個人年金保険とは、老後の生活資金準備のための生命保険の一種です。
例えば、
公的年金の支給開始年齢が引き上げられるため、退職から年金の支給開始までにかかる生活費を準備したい。
公的年金では生活費が足りない。不足分を準備したい。
といった資金準備ニーズがあります。
長寿化している日本において、老後の生活資金は「必ず準備しなければならないお金」ですから、準備は安全・確実な方法で行うのが基本です。
個人年金保険は、年金の受け取り期間によって下記のような種類に分けられます。
保証期間付終身年金
保証期間中は生死に関係なく年金が受け取れ、その後は被保険者が生存している限り終身にわたり年金が受け取れます。
保証期間中に被保険者が死亡した場合、残りの保証期間に対応する年金、または一時金が支払われます。
確定年金
生死に関係なく契約時に定めた一定期間、年金が受け取れます。
年金受取期間中に被保険者が死亡した場合、残りの期間に対応する年金、または一時金が支払われます。
保証期間付有期年金
保証期間中は生死に関係なく年金が受け取れ、その後は契約時に定めた年金受取期間中、被保険者が生存している限り年金が受け取れます。
保証期間中に被保険者が死亡した場合、残りの保証期間に対応する年金、または一時金が支払われます。
保証期間のないものもあります。
夫婦年金
夫婦いずれかが生存している限り年金が受け取れます。