戸隠古道での神社巡り、歩き疲れました。
ココ、中社で打ち止めに。予定通りです。熊にも会わずに完歩出来ました。
一番大きな神社、中社の周りには、戸隠名物の蕎麦の店が沢山有ります。
たくさん有るだろうと事前に下調べして無くて、結構な行列の店とか多くて少し困りましたが、目についたコチラの店へ。
『叶屋』
創業は明治時代だそうです。
時間がちょうど良かった模様で、客はワタシだけ。(この後、徐々に満席までなりました!!)
高齢の夫婦二人でやっている店のようです。
天ぷらとかバージョン違いでメニューが品数が多い店では有りません。
おまけに、注文が入ってから蕎麦を打つんだそうで、入店したお客に、席に着く前に宣言します。
時間の余裕がないお客は帰っちゃたり。。
注文してからちょうど30分。目の前に注文品が到着。。
『大盛りざるそば 1,050円』
ワタシ、蕎麦は何も立派なコトを語る能力無いんですけれど、生まれてから一番美味しかった蕎麦です。
よく、テレビとか見てると香りが鼻を抜けて行きます~、、、とか見た事有るんですが、ソレに近いかも。
いっつものワタシなら天ざるとか行くとこなんですが、シンプルな蕎麦にしたので堪能出来たのかもです。
今後は粗食じゃなく、素食を心がけるのも必要ですね。。
さて。ビューーンと帰りましょう。長野駅に戻って来ました。
前回と同じような時間の消化の仕方ですが、ココで地酒を頂きます。
長野駅の駅ビル、仙台だとエスパル的な。の1階に有る『醗酵バー 醸(かもす)』
前回来た時も楽しんだ長野の地酒の利き酒セット。。
鶏肉の燻製の盛り合わせもオーダーしました。
地酒は3種類、選びます。
長野は、福島会津の方の酒に似た、ワタシの好きな酸味のタイプのが多い感じです。
まぁ、そん時は味わいましたけど、今となっては覚えて無くてイロイロ書けませんww
長野は味噌処でも有ります。味噌に和えた食べ物が多いんです。コレがナニだったか忘れたケドさ
長野は通算3回目?位の訪問でした。
毎回メインを変えて、善光寺を堪能したり、国宝松本城へも行きました。
地獄谷のおサルの温泉見たり、戸隠古道を自分の足で踏みしめたり。
イロイロ楽しめる、懐の深い長野。良いトコです。
毎回メインを変えて、善光寺を堪能したり、国宝松本城へも行きました。
地獄谷のおサルの温泉見たり、戸隠古道を自分の足で踏みしめたり。
イロイロ楽しめる、懐の深い長野。良いトコです。
さすがに今度ビューーーンする時は、長野じゃなくて良いですけどね
長野の2日目の朝。
まだ早い時間にホテルを引き払って、長野駅前へ。
今日はバス で遠出する計画なのです。
古道と神社と蕎麦で有名な戸隠へ。初めてです。
戸隠には神社が入口、中口、奥と3つ有るのですが、一番奥まで行って戻って来るつもりです。
長野駅からは1時間ほど走ります。
この日は外国人の客が多くて、バスが2台に増便してました。
今や日本の古くからの観光地は、日本人より外国人に人気な感じがします。
世間知らずなワタシ、特に山の名前などは知りませんが、バスから見えるアレはアルプスとかそーゆーのかなぁ。。
連続する山並みが美しいです。
バスに乗ること1時間。目指す一番奥の神社への参道入口に着きました。
ココからは徒歩でお参りすることになります。
霊山・戸隠山の麓にある戸隠神社。
先ほどはザックリと3つ神社があると言いましたが、正確には五社有るというのでした。
一番奥が「奥社」と「九頭竜神社」、中ごろに有るのが「中社」、もっと手前には「火之御子社」、そして「宝光社」。
戸隠神社は、奥社・中社・宝光社の三社からなっている。
平安時代から修験道が行われ、日本有数の霊地として知られていた。
平安時代から修験道が行われ、日本有数の霊地として知られていた。
今日は一番手前の「火之御子社」と「宝光社」は時間の都合でパスする予定です。
っていうかココからはずっと歩くので、全部巡るのはキツイ感じです。
っていうか、歩くってのにクマ出るよって言われてもなぁ・・・
奥社へ向かう参道。年代を感じさせる杉の大木の並木になっています。
並木は江戸時代に植えられたものだそうです。
参道入口の鳥居をくぐって少し行くと、赤い門が有りました。
一般的に神社に有るのは「随身門」ですが、ココは「随神門」だそうです。
いずれ「ずいしんもん」と読みます。
瓦屋根の上に植物が生えてしまっていて、まるでジブリの世界。。
ココからは邪悪なモノが入れない、神の領域ということですね。
杉並木の参道は、山に近づくにつれて、狭くて急な石段に変化します。
高い段差だと30㎝くらいあります。
ワタシは大丈夫ですが、足が不自由な人やお年寄りや小さい子供は厳しいです。
やはり旅は老人になってからでは無いようです。。
参道の入口から30分ほど。一番奥の神社が見えました。
『戸隠神社 奥社』
奥社の御祭神は「天手力雄命(あめのたちからおのみこと)」です。
天岩戸開き神話で、いろいろ有って岩戸の中に隠れてしまった天照大神を、無双の神力によって岩戸をこじ開けて外に連れ出した神様です。
開運や心願成就、スポーツ必勝の神として尊崇されています。
奥社も小さい神社ですが、その傍らにはもぅ1つ、これも小さな神社が有ります。
『戸隠神社 九頭龍社』
御祭神は「九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)」。
古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結びの神として尊崇されているそうです。
ワタシは歯は丈夫ですが、虫歯の神様に守られているのかもしれません。
「奥社」の御朱印。朱印で他の社と区別出来ます。
コチラは「九頭龍社」の御朱印。。書いてくれた人は奥社と一緒です。
奥社から参道を戻って、バスの登って来た道を下ることなんと50分。。
ようやく中社へ到着しました。
『戸隠神社 中社』
天照大神が天岩戸に隠れたときに、岩戸神楽(太々神楽)を創案し、岩戸を開くきっかけを作ったとされる神様だそうです。
知恵の神として知られ、学業成就や開運、厄除、家内安全などのご神徳があるとされています。
知恵の神様にはもぅ少し若い頃に参っていたら、御利益で賢くなれたかもなぁ
戸隠神社の中では大きくて堂々としたお社です。
中社の御朱印もありがたく頂くことが出来ました。。
今年もやはり秋が近づくと冒険したくなるみたぃで、(「夏は冒険の季節!」じゃねーのかYO!)
今年も行き先候補をこの4駅 にして、申し込みしてみました。(詳しい内容は昨年の記事を見てね)
申し込む行き先候補の組み合わせは、ある程度選べます。
ドコに当たってもココなら行ってみようという組み合わせを選ぶのって、ナカナカ難しいです。
ワタシの場合、最悪6,000ポイント程度で往復新幹線で仙台へ帰省出来るのならそれでも良いかなと、仙台が候補地に入った組み合わせを選びました。
『どこかにビューーン!』はJREポイントを6,000ポイント使って、指定された新幹線の往復が出来るのですが、今年は JRE Bank を開設して、要件を満たしたので2,000ポイント割引になりました。
数日中に、JR東日本から行き先決定のお知らせが。。。
2024年の『どこかにビューーン!』の旅は、、、、
長野駅に決定しました
何度か行ってる場所ですが、「JRに引かれて善光寺参り」も良いかと。。
ちなみに「牛に引かれて善光寺参り」とは、《信心のない老婆が、さらしていた布を角にかけて走っていく牛を追いかけ、ついに善光寺に至り、のち厚く信仰したという話から》思ってもいなかったことや他人の誘いによって、良い方に導かれることのたとえ。
さて。。
行き先は決まったし、行き帰りの新幹線も決まったので宿泊場所だな、とネットでホテルを検索すると・・・
うぁ。。。こりゃぁヤバぃ。 ホテル、高っ!
土日だし、人気の観光地だしなぁ。。
ポイントでお得に行ける分が吹っ飛んじゃう感じじゃねーの。。
んでは、長野にビューーン!
長野駅に到着~。
結構近いです。上野から北陸新幹線で80分程度。
まずは善光寺へ参ります。
バスもたくさん走ってますが、ご利益が頂けるように徒歩で。。
善光寺の入り口を警護する『仁王門』
高村光雲らにより制作された仁王像が、両側から睨みを利かせています。
筋肉の盛り上がりなどの陰影が見事ですが、コレは彩色に寄るものでは無いような。
経年で味が出てる感じに見えます。
仁王門をくぐって境内に入りますと、仲見世。
日も傾いて来てる時間帯ですが、すごぃ人です。こりゃぁホテルも一杯になるワケだわ。
仲見世やら宿坊を過ぎると、本堂へ上がる前の門がもう一つ。
山門(三門)
国の重要文化財。寛延三年(1750年)完成。
上層には仏間が有り、文殊菩薩像、四天王像、四国八十八カ所尊像などが安置されています。
有料チケット買うと登ることが出来ます。(前回は登りました)
いよいよ本堂へ。
無事にお参りを済ませ、御朱印を頂きに。。
御朱印所もすごぃ人だかり。
隣接するテントの中に行列しています。
無事に立派な御朱印を直書きで頂けました
帰りに立ち寄った宿坊の前には、以前来た時に絵葉書を買った狢(むじな)地蔵が居るんです。。
信州善光寺永代宿坊 白蓮坊の籔内佐斗司作「むじな地蔵」。
作者は平城遷都1300年祭記念マスコットキャラクター『せんとくん』をデザインした方だそうです。
『善光寺にお参りをして灯籠を寄進すれば、きっと自分も望み通り生まれ変われるに違いないと信じ、そのムジナは、人の姿に化けて信州信濃の善光寺にやって来たのです。』 というむじな。。
ハナシが長くなりましたが、ウチの猫に似てるので好きなのです
善光寺からの帰り道、物産館で長野名物を覗きました。
おやき、いろんな種類が有るんです。
いちばんポピュラーな野沢菜のおやき。
肉まんの皮が厚くなったのに刻んだ野沢菜漬けが入った感じ(笑)
夜は高いホテルに泊まったので、質素に渋く晩酌しようと
ホルモン屋のカウンターで一人飲みしたのですが、ナカナカ満たされなくてww
中華屋さんへ場所を変え、、、
紹興酒などを頂いて、、、
結局、豪勢な晩酌 になりました
前にも来た店だけど、何食べても美味しい店なんです
弘前のチャリンコ旅 も3回目の連載です。
あと1回くらいでやめようかと思ってはいますが、数時間の滞在の記録とは思えないボリュームですね(笑)
ワタシのブログですから、ラーメン食べないと始まりません
弘前のラーメン屋を検索してココ!という店をマークしてあります。
『中華そば マル金』
昔風の穏やかな中華そばが評判の店だといいます。
確かに店内も静かで品がよく、落ち着いた昭和な喫茶店といった感じ。
カウンターで待つこと3分!!驚異的なスピードで着丼です。厨房の中、静かなのに!ww
『中華そば 800円』
緩やかなチヂレの細麺。
スープも思った通り昭和を感じる穏やかな逸品。
ネット情報ですが無化調、鶏ガラ、昆布、煮干しなどだそうです。
こんな風な穏やかな中華そば、久しぶりに食べました。
昭和に寄せて作っていても、あざとさとかを感じちゃうこととかが多くて。。
危うく全部飲み干すトコでしたよ
次の店の予定もあるのに
次の店はココ。。なハズ。。アレ?
ラーメン屋が見つからなくて、スマホのMAPを見ながら何度も行ったり来たり。。。
んでも結局、このレンガ造りの建物の中に有りました。
『煮干結社 弘前店』
以前行った青森市でも、煮干しのラーメンが流行ってましたが、弘前にもニボラーが多いみたいで。
ネットでオススメされていました。
中をのぞくと、カウンターバーか喫茶店みたぃで秘密めいてました。。
こりゃぁ入りにくいわ(笑)
店へ一歩入ると、店員さんは元気だし、普通の食券自販機が有るし。
ワタシのいつものホームグラウンド(ラーメン屋なww)ですww
待つこと13分。一杯一杯、丁寧に作っています。
『煮干番長 980円』
パツンパツン系。腰の強いストレート麺。
さすが番長です。
鏡みたいに逆光を反射する煮干しスープ。ニボニボビィーム!!!
ニボシチュウドクはヤバぃっす。痛風になっからねww
ワタシも薬飲んでるので こん位にしとぃてやるよ!!
んまかったです。煮干結社
弘前市でのチャリンコ旅 、続いてやって来たのは『禅林街(ぜんりんがい)』。
全国でも珍しい禅宗(曹洞宗)の寺院33ヶ寺が集まる地域です。
ココもぜひ訪れてみたいと思った場所です。
禅林街の門の手前に有った『藤先寺』さんから立ち寄ってみました。
通り沿いにこんなスポットが。
誰でも立ち寄れる感じです。
仏教が身近な土地柄を感じました。
この真っ黒い門が禅林街の入り口みたいです。
変わった形の建物が有ります。。
禅林街の全景。
この杉並木の両側に、バァーっとお寺が立ち並んでいます。壮観です。
一番奥が津軽家の菩提寺「長勝寺」。
弘前城の南西、風水でいう裏鬼門の方角にある「禅林街」は、津軽家の菩提寺「長勝寺」を最奥に、津軽一円から集められた33もの曹洞宗寺院が整然と並ぶ寺院街。
同じ宗派によって造られた寺院街は全国的にも珍しく、「長勝寺構(ちょうしょうじがまえ)」として国の史跡に指定されています。
( 公益社団法人 弘前観光コンベンション協会)
チャリンコで周ったとはいえ、お寺さんをコレだけ周って写真撮ったりして、ヘトヘトにくたびれました。
禅林街の一番奥に有る『太平山 長勝寺』
国の重要文化財がたくさん有る、歴史あるお寺さん。
弘前藩の藩主を務めた津軽家の菩提寺として、禅林街33ケ寺の中でも特別な寺とされているそうです。
『三門』
山門じゃなくて、三門。
国の重要文化財。
1629(寛永6)年に津軽信枚が建立した、江戸時代初期から残る貴重な建築遺構。
仁王像は鮮やかに彩色してあります。
整備され過ぎていなくて、素朴なほっこりした風景です。
正面に見えるのが本堂。
こう見えて国の重要文化財が多くある立派なお寺。
鎌倉時代に寄進されたという梵鐘も国重要文化財。
本堂脇の庫裏(くり)。本堂と併せて国の重要文化財です。
庫裏とはお寺の台所や住職と家族の住まいです。
さすがに今は住んでる風ではありませんが、すすけた感じとかに、昔の生活の跡を感じます。
庫裏を通って本堂の方へ。。
本堂には釈迦如来像が祀られていました。
庫裏の向かいには小さなお堂が有ります。『蒼龍窟(そうりゅうくつ)』という建物。
『蒼龍窟』は、1765(明和2)年に長勝寺の護摩堂として建てられたものだそうです。
護摩堂とは、護摩を焚いて祈祷を行うお堂です。
『蒼龍窟』に中にはさらに『厨子堂』と呼ばれる建築型の厨子が安置されています。
厨子の中には三体の仏像が安置されています。
コチラは『三尊仏』と呼ばれているそうで、岩木山三所大権現の本地仏として祀られたものだそうです。
中央峰岩木山=阿弥陀如来、東峰巌鬼山=十一面観音(向かって右)、西峰鳥海山=薬師如来(向かって左)とのこと。。
この三尊仏の周りには、たくさんの羅漢(らかん)達が並んでいます。
逗子の左右に約100体の五百羅漢、さらに棚の上に十六羅漢が安置されているといいます。
少しずつ色が落ちた極彩色の像が、異世界の雰囲気を味わわせてくれます。