていたけれど、いよいよ八重が男装して、鉄砲を武装して戦いに挑むわけね。 これが冒頭シーンの伏線が実った形か。 |
いよいよ二本松城が陥落し、会津に官軍が迫っていると。
その中に、八重が鉄砲術を教えた子供も犠牲者に含まれていた。 流石に官軍も子供まで殺せなかったみたいだけど、刃向ってきたから思わず殺してしまう。 八重もきっと辛かっただろうな。 それにしても最近ずいぶんと出番が増えた八重。 前半のクライマックスが近い分、活躍させなきゃいけなかったのかね。 負傷者の介護をしながら、弟の敵がどれだけ強いかを学んでいたんだろうけど・・・。 相手も最新式のスナイドル銃を準備し、着々と進軍を進めていたと。 銃火器の優劣が物を言う中で、必死に鉄砲を撃つ練習をする八重。 いよいよ出番が来たようだね。 一方、獄吏に邪魔されながらも、なんとか意見書を完成させた覚馬。 声も枯れ果て、その苦労がよくわかる。 白河場を落とされた西郷頼母は、和平のために降伏を求める・・・。 条件は家老の首を差し出すという形らしいが・・・。 容保の首を求めている人間にはとても無理な気がする。 結局、頼母は白河の総督を解かれるという状況に・・・。 続いて秋田藩の新政府軍への屈服。 これでさらに戦況は不利になるという状況に・・・。 戦いは勝ちっぷりと負けっぷりが大事だと言っていたけど、非常に大きな犠牲を伴った戦いはそれが良いといえるものなのだろうか。 あるいは春嶽の言うとおり、『はじめからやり方が歪んでいた』のか。 |
再びるろ剣のマイブームが盛り上がって買ってきた、『るろうに剣心公式コミックアンソロジー』
ブックオフで500円。安かったですよ。 (ちなみにけいおんとSchool Daysの公式ガイドブックもありました。いつか買おうかな。)
いやあ、笑ったり感銘を受けたり、いろいろでしたね。 『to loveるダークネス』の矢吹健太朗先生のイラストもあり。 すっごい綺麗なイラスト・・・。 基本的にアクション系統の話はなく、平和な日常の中で剣心たちがいろいろと活躍する・・・という話が多いんですけど、ホント色々。 柴田亜美さんの4コマはホントシュール。 ・・・さすが『南国少年パプワくん』の作者だけはある。 確かに見方を変えればそういうふうにもなるがね。 笑ったのは宮下未紀の『よくわかる経済事情』 お前らいつの時代の人間だと思った。 考えてみれば大の大人が2人もいて双方働いていないというおかしな状況だからなあ。 作者は『パチンコをする剣心』をかきたかったそうだけど、それじゃあまんま銀さんになっちゃうから・・・。 ハートフルだったのは、すずはら篠さんの『花は桜木 男は㋚』 左之助が花屋(似合わないなあ・・・。)を目指すというストーリーだけど。 銀魂のような人情話でした。 この調子で平時では働いてればいいのに。 空知英秋(『銀魂』の作者)が描く剣心・・・というのも見たかったけどなあ。 尾田栄一郎や武井宏之の描いた剣心というのはあるらしいけど・・・・。 そして最後は、和月先生の元アシスタントである鈴木信也氏の現場エッセイ。 漫画家ってそれだけ大変な仕事なんだなあとしみじみ思う。 なかなか密度は濃かったけど、やっぱり空知英秋の描く剣心が見れなかったのは残念。 和月伸宏はジャンプ漫画家の中で一番好きなんで、これからも期待しています。 |
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