鳩山内閣の支持率が急落し、20パーセント台、危険水域か。
こんな時に普天間問題は結局現行案というのもまずかろう。 (やっぱ、大阪がよかったんじゃ・・。挙句福島氏は罷免ですか。) 事業仕分けのほうはそこそこ成果を出しているみたいだけど。 宝くじに競輪か・・。 これを機に、様々な新党が出来ているあたりは、細川内閣発足前後を思い出す。しかし『たちあがれ日本』てのはねえ。 一方、舛添氏も自民党を離れ、改革クラブに入って『新党改革』を組織か。 kojitakenさんに言わせると『野合』なんだそうだけど。 (詳しいことはこちらへ) ともあれ、仲間を集めようとしているのに集められない舛添氏に同情できなくもない。 東国原氏、橋下氏との連携もうまくいかなかったらしいし。 まあ、自分だけが目立つのでは周りがついていきにくいからな。 加えて舛添氏の場合、口が悪いから敵ができやすい。 『敵を作るな』 『汗は自分でかきましょう、手柄は人にあげましょう』 この言葉を地で行かないと仲間は増やせない。 (これは横粂氏に関しても、同じことが言える気がする。) 民主政権にも他の党にも失望してしまった人は「国民の利益を考えている政治家を・・。」と思っているみたい。 でもちょっと聞きたい。 「『国民の利益』た何ぞや」と。 考えてみれば、人の価値観なんてそれぞれだし、 (市場原理主義がいいと言う人もいれば、社会民主主義がいいという人もいる) しかも人間には自分の利益を正義と信じやすい性質がある。 周りを無視して自分の意見ばかり通そうとすれば、確実に敵を多く作ると思う。 多数決制である以上、数は力だから、あんま敵を作っていいことはない。 だから周りとある程度妥協したりして、味方を多く作ることが必要なわけさ。 (金丸流『民主主義の基礎は妥協』の要はここにあると考えている。今の共産党に欠けているのはこれ) もっとも、人間は理想よりも利益と恐怖で動く性質があるから、より多くの集団をまとめるには、鞭と飴の使い分けが効果的なんだけど。 国民の利益云々いうまえに、まず『自分にとって幸せとはなんぞや?』と考えるほうがいいと思う。 僕も今まで「自分はここで何をやっているのか?」と思い悩むことのほうが多かったけど。 まとまりがない書き込みになっちゃったけど、最後はこの言葉で締めようかな。 『我々が恐れなければならないのは、恐れることそのものである。漠然として理屈に合わぬ恐怖感をこそ、恐れなければならない。』(F.ルーズベルト) 『やるだけのことはやって、後のことは心の中でそっと心配しておれば良いではないか。どうせなるようにしかならないよ。』(勝海舟) P.S.僕は今度の参院選、小選挙区では民主、比例では社民にしようかと思っています。 小選挙区だとどうしても自民か民主が勝つからなあ。まだまだこちらの地方では地縁血縁で自民が強いと思うし。 今回のおまけ 列島改造 田中角栄の挑戦と挫折1of6 |