追報: 30億円損失で賠償請求 福岡県タクシー厚生年金基金 プラザアセットマネジメントに対し
投資運用業のプラザアセットマネジメント(株) に運用を任せていた厚生年金基金の資産が失われていた問題で、約30億円の損害を受けた福岡県乗用自動車(タクシー)厚生年金基金は7月11日、福岡地方 裁判所へ、「契約時にリスクの説明を怠った」として、プラザ社に対して損害の一部として計2億円の賠償を求める訴訟を起こしていたことが判明した。
訴状によると、同基金は2011年4月と10月、プラザ社と投資一任契約を結び、計約30億円の資金管理を委託した。プラザ社は契約前、リスクの説明や取引の仕組みを基金側に十分に説明しなかった。
以上、
<業務改善命令を受けたプラザアセットマネジメント(株)>
金融庁は2013年7月2日、厚生年金基金などから約200億円を預かっていた投資運用会社のプラザアセットマネジメント(株)が、運用に行き詰まっていたにも関わらず、新たな勧誘をしていたとして、同社に対して、再発防止策を策定するよう求める業務改善命令を出した。
同社は中小企業でつくる全国の厚生年金基金などから約200億円の資金を預かり、アメリカの生命保険関連の事業に投資していた。しかし、リーマンショックなどの影響で、遅くとも、一昨年(2011年)には運用に行き詰まっていたという。ところが、同社は、運用に行き詰まっていたことを説明せずに、新たな顧客を勧誘していたという。
・・が、プラザアセットマネジメントから中洲漬け・銀座漬けされ、舞い上がって契約したのだろうか。
商号
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プラザアセットマネジメント株式会社
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所在地
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東京都港区西麻布三丁目21番20号
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代表者
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代表取締役社長 文屋 雅之
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設立
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1961年6月14日
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資本金
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5,000万円
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株主
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プラザ・グループ株式会社 100%
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金融商品取引業
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(第二種金融商品取引業、投資助言・代理業、投資運用業)
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登録番号 関東財務局長(金商)第389号
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加入協会 一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
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主な事業
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1.投資信託委託業者の業務
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2.有価証券等に関する投資顧問業および投資一任契約に係わる業務
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3.前各号の業務に付帯する業務
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文屋 雅之
1992年 三和銀行(現 三菱UFJフィナンシャル・グループ)入行後、仙台支店、市場営業部、資金証券為替部証券投資室、アセットマネジメント業務室、及び企画部に勤務。
自己運用(国内外債券、先物、オルタナティブ等)及び資産運用企画等の業務に携わる。
ヘッジファンド投資の運用担当者として自ら情報収集・デューデリジェンスを行い、ポートフォリオを構築。また、銀行窓販開始に伴う販売投資信託の選定も担当。
2000年 インターネット専業証券を企画立案し、イー・ウイング証券(現 カブドットコム証券)設立に従事、その後、同社経営企画室長として三和銀行より出向。会社設立、当局との折衝、会社経営全般を担当。
日本オンライン証券との合併おいては、企画・実行面で中核的な役割を果たす。
2001年 RSアセット・マネジメント(現 ベイビュー・アセット・マネジメント)入社、その後、執行役員に就任。
経営管理、法務・コンプライアンス、商品・運用企画等を管掌。当時、同社の親会社であった米国運用会社からのマネジメントバイアウト(MBO)に経営メンバーとして参画し、独立系運用会社の発展に寄与。
2010年 プラザアセットマネジメント(株)代表取締役社長に就任。
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
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