マクロスF 第23話「トゥルー・ビギン」
マクロスFも残り2話となりました。
毎週、毎週楽しみにしていたアニメが終了してしまう、というのは淋しいもんです。
しかし、いっそ一年放映してくれ!という気持ちにはなりません。
マクロスFは、コンパクトに25話できっかりさっぱり潔く終了する。
その方が、アニメで一番大切な「クオリティ」を保てるではないですか。
とか何とか言いながら、「劇場版」とかは、一から作り直してくれるならOっK-☆なわたしです。
「劇場版」・・・やらんかなぁ・・・。
ほら、わたしは初代「超時空要塞マクロス」世代だからさ。
さて、「トゥルー・ビギン」
今回の記事は、わたしなりに、より「独断的」に、おのれの「欲望」に忠実に、キャラ偏愛で(1にランカ、2にランカ、3にシェリルさまさ・・・)、妄想大暴走でいってみたいと思っております。
長文になります。読みにくいです。
意見が対立するグレイスとランシェ。
自分の提唱するインプラントネットワーク理論とバジュラのゼロタイムフォールド通信を組み合わせれば、世界を変えられる、とグレイス。
その意見に反対したランシェ。
おのれがV型感染症に犯されていても、バジュラと言う種族を犠牲には出来ないと言ったランシェ。
ランシェがグレイスに反対したのは、何故か?
それにはランシェが2人の子の母だったことが関係する、とわたしは考えました。
まずはランシェは最低限、ぎりぎり、人間の命を救う以外のインプラントに反対だったのではないか?
インプラントですべてが繋がった、現在のグレイス状態を彼女は、「幸せ」とは考えなかったのではないか?
子どもの未来を考えたとき、人間はできうるかぎり人間のままでいて欲しいと彼女は願ったのではないか?
そして、2人の子どもたちの未来が、一つの種族を犠牲にして成り立つものであって欲しくなかったのではないか?
共存ができるものを、わざわざ敵に回し、犠牲にするようなことをしたくなかったのではないか?
グレイスとランシェの意見の対立は、科学のみを追求するものと、科学と母を両立するものとの意見の対立であり、相容れないものであったのではないか?
矛盾点を含め、すべて推測です。
おっとグレイスとランシェの意見の対立がランカの夢であったことを忘れていました。
幼いランカの傍らにいた男の子と、ブレラの声が重なる。
フロンティアに残ったアルトは中尉に昇進し、部下もついたようです。
アルトのくせに部下を持つとは生意気なっ
その部下に「シェリルと付き合っているのはマジっすか?」なんて聞かれています。
ほほう・・・。2人の仲はうわさになるまで・・・。
アルトはバルキリー乗りのジンクスを持ち出しますが・・・。
バルキリー乗りのジンクス:作戦中に女のことで人をからかうといきなり撃墜。柿崎のことは、ジンクスとしてマクロス世界では人の記憶に残っているのですな。
そんなアルトをシェリルさまが
「アルト~」とお迎えです。
「ひゅーひゅーだよう」(古!)などと言いたくなる2人の様子。
アルト、シェリルさまのために手料理を振る舞います。
指を切ったシェリルさまが、怪我をアルトに触られまいとするところ。
なんか辛いな、と思いつつも、先週はやはりチューどまりであったか、と思う次第です。
アルト、料理上手いです!
「こういうの、ずっと夢だったの」
「やだ、おいしい!アルトのくせに生意気!」
「帰っちゃだめよ。ずっと側にいなさい」シェリルさまの様子を
「急にはしゃいだり、甘えたりらしくないぜ」
などとアルトは言いますが・・・。
早乙女アルト・・・こいつはほんとにもう・・・なんでこいつばかりモテるのか
ブレラとともにバジュラ本星にたどり着いたランカ。
自分のわがままにつきあってくれてありがとう、と言うランカに
「お前の歌を聴いたとき、俺の中に何かがあふれた」
というブレラ。
ランカは何故、あの曲「アイモ」を知っているのか?とブレラに問います。
ブレラはあの曲を唯一の記憶だと答えます。
あの曲が唯一の記憶なのはランカも同じ。
バジュラの防衛部隊が気がついて襲ってきました。
ランカは「大丈夫」と「アイモ」を歌います。
途中からハーモニカも加わって、兄妹の競演です。
マクロス・クォーターはランカの歌を察知しました。
どうなってるねん?この時代の科学は!?
ランカの歌は察知できても、ギャラクシーの行方はわからんのか??
ランカの歌を察知したであろうフロンティアの黒幕どもがどう動くか?
クォーターは黒幕どもの動きを見極めるつもりです。
ハーモニカをランカの首にかけるブレラ。
「お守りだ。お前の願いが届くように」
ものすごい、ものすごいあからさまな死亡フラグが!!
いやしかしオズマの例もありますので、ここはどうなるかわかりません。
その頃、フロンティアではアルトがレオンに呼び出されていました。
ビルラー氏の意向もあったそう。
中尉ごときに真実を話すとは、なんとも胡散臭いです。
探査機がランカの歌をとらえた。
バジュラ本星がわかった、とレオン。
バジュラはランカを足がかりに人間を抹殺しようとしている、とレオンは語ります。
バジュラは腸内のフォールド波を放つ細菌のネットワークによって情報伝達を行っている。
ネットワークはバジュラの群れ全体にも拡大される。
一個体が一つのシナプスのような位置づけ。
個体や自己といった概念はない。
一つの群れ、一つの種族で一個の生物のように振舞う。
バジュラの細菌は人間の腸に定着しないどころか、脳を犯し、死をもたらす。
ランカは母体内で感染し、バジュラとの共存を選んだ、バジュラも彼女を利用しようとした、という特殊な例。
「彼女は人類とバジュラをつなぎ、我々を滅ぼす尖兵となろう」バジュラという生命体についての説明は本物でしょう。
ランカが母体内での感染例であることも。
しかし、バジュラが人間を抹殺しようとしている、とか、ランカが尖兵となるだろう、ってところは、自分たちの都合の良いように説明したにすぎませんな。
バジュラに人間を敵だと認識させたのは、もしかして、かつてのグレイスではないでしょうか??
先に手を出したのが人間側だとしたら・・・??
そもそもレオンだってグレイスに利用されているんだし、レオンだって真実を知らない可能性もありますな。
バジュラから逃れ、潜むブレラとランカ。
自分が命に代えてもかならずランカを守る、というブレラにランカは言います。
それじゃダメ!!なんとか止めたいと思って来たのだから、と。
そこへ、離れ離れになっていたアイくんが登場です。
アイくんにランカは話しかけます。
「みんなに伝えて。わたしあなたたちに伝えたいことが」ここ、以前のランシェのセリフと被りますね。
「伝えたいの」
しかし、ランカはアイくんに捕らえられてしまいます。
瞬間!ランカの記憶が!!
「お兄ちゃーん!!」そしてそのままランカはまっしぐらに他のバジュラが母星へと。
他のバジュラに襲われつつ振り切ったブレラには恐るべしグレイスから通信が!!
トレーサーを切ったぐらいではグレイスからは逃れられないようです。
「大佐」とグレイスのことを呼ぶブレラ。
グレイスはギャラクシーの大佐か。
グレイスの裏にはさらにギャラクシーがあるのでしょうか??
それともギャラクシーさえもグレイスによって踊らされているのでしょうか??
「妹さんとの逃避行は楽しかった??」ランカが妹だと聞かされ驚くブレラ。
驚かない我々視聴者。
「でも、もう魔法の時間はお終い。12時の鐘が鳴るわ」ブレラ、強制モードに。
さすが17歳。非道です。
フロンティアのシェリルさま。
薬をすすめるルカに言い放ちます。
「何よ、今更。薬を飲むのをやめた分、私の力は強くなっているんでしょ」「人を道具として使うつもりなら、とことん冷酷になりなさい」「優しいのは罪よ。それが同情だと思っていても、甘えたくなるから・・・」アルトに病気のことを知られたくなかったのはこのため。
病気のことを知ったら、きっとアルトは自分に優しくする。
それが同情だとわかっていても、きっと自分は甘えてしまう・・・。
こんなシェリルさまの想いを、鈍感姫は理解しているのでしょうか??
シェリルさまの付き添いで来たのか、アルトも病院にいます。
一度倒れた父の車椅子の様子を見て、父の背中が小さく見えるとアルト。
そんなアルトに矢三郎兄さん戻ってくるよう再び言います。
矢三郎兄さん、開眼です。
「アルトさん。私にはあなたが成り行きで戦っているようにしか見えない。敵がいてもいなくても、パイロットになったのですか!?」「あなたは根っからの役者です。その時々で望まれた役を演じてしまう、演じられてしまう。もう一度よく考えてみてください。あなたの望み。あなたが何故、何を求めているのかを」
眠り続けるナナセの傍らの、ナナセの描いたランカの絵を見て考えるアルト・・・。
一方、バジュラに攫われたランカは記憶が戻ったようです。
ブレラに救出ポッドに乗せられたことを思い出しました。
「みんな・・・わたしのせいで・・・」そんなランカをどこから見ているのか17歳。
インプラントってどこまで可能なんすか??
「深淵への扉が開く」アルトは病院の屋上でクランと話します。
クランは軍人の家系だから、軍人になるのが当たり前だと思っていたらしいです。
アルトも役者になることを当たり前だと思っていた。
でも空に憧れて、パイロットコースを選んだ。
そしてランカに出合って・・・ランカを守るためにSMSに入った。いや、実はわたしね、そうじゃないかと思ってたんすよ・・・。きっかけはランカだったんじゃないか?と。
ちょっとこのアニメ、たしかに説明不足なんですけどね。
ブレラに「お前はあの娘にふさわしくない」と言われるたびに、アルトはいらだっていたから。
ランカを守るブレラにいらだっていたから。もうどうにもこうにも、
アルトがそうだって
言っているからそうなんです!!!たぶん!!!
おそらく!!!「確かに俺は今まで逃げてたのかもしれない。いろんなものに気がつかない振りをして。でももう、それも終わりだ」
「ランカがバジュラの道具にされるなら。あいつの歌が俺たちを滅ぼそうとするなら、俺はランカを殺す」いきなり、「俺がこの手で殺す」と激しい愛宣言です。
びっくりさ。
しかし・・・レオンの言葉を鵜呑みにしすぎているのですが・・・。
そんなアホウにランカを殺させるわけにはいかねぇえええっ「アルト・・・それがお前の愛か・・・」
クランは涙を流す。
涙を流す女性がもう一人。
シェリルさまは2人のやり取りを聞いていました。
アルトの想いがランカにあることをシェリルさまは知っていた・・・。
「わかっていたことよ・・・でもいまだけ・・・もう少しだけ・・・」シェリルさまの飛ばした紙飛行機が、途中で落下するのは、一体なんの暗示??
紙飛行機くらい飛ばせてやれや!!!バジュラの母星は居住可能惑星Aランク。
フロンティアは30光年の最後のフォールドをします。
「聖なる戦いを始めよう」ギャラクシーはフロンティアに戦わせて、静観するつもりなのか??
ここまで来て出てこない。
怪しすぎる。
次回「ラスト・フロンティア」
決戦の歌、銀河に響け。See you next Decalture.
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