昨今、海外展開で成功する日本の小説が増えており、
イギリスでは翻訳された海外小説の販売数において、
その4分の1が日本の小説が占めるまでになっています。
その人気はカナダでも変わらないようで、
翻訳元の投稿者さんは1枚の写真と共に、
「地元」にあるような小さな書店でも、
日本の小説の特設コーナーが設置されていると報告。
そのお店の特設コーナーのポップでは、
「日本で愛され、今ではカナダでも愛されている作品」
という宣伝文句が使われています。
また、こちらは翻訳元ではないのですが、
米国最大の書店チェーンとして知られる、
「バーンズ・アンド・ノーブル」の公式SNSは、
「当店で最も人気のある特設コーナーの1つが、
日本文学の素晴らしく豊かな世界です」という、
ノースカロライナの支店の投稿をリポストするなど、
こちらからも日本の作品の人気ぶりが窺えます。
まずアジアで、そして欧米でも人気となった日本の小説。
コメント欄には、それぞれの地元の書店でも、
日本の特設コーナーが設けられている事を伝える声など、
海外から様々な反応が寄せられていました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。
英紙「なぜ日本文学がブームなのか?」 イギリスで売れた翻訳小説の4分の1が日本の作品に
翻訳元
■■(シェアページからも)
■ 私の地元のお店にも日本セレクションがある!
ちなみにラングリーという町ね。
カナダ■ 素敵すぎる❤️
私はあの中なら8作品読んでます。
スウェーデン■ 日本の小説コーナーがある本屋は、
私にとっては天国そのもの。
+10 アメリカ■ 「旅猫リポート」(有川浩)は名作だ!
アメリカ■ イギリスのウォーターストーンズでも、
同じように日本コーナーを設けてる❤️
イギリス■ すべての書店のモデルと言えるかも。
今の時代、日本の小説は売れるんだ。
+5 アメリカ■ あのコーナーにある本、全部欲しい。
デザインが可愛すぎる。
+5 オースラリア■ 凄い、日本の小説は猫、猫、猫😻🥰✍🏻
メキシコ■ 写真を見たここのコミュニティの人たちは、
読むべき本を書き留めたに違いない。
+42 「日本の概念に救われた!」 国際語となった『積ん読』の驚くべき効能に外国人が歓喜■ 日本の猫に関する本がなぜこんなに沢山あるのか、
私も前からずっと不思議に思ってた。
+4 ■ こういう特設コーナーがあると、
本屋さんをブラブラしたくなるよね!❤️
+2 ■ 村上春樹の作品はないんだ?
せっかくの日本コーナーなのに。
+4 カナダ ■ 日常生活を描いた作品オンリーとか?
人気作家なのに置かれてないって話だと、
(東野)圭吾の作品もないし。
+2 マレーシア ■ 以前チェーンの本屋で働いてたけど、
村上作品は万引き防止の為に裏に保管されて、
「村上作品をご希望の方はお申し出ください」
っていう張り紙をしてる事が多かった。
だから陳列されていないのかも?
+2 カナダ ■ 村上春樹の大人気ぶりが伝わるようで、
ある意味では凄い話だけども。
+3 ■ 日本の小説の表紙って可愛いのが多い印象。
アメリカ「日本らしさ全開だ!」 世界的ベストセラー小説の日本語版カバーに絶賛の声 ■ あのコーナーには猫が登場する本が12冊あるし、
日本のアニメのキャラクターたちのデザインは、
猫を模してるケースもあるらしい。
■ 「コンビニ人間」は本当に名作だった!
+4 ■ 日本の小説の勢いが凄いな!
+2 アメリカ ■ 実際に日本の作品って面白いの?
イタリア ■ 「コンビニ人間」、「旅猫リポート」、「鴨川食堂」、
「和菓子のアン」、「乳と卵」がおすすめ。
そろそろ読んだ記憶が薄れてきたから、
読み直してみようかな。
アメリカ ■ 「コンビニ人間」はファンタスティック。
私が勤めてる学校の生徒たちは、
その小説について勉強してる。
■ どうして日本の小説って、
あんなに猫関連の物が多いんだろう?😍
アメリカ「古代の天皇に共感するとは…」 日本の天皇が記した猫日記が可愛過ぎると話題に ■ 「なぜなら日本だから」
としか言いようがないかも。
プエルトリコ■ オンタリオ州バーリントンの書店でも、
日本の小説の特設コーナーをよく設けてる。
カナダ■ 「満月珈琲店の星詠み」は読んでよかった!
イギリス■ 「旅猫リポ-ト」は感動的だったよ👌
素晴らしいキャストたちによって、
映画化もされてる小説なんだ。
イギリス■ 私のオハイオの地元のお店にも、
日本の小説を推す特設コーナーがあるよ!
私も大好きなんだよね。
アメリカ■ 今「コーヒーが冷めないうちに」を読んでる。
1000パーセントおすすめ。
イギリス■ 写真に写っている本のうちの4冊を、
翻訳できたことを嬉しく光栄に思います。
英語じゃなくポルトガル語ですが。
+28 ポルトガル「天才的な発想だw」 とある日本人の英訳センスが素晴らし過ぎると話題に ■ えーーーっ、凄い。
私は写真にある小説の何冊かを、
フランス語と英語で読んだ事があるの。
「旅猫リポート」が好きです。
翻訳、お疲れ様でした。
+2 アメリカ■ 日本の小説をセレクションすると、
猫文学セレクションになっちゃうのか。
■ 日本の小説は名作揃いだよね!😍
アメリカ■ 日本の小説は猫と食べ物に関するテーマが沢山あって、
そもそもとして私の趣味にかなり合ってる。
画像の中にもいくつか知ってるのがあるけど、
いつか絶対手に入れたい!
ニューヨーク
「どうして日本の小説には猫が多く登場するんだろう」
という疑問が散見されました。
日本一有名な小説の1つの主人公も、名もなき猫ですね。
ペットとして身近なので当然猫と犬は多いだろうとして、
猫の場合、神秘的なイメージが小説にしやすいほか、
犬とは違い昔から基本的に家の中で飼われ、
日常のシーンに登場させやすかったことや、
特に平成以降の時代においては、犬とは違い、
「野良」が街中に沢山いる事も大きい気がします。
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