ソフトバンクiPhone5に緊急速報(ETWS)で広告やニュースが届いた件、悪いのは誰なのか  このエントリーをはてなブックマークに追加

地震の日、iPhoneに緊急地震速報のシステムで「緊急新婚速報」を送りつけるソフトバンク。ヤマダ電機より不謹慎
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-252.html

ソフトバンクがiPhoneに緊急速報でゲームの宣伝や普通のニュースを配信する迷惑行為 #softbank @masason @SBCare - Togetter
http://togetter.com/li/420413


当ブログやTogetterでまとめていた、ソフトバンクのiPhoneに緊急速報で広告やニュースが届くトラブルですが、この後共同通信が報道するなどようやく公式に明るみに出ました。
その後、ジャーナリスト石川氏がメルマガで、そしてケータイWatchが「何のデータが、ソフトバンクiPhone5に届いていたのか」の真相を報じました。

ソフトバンク「iPhone 5」緊急速報メール誤配信の原因 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20121211_578204.html


何と、届いていたのはauのニュース配信サービス「ニュースEX」のデータ。
これがLTEの標準仕様で配信されていたものがソフトバンク端末でも受信された、というのが真相です。


さて、この真相を受けて、早速いつものカス2人組が「au、KDDIが悪い」と言い出しました。
他にもauが悪いとする意見が見受けられます。
しかし、本当にKDDI側は悪いのでしょうか? その他に責任は?

私見ではありますが、なるだけフラットに考えてまとめてみたいと思います。
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と、前置きだけではわけがわからないので、なぜこんな事が起きたのかをまとめてみます。
間違ってたら指摘して下さい。


さて、auのニュース配信サービス「ニュースEX」。
「EZチャンネルプラス」や「EZニュースフラッシュ」といったサービスが発展していき、現在はニュースEXという形になっています。

このサービスのデータは、緊急速報を送っているのと同じ方式を使って配信されています。
昔やってたEZチャンネルプラスは、深夜の時間帯に動画を配信して朝オフラインでもじっくり見られるというサービスでしたね。
これと同じ事はソフトバンクと前身ボーダフォンがやっておりまして、俺がブログ記事で書いていた、ソフトバンクの「S!情報チャンネル」がそれ。

で、やってる事は同じだったりするんですが、auは元々3G回線でやっていたサービスをLTEでも開始。
LTEでは、その標準仕様であるETWSという仕組みで配信しています(3G回線はやはり3GPP2の標準仕様であるBCMCSで配信)。
ETWSは「Earthquake and Tsunami Warning System(地震津波警報システム)」の略で、従来の同報一斉送信の仕組みであるCBSやBCMCSの発展型で、災害発生の速報を従来より早く届けるための仕組みになっています。
当初、LTEでは緊急情報配信のための仕組みは検討されていなかったのを、ドコモが提案して採用されたものです。
あ、ETWS自体はLTEだけでなくGSM(2G)やW-CDMA(3G)でも利用出来る物で、ドコモの一部機種ではW-CDMA(FOMA)でのETWS配信に対応しています。

しかしこのETWS、対応している端末であればどの端末でも受信出来てしまいます。そう、他社の端末でも。
まあそういう仕様なので、別におかしい挙動ではありません。
という事で、ソフトバンクのiPhone5でauのニュースや広告のデータが緊急速報として受信出来てしまったのが今回の話。

あ、ETWSに関しては「第544回:ETWS とは - ケータイ Watch」を読んで下さい。
多分これが最もわかりやすい解説記事だと思います。


と、ここで気になるのが「じゃあauのiPhone5やLTE端末では、なぜ同じように緊急速報でニュースや広告を受信しないの?」という事。
これは、auでは緊急速報ではないデータには「これは緊急速報ではない」というデータを含めて送信し、端末側で分類・破棄するよう処理しているから。
auのAndroid LTE端末では、緊急速報ではなく「auニュースEX」としてサービスを利用する事が出来るのはこういう仕組み。
また、緊急地震速報と避難情報で着信音を別に出来るのもこういう仕組みによるものと思われます(iPhoneでも鳴り分けるのか?)。


で、auのiPhone5には緊急速報以外は破棄するような仕組みを組み込んでいるようです。
意外とau側の要望を飲んでいるアップルに驚きです。

また、元々2GHz帯(LTEのバンド1、iPhone5のLTE周波数帯と同じ)でLTE通信「Xi(クロッシィ)」を展開していたドコモでも、実は今年の夏頃に今回の事例と同じようにauの配信データを受信してしまう事例が発生していました(auがLTEの電波をテストで吹いていた?)。
これを受けて、ドコモauソフトバンクの3社で協議し、お互いに対策を施すという事で合意しました。※これ重要
で、ドコモではこれを受けて対策したのですが、ソフトバンクはこの12月になっても何の対策もしていませんでした。
というか対象はiPhone5しか無いわけで、アップルに要望を出していないのか、出したけど間に合っていないのかは知りません。
また、なぜauはiPhone5でフィルタリング出来て、ソフトバンクは出来ないのかも不明です。


という事で、ソフトバンクは軽く炎上してからようやくプレスリリースでの報告と、今後どうするかを公表しました。

緊急速報メール受信時の一部事象について | ソフトバンクモバイル
http://mb.softbank.jp/mb/news/contents/201212112012470000/


・・・いや、公表でも何でも無いよなぁ、これ。
しかも「なぜ対応すると3社で合意したのに、まだ対応してないのか」「なぜ来春なのか」とか、色々全くわからないわけですし。

さらに、そうこうしている内にauからも今回の事象についてプレスリリースが。

速報コンテンツの一部配信停止について
http://www.notice.kddi.com/news/mainte/content/syougai/au_02_00011371.html


結局、ETWSで配信していたのは「ニュース」「auヘッドライン」そして「auからのお知らせ」。
アプリ広告はこの「auからのお知らせ」と思われます。
で、ソフトバンクが対応完了するまでauからのお知らせのみ配信停止する、と発表しました。
広告についてはマズい、と思ったんでしょうね。はい、マズいです。

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というのが今回の事象のまとめです。
さて、これだけを読んで、どのような感想を持つでしょうか。
もっとわかりやすく言うと「悪いのは誰?」「問題はどこにある?」とした方がいいですかね。
でも、これだけの情報で結論を出せるほど簡単ではないと思いますので、もう少し掘り下げていきたいと思います。

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ポイントは2つ。
1つは、3社で対応を協議し、お互いに対策を施す事で合意しているのに、ドコモは対応してソフトバンクは対応していない事。
もう1つは、auがETWSでコンテンツを配信する事の是非。


まずはソフトバンクが対応しなかった事について。

まず、これは各社が2GHz帯(LTEバンド1)を使っている事で起こった事象であり、ソフトバンクで緊急速報メール対応でLTEバンド1を利用出来る端末はiPhone5のみです(第4世代iPadやiPad miniは緊急速報に対応していません)。
で、auとソフトバンクでは、iPhoneやiPadで利用出来るLTEは現状この2GHz帯のみです。
auはこの2GHz帯にもETWSで緊急速報やニュース・広告を流しているわけですが、auのiPhone5ではこのような問題は起こっていません。
つまりauの場合は端末側で処理出来ており、またドコモは既に対応済みという事で、問題は「ソフトバンクのiPhone5」のみという事になります。


さてiPhoneの場合はOSはアップル独自のものであり、アップルが対応しなければどうしようもありません。
なので、キャリアがアップルに要望を出して、採用してもらう必要があります。

で、これについては長らく「アップルはなかなか要望を飲まない」と言われていました。
しかし、auがiPhoneを扱うようになってから、これは違うという事がわかりました。
というのも、iOS5までは設定の中にある緊急地震速報のオンオフスイッチのそばに「機能をオンにすると電池の消耗が大きくなる事がある」と注意書きが入っていたのですが、ソフトバンクの緊急地震速報は確かに電池を消耗しますがauのそれは電池を消耗しません。

そこで、auはアップルにこの注意書きを消すよう要望。これがiOS6で通ったんです。
これにより、iOS6ではau版のみこの注意書きが消えました(ソフトバンク版では消えていない)。

その他にもWi-Fiスポット接続用のプロファイルをダウンロードする必要が無くなったりと、au側の要望は結構飲んでいるんですよね、アップル。
恐らく、iOS6のテザリングの仕様についてKDDIとアップルが共同開発した事が関係していると思われますが、KDDIとアップルの関係は良好のようです。
これが、ETWSでのメッセージの振り分けが可能だった事に繋がっているのだと思います。

さて、ここでソフトバンクです。
ソフトバンクは緊急速報の振り分けについてアップルに要望を出していたのでしょうか。
auは出来ていた、つまりOSで対策が出来ていた事を考えると、そのデータをキャリアがソフトバンクの場合にも適用すればいいだけです。
つまり、ソフトバンクはアップルに「ウチも緊急速報以外の時はメッセージを破棄するようにしてね」と要望を出していなかった可能性があります。
ただ、このトラブルが発覚したのが夏で、そこから協議して・・・という事を考えると、単に要望出したけど間に合わなかった可能性の方が高そうです。

という事で、恐らく「対応が完了する=現在ベータ版が出ているiOS6.1の正式リリース」となると予想出来ます。
これならソフトバンクが言う「来春に対応完了」というコメントにも合致します。まだ正式リリースは先だろうし。

で、それならそれで、ソフトバンクはユーザーに早々にアナウンスしなくてはいけないはずなのですが、それをしなかった理由がわからない。
しかもソフトバンクはiPhone5リリース当初からLTE接続時の緊急速報受信が不可能、つまりETWSが流せない状態だったわけで、それも含めアナウンスしなければならなかったと思うんですが(しかもそれが発覚したのは9月30日で、プレスリリースより報道の方が先)。

また、auにしてもソフトバンクの対応状況を確認しなければならなかったはず、というか予想は出来たんじゃないかと思うのですが。
このあたり、一体3社間でどういう協議がなされたのかが不明というか情報が足りないです。


次に、auがETWSを使ってコンテンツを流す事の是非。

まずETWSの仕様ですが、これは無線にゃんさんに説明を任せます。

ソフトバンクiPhone 5緊急速報メール誤配信の原因 | 無線にゃん
http://wnyan.jp/3554

KDDIがETWSを用途外利用している話の補足説明 | 無線にゃん
http://wnyan.jp/3570


まあ要するに、ETWSは「緊急速報や避難情報など以外の情報を流すための仕様になっていない」という事。
で、ここでの無線にゃんさんのポイントは「KDDIはコンテンツ流したいのなら、仕様策定の時点で災害速報や避難情報の他にコンテンツを振り分ける仕様になるよう、口を出す必要があった」という事です。
これは確かにその通りです。
ドコモは災害発生時の情報配信のための仕組みを提案していたわけで、コンテンツ配信をそこに含めたいのならそれに合わせた仕組みをKDDIは提案しなければならなかったわけです。


また「海外からの渡航者でETWS対応機持ってる人が、日本に来た時に広告やニュースが届いたら迷惑だろ!」という意見もあります。
これについては以下を。

緊急地震速報 | 無線にゃん
http://wnyan.jp/1447

さらに「ちなみに」な話をすると、この緊急地震速報、実は日本独自です。無線方式としては国際標準化されていますが、実質採用している のは日本だけ。なぜなら観測網配信網を含めここまでの超高速な警報システムが運用できている国は日本だけだからです。アメリカでは、これに近いシステムとしてPublic Warning Service(PWS)が動いていますが、これは秒単位の警報ではなく、せいぜい分単位、大抵は1時間単 位。巨大ハリケーン接近とか竜巻警報とか、そういう目的のもので、やはり日本レベルの秒単位の超高速警報とは一線を画するものです。


まあそもそもETWSというシステムは元々策定される予定が無かった、という経緯を考えても当然ですが、緊急地震速報のような高速速報は日本だけであり、ETWSを利用しているのは日本だけ、と考えて良いと思います。
CBSやBCMCSも経緯を考えると恐らくそうなんでしょうね。

またiPhoneは国やキャリアごとに機能制限されるため、日本以外では緊急地震速報のトグル自体出ないはずですし、Androidでも恐らく4.0以降はETWSでのメッセージ受信に対応してるはずですが(4.0で緊急地震速報に対応したとGoogleは表明している)、これもフラグをオンにしないと受信出来ないはずです。
なので、LTEの標準仕様だけど日本専用と言っていい。
・・・と思ってたんですが、どうも海外のSIMフリーLTE機でも受信している例があるようで。

HTC以外はわかりませんが、もしかしたら台湾メーカーであるHTCがわざわざ日本のために対応してくれた、という事なのかも知れませんし、Android4.0以上なら否が応でも対応してるのかも知れないですが、どちらにせよ事例はあるようです。
という事で、海外機でも受信する例がある以上、ETWSでコンテンツ配信しているauに非がありますね。

さらにさらに、auが発表した内容を見るに「auからのお知らせ」と称して広告も配信している。
ここまで来ると言い逃れも糞もありません。

・・・と言いたいところですが、これだけを読んで「じゃあKDDIが悪いじゃん」で終わってしまうのは早計と考えます。
というのも、このETWSですが、自然災害の多い日本のための仕組みというのであればKDDIやソフトバンク、イーアクセスなども巻き込んで内容を協議して策定するのが正解なはずです。
この速報システムがドコモのみの意見で策定されているのがそもそもおかしいのでは?と思います。
だって、CBSやBCMCSでコンテンツ配信サービスを展開していたauやソフトバンクの事情は勘案されてないわけですし。

ちなみに、実は東日本大震災時点で、地域の避難情報はドコモのみがサービス提供していました。エリアメールというやつですね。
まあ要するにドコモがETWSを策定して、LTEでもW-CDMAでもETWSを使用して、地域が避難情報を発信する仕組みを提供して・・・と一人突っ走っていたというのが実情なんですよね。
もちろんauも準備していたからこそ、震災から3ヶ月後の2011年6月から避難情報にも対応したんでしょうけど。
まあ先程言ったように、元々LTEでは緊急速報を配信する仕組みは無かったという事情を鑑みるに、仕方が無い部分はあるかもしれませんが、ドコモが先走ったと考えるのが自然かなぁと思っています。
LTEもXiとか言ってドコモが2年ほど先行していたわけですし。

という事で、(日本での)CBSやBCMCSの実態を考慮せずに策定したドコモ、というのが実際のところではないかと思うんですよね。
この流れで考えると、ニュースEXのデータをドコモ端末が受信して、3社が協議した上で各社が対策を講じるという結論に至った理由としてしっくり来るんですよね。

つまり、他社を差し置いて仕様を策定するなど先走ったドコモ。
ETWS(というかセル内同報送信システム)の仕様について口を出さなかったKDDI。

お互いに負い目がある状況。
これなら「auはETWSでの配信をやめる事」という結論に達しない理由になるかと思うんですよね。


で、ここまでソフトバンクの名前が出ていませんが、さてソフトバンクは何をしていたのかというと。


何もしていません。


いや、文字通り何もしていないんですよ。
というのも、当然ながらETWS策定は東日本大震災より前です。
さて、その頃ソフトバンクは、

緊急地震速報に対応していません。

正確には「対応はしているが、840Nという簡単ケータイの1機種のみが対応機種」で、それを根拠に緊急地震速報に対応したと言っていたに過ぎないです。
しかも独自実装のためか、他社の緊急地震速報と違い、電池を消耗する仕組みになっています。

さらに問題なのが、この840Nと同じチップセットを使った831Nは非対応、Snapdragonを搭載したAndroidスマートフォンも非対応。
で、震災後に慌ててこれらの機種を緊急地震速報に対応させました・・・が、これもX06HT(HTC Desire)を対応させると公表していたにもかかわらず、対応を中止したりと本当に酷いもんでした。

さて、こんな緊急地震速報を完全放置するような企業、ソフトバンク。
ドコモが策定しようとしていたETWSの仕様に口を出すと思いますか?
当然、そんなわけありません。
同じW-CDMA陣営で、延長線上にFD-LTEがあるにも関わらず、ソフトバンクは口を出さなかった。

要するに、ソフトバンクにも負い目がある。
それどころか緊急地震速報に事実上対応していないので口を出す資格すらこいつらにはありません。
しかもソフトバンクはLTE接続時の緊急速報に対応しておらず(=ETWSに非対応)、避難情報に対応したのも2012年2月です。
auに遅れる事8ヶ月、つまり震災まで何ら準備をしていなかったと見ていいと思います。

さらに言っておくと、もし東日本大震災が無ければ、3G回線での緊急地震速報対応もLTEでのETWS対応も無かった。
これは絶対に断言出来ます。


改めて各社の状況をまとめると、

ドコモ:他社を差し置いて仕様を策定するなど先走った
KDDI:ETWS(というかセル内同報送信システム)の仕様について口を出さなかった
ソフトバンク:緊急地震速報に対応していなかった、避難情報に対応していなかった、ETWSへの対応が遅れていた

ソフトバンクお前何してた?

ハッキリ言って、ソフトバンクにはこの問題について口を出す資格はありません。
なので、黙ってauの流すデータをフィルタリングするよう対応してろとしか言いようがありません。

また、これは当然ソフトバンクの災害に対する姿勢に対して批判をしていない奴にも当てはまります。
キリストの石投げエピソードじゃないけど、

ソフトバンクの災害に対する姿勢を批判していた者だけがKDDIに石を投げなさい。

いちろー(@softbank_ichiro)、まさとく(@masa_toku)、特にお前らだよボケ。
というか、ソフトバンクにとって緊急地震速報は地雷なんだから嬉々として踏みに行くなよ。アホだろお前ら。

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という事で、結論としてはETWSの仕様に口を出す事無くニュースやお知らせ、広告などの配信にETWSを使ったauが悪いのはもちろんの事、ドコモもそれなりに問題がある。
そしてソフトバンクに関しては口を出す権利すら無し、黙っとけ、という感じになります。

また、今後のETWSの扱いですが、3社協議での合意がある以上、とりあえずはソフトバンクiPhone5のフィルタリング対応が済んだら元のサヤに戻すしか無いでしょうね。
それがおかしいなら、3社(実質2社だろうが)で協議し直す事。何せ海外機でも受信する例があるわけですから。
そして、ETWSの仕様変更もしくは新しく緊急速報以外のメッセージングシステムを策定する。
これをしないと意味が無いと思っています。

というのも、やはりETWSは仕様上色々足りない部分があると思ってるんですよ。
特に地域・避難情報の配信についてはこの仕様では明らかに問題がありまして。
こういう例があります。

緊急速報メール 山形県です。雪下ろしに注意しましょうwwww - Togetter
http://togetter.com/li/421703


「雪下ろしで死傷者が出ているから注意しましょう」というメッセージを、緊急速報メールで配信した例。
あ、注釈入れておくと、この地域情報(ドコモで言うところのエリアメール)は、キャリアではなく自治体が発信しています。
確かに重要な情報ですが、これをマナーモードでも鳴るような仕組みで配信するのはやはりマズいと思います。
つまり、現在のETWSから拡張して、こういった緊急性の低いメッセージを送る事が出来るようにする必要は絶対にある。
ですので、やはり改めて各社間で協議して、必要であれば標準化に向けた動きを見せるべきだと俺は思います。
多分、無線にゃんさんもそう考えてるんじゃないかな。多分ね。

というのが結論です。
「auはETWSでの配信をやめろ」と言うのは簡単ですが、それって「原発は危険だから今すぐ廃炉」の論理と同じです。
それだと単に足止めするに過ぎない。先に進むための案を出しましょうよ。

おしまい。
クッソなげー!
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