人生の大きなイベントのひとつに結婚があります。
ふたりで生活することになれば、マイホームをどうするか、子どもを持つのはいつ頃がいいか、また何人がいいかなどなど、考えるべきことがいろいろと増えてきます。
その中のひとつとして、保険も見直しすべきポイントのひとつです。
独身の頃に入った保険の保障だと、万が一のときに保障が足りなくなってしまうことも起こり得ます。
結婚した後で自分が亡くなった場合、当然、残されることになる家族のことを考えなければなりません。
自営業なのかサラリーマンなのか、または遺族が働いているかどうか、子どもがいるかどうか、貯金がどのくらいあるのかなどなど、いろいろな条件によって必要な保障内容も異なってきます。
保険見直しのポイントは、まず適切な必要保障額を知ることです。
たとえば、夫が亡くなった場合を考えてみます。
残された家族が生活していくために必要な金額から、個人の蓄えや配偶者の収入、さらに遺族年金や企業年金などを引きます。
それらを引いて残った金額が生命保険として必要な額となります。
保険料が安いからといって、いざ支払われる保障が足りていなければ後悔することにもなりかねません。
そのあたりもじっくりと見直す必要があります。
また、独身のときに入った保険は、死亡保障の受取人が親のままになっていることもあるので注意が必要です。
いざというときのために、必ず受取人の名義を配偶者に変更しておくことを忘れないようにしましょう。