医療保険の選び方
医療保険の選び方のポイントは以下の3つです。
終身医療保険か定期医療保険か
1回の入院の限度日数が何日か
通算の入院の限度日数は何日か
終身医療保険か定期医療保険か
基本的には一生涯保障が続く終身医療保険がベターだと思われます。
老後の医療費は預貯金で対応する場合、その間だけ保障する定期型を選ぶのも一つの選択です。
1回の入院の限度日数
各保険会社の商品によって違いがあります。
現在では短いもので30日型(60歳以降は90日)、長いもので1000日型がありますが、日数が長くなるにしたがって保険料も高くなります。
月の保険料と自分が心配している病気の入院日数が何日なのかを考えながら医療保険を選べば良いと思われます。
高齢になると一回の入院日数が長くなる傾向があるので、そのことも踏まえて医療保険を選びましょう。
通算の入院の限度日数
医療保険は限度日数の違いがあり、保険種類によって700日~1095日という違いがあります。
当然のことながら日数が長くなるほど保険料が高くなります。
考えなければならないのは長期の入院に対する医療費の自己負担額です。数日の入院費は日頃から準備さえしていれば充分対応できます。
一日当りの給付金額をいくらにするか
現在、一日当りの自己負担額の平均は12,927円だといわれています。この金額を基準に医療保険を選べばよいと思われます。
医療費を医療保険でフルカバーしたいと思えば1万円以上あったほうがよいでしょう。
ある程度の保障で、もし足りなければ残りは自己資金でカバーすると思えば、5千円から7千円くらいを基準に医療保険を選べばよいと思われます。
ただし、自ら希望をして個室で入院をしたり、大部屋に空きが無くやむなく個室で入院をしたりすると差額ベット代といって健康保健では補えない負担額がかかってきますので注意が必要です。