蛤御門の戦いから1月後。
ようやく復興の目星が立ってきたけど、覚馬は複雑な思いだったろう。 会津に戻らないかもしれないという彼の言葉に、八重や尚之助はどう感じたか。 長州にさらに追い打ちをかけようとする幕府。 その中で長州が外国に敗れるという事件が起こる。 それが尊王攘夷から尊王開国となり、やがて倒幕の糸口となるわけね。 そんな折、年下の教育と鉄砲の開発に力を入れる八重。 今一つ主人公という感じがしないなあ。 でもそれでも悩むあたり、今は下積み時代というのかねえ。 そして尚之助のプロポーズに複雑な思いを放つ。 でも鉄砲の開発で苦楽を共にした人間として、尚之助も一緒になりたかったんだろうね。 勝海舟と西郷隆盛、意外な形での対面。 共和制について話し合う。 考えてみると当時の幕府の要人は、幕臣の勝海舟でさえさじを投げたほどの愚物揃いだったという話だから、海舟の言に西郷が感服してもおかしくなかったであろう。 それを会津の前で語る西郷。 そして和平を長州と結ぶ。 ともあれ長州でも、保守派の椋梨棟太らが実権を握っていたから、和平が結びやすかったのであろう。 そこを高杉晋作がクーデターを起こし、再び長州と幕府は対立するのだが・・・。 さて、京の街が復興してきて安堵する覚馬たち。 八重が結婚すると聞いて騒ぎだす覚馬だが、失明の伏線が・・・。(白内障だったらしい。) |
攘夷浪士や新撰組が駆け抜ける中、佐久間象山は攘夷ができないことを朝廷に訴えるつもり。
覚馬は象山の身の危機を訴えるが、それ以上に国の行く末を見守れと象山。 やはり器が違うらしい。 さて、不穏な動きが京ではひしめく中。八重は鉄砲の改良に務める。 でもそれが災いして縁談がなかなか来ないと。 やはりハンサムウーマンの片割れは見せていたわけね。 ハンサムウーマンというよりは化学者と言う感じと。 ところでこの頃の銃って、既に元込め式が開発されていたのかね。 元治元年、池田屋事件の狼煙も燃えたった。 会津が動かぬうちに単身池田屋に切り込む新選組。 会津が優柔不断だったのか、新選組の血の気が多かったのか、とにかく会津についていた覚馬は新選組を責める。 これにより、維新が遅れたとも早まったとも言われているが、会津がにくまれたのは確か。 禁門の変でそれが顕著になるわけだけど・・・。 動揺する家老達。 混乱が高まる中でついに長州が動くようで。 今回は会津中心に動いているから、池田屋事件も会津中心に見ているわけか。 秋月が公用方から外れ、さらに火種がくすぶるようになる。 その中で鉄砲を改良しながらも、平穏に暮らす八重。 それが会津戦争で壊れるのだから悲しい。 新島襄も今回初登場。 密航は重罪だから、相当勇気のあることだったんだろうが。 |
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