アイカツプラネット! 第13話感想
- 2021/04/10
- 12:33
今話の名セリフ:「私、もっとみんなに喜んでもらえるようなパフォーマンスをしたいし、もっともっと一緒に、ハッピーを感じたいです!」(ハナ)
「アイカツプラネット!」第13話「ゆれる思い」の感想です。
~ オープニング前 ~
シャイニーガールズカップでアイカツランキングを大きく上げたハナでしたが、まだ順位は35位。プラネットプリンセスグランプリに出場するには4位以内に入らなければなりませんが、コツコツ頑張るしかありません。
そんな中、いずみから電話がきました。内容は、次のバトルステージの対戦相手で、キューピットに決まりました。
~ Aパート ~
舞桜は、完璧なキューピットが相手と知って、意気消沈。
ですが、ランキング上位を目指すなら、キューピットとの対決は、避けられない道。るり、響子、栞に励まされ、レッスンに取り組みます。
それからある日・・・、
「完璧なキューピットちゃんに勝つためには、私自身も完璧なパフォーマンスをしないと・・・。完璧に・・・。もっと・・・。完璧に・・・。もっと・・・。もっと・・・。完璧に・・・。」
「やっと会えた・・・。」
「舞桜!」
「え・・・。私の事知って・・・。」
「今のどうしてああやったの? 前と雰囲気違うね? 何でそうしたの?」
「振り付けは完璧だったと思うんですけど・・・。」
「完璧って何? どういう意味?」
「えっと・・・。そのままの意味で・・・。」
「つまり、こういう事?」
「すごい! 一度見ただけで?」
「一度見れば十分だよ!」
「私、沢山練習して、ようやくミスしないで踊れるようになったのに・・・。」
「それって、そんなにこだわる事?」
「だって、キューピットちゃんは・・・。」
「なるほど! キューピットを意識してたって事。」
「でも、キューピットって、完璧だけじゃないよ?」
「え?」
「彼女はそんな言葉でまとめられない。彼女の魅力は、もっと深いところにある!」
「もちろん、舞桜もだよ! 私はね、舞桜の心の奥が見たくてウズウズしてるんだ! 舞桜の、大切にしている事が知りたいの!」
「大切な事?」
「そう! 舞桜にもあるでしょ? 熱くて、尊い、譲れない思い!」
「唯一無二のアイドルとして、アイカツをする上で、大切にしている事!」
「私の場合は、たとえば、自由!」
「自由! ルールなんてない!」
「次は舞桜の番! 今度のステージ、楽しみにしてる!」
「私にとって、大切な事・・・。」
「愛弓!」
「今のって・・・。」
「ダンス・・・。表現力・・・。勇気・・・。ドレシア・・・。」
「はあ・・・。」
それから後日、舞桜は、元気のない足取りで事務所に。既に、るりと響子がいました。
「2人がアイカツする上で、大切にしている事って何ですか? この間から、ずっと考えてて・・・。考え過ぎて、分からなくなっちゃって・・・。」
「うーん・・・。私は、キラピカキラリン!」
「それは、輝きですか?」
「そ! 一瞬一瞬を大切に、輝くの!」
「私は、ビート。心の中にあるビートに耳を傾けて、音楽と一体になりたいから!」
「なるほど・・・。」
「お待たせ、みんな。」
「ねえねえ。いずみちゃんの大切な事って何?」
「どうしたの? 急に。」
「この前、公園で会った女の子に聞かれたんです。」
「公園で会った子?」
「はい。とにかくすごい子で・・・。まるで、大空を飛ぶ鳥みたいに自由な子でした・・・。すっごく力強いのに、どこか儚くて・・・。」
「目を離すと、消えてしまいそうで・・・。」
「その子に、舞桜の大切にしてる事は何かって聞かれたんです。舞桜の心の奥にある、熱いものが見たいって・・・。」
「その子の名前、聞いた?」
「あ・・・。そういえば、聞いてない・・・。」
「そう・・・。」
「それで、いずみちゃん!」
「え? ああ! 決まってるじゃない! 私が大切なのは、あなた達よ!」
「私達・・・。」
「あなた達アイドルのひたむきさが、私の活力になってるんだから!」
「なーんて、面と向かって言うのも照れちゃうけどね!」
「もう、いずみちゃん!」
「るり!」
「そっか・・・。そうだった! いずみさん! ありがとうございます!」
その後、いずみは、ハッピードリームフェスの台本を、栞の分もまとめて舞桜に渡しました。舞桜は元気よく事務所を出ます。
少しして・・・、
「頑張ってるね!」
「絶対に勝ちたいから!」
「私も勝ちたい!」
「でも、そればっかりに捉われちゃ駄目なのかも・・・。」
「え?」
「私ね、キューピットちゃんに、勝ちたい勝ちたいって思い過ぎて、大切な事見失ってた!」
「そんな状態のままステージに立っても、満足できるステージはできなかったと思う・・・。」
「そっか・・・。うん!」
「なんか舞桜のおかげで、気持ち軽くなった!」
「良かった!」
「一緒に走ろう!」
「よし!」
~ Bパート ~
後日、ハッピードリームフェスが始まりました。
「キューピットさん・・・。バトルステージの前にトレーニングし過ぎですよ・・・。アン、心配です・・・。」
「もしも本当に、あれが明咲なら・・・。」
ハナとキューピットのバトルステージを前に、フェスに参加したアイドル達にハッピーな瞬間を公表してもらいました。
「私は、アイカツランキングで1位になった時に、ハッピーを感じました。でも、現状には満足していません。更なる高みを目指し、突き進みます!」
「はいはーい! アンが最高にハッピーなのは、あまーいスウィーツに囲まれてる時です!」
「私が最高にハッピーなのは、今! この瞬間です!」
「私、近頃自分の心の奥にある大切な事について考えてたんです。いっぱいいっぱい考えて、それは、ファンのみんなだって、改めて気付きました!」
「今日もこうして、みんなが応援してくれて、とってもハッピーな気持ちです!」
「私、もっとみんなに喜んでもらえるようなパフォーマンスをしたいし、もっともっと一緒に、ハッピーを感じたいです!」
ハナとキューピットのバトルステージで勝ったのは・・・、
「おめでとう。」
「ありがとうございます!」
ハッピードリームフェスを終えて、ハナのアイカツランキングは22位に。
シオリは30位、ルリは6位、ビートは2位に上がりました。このままいけば、4人全員がプラネットプリンセスグランプリに出られるのも夢ではありません。
「あー! ゾクゾクするー!」
「舞桜! バトルステージ良かった! どうしてああいうパフォーマンスにしたの? この前と全然違うね?」
「ファンのみんなと一緒に楽しみたいと思ったら、自然とああなって!」
「そっか・・・。そうなんだ!」
「あの、ありがとうございました! 私、あなたと出会えてなかったら、きっと、自分を見失ったままでした!」
「私は、舞桜の心の奥にある大切なものが見られて、大満足! サンキュ!」
「あの! 名前、まだ聞いてなくて・・・。」
「あれ? 言ってなかった? 明咲!」
「え・・・。」
「陽明咲。知ってるかな? 舞桜の前に、ハナをやってたんだ!」
「明咲さん、どうして・・・。」
「明咲?」
「いずみさん・・・。」
「やっぱり・・・。私、ずっと明咲に謝りたいと思ってたの・・・。」
「やめましょう、その話は! それより私、またアイカツを始めます!」
「そう・・・。」
「明咲さんがアイカツを?」
「私ね、舞桜とステージに立つために帰ってきたんだ! 舞桜って、私の事熱くしてくれる相手だから!」
「私が?」
「これから楽しみだな!」
今回は、これで終了です。
次回:「これがわたしの走る道」
アイカツを去った理由を明かした明咲は、戸惑う舞桜達にアイドル復帰を高らかに宣言しました。
一方、明咲との再会で火が付いた愛弓は、過酷なプラネットマラソンへの挑戦を決意。そこには、共に認め合い高め合ってきたライバルへの熱い思いがあり・・・。
【まとめ】
ハッピードリームフェスでキューピットとのバトルステージを組まれた舞桜は、キューピットのように完璧であらねばとプレッシャーを感じますが、明咲との出会いで、ファンのみんなと一緒に楽しみたいという大事な事に気付き、気持ち軽やかなパフォーマンスでバトルステージを制しました。
という事で、今回は、初回以来のキューピットとのバトルステージ、そして、舞桜と明咲との出会いと、密度の濃い話だったと思います。
1回目のバトルステージは、ハナが勝ったものの、今回は、対戦前にかなりのプレッシャーを感じ、ダンスの練習でも完璧にやろうと意識して、自分を追い詰めていた感があります。
一度は勝った相手に、強敵感を抱いていましたが、それもそのはず。初回は、相手の事をよく知らず、自分らしくのびのびと演技していましたが、話が進むにつれ、息を飲むようなシンデレラの演技を見たり、キューピットロードを作るほどのたゆまぬ努力を知ったりなど、キューピットのすごさを目の当たりにしました。
そんなキューピットと戦うと知れば、プレッシャーを感じて、身体がガチガチになるのも無理もない事。自分も完璧でなければ勝てないと感じるのも分からなくもありません。
ですが、相手が完璧だから、自分も完璧であらねばと考えると、自分を見失いかねないでしょう。
自分も完璧にならなければいけないと考えるのは、今の自分は未熟だと感じている訳であり、それまでの自分を変えようと思ったりもするでしょう。それに、人は誰もがミスをするもの。完璧な人間になろうとするのは、非常な過酷な道です。
それだけに、完璧な人間になろうとするのは、焦りを生むでしょう。焦りが出てくれば、気持ちに余裕がなくなり、自分らしさを見失ったりする事もあると思います。そうなると、完璧からますます遠ざかっていきます。
そう思うと、完璧になる事は、そんなに大切な事ではないのかもしれません。自分らしくいる事が大事なのだと思いますね。
舞桜は、踊るのが大好きな事に加えて、ファンと一緒にステージを楽しむ事を幸せだと感じています。何かに楽しめれば、気持ちが高揚して、物事を習熟しやすくなるでしょう。
よりファンが楽しめるダンスを披露できるようになり、それを見たファンがますます楽しんで、そこからさらにファンが喜ぶようなパフォーマンスができるように考える。相乗効果が期待できるでしょう。
自分らしさを捨ててまで完璧を目指すよりも、ミスは多くても自分らしさを貫く。それが実は、完璧になる近道なのかもしれませんね。
そして、今話は、明咲が本格登場。前に、明咲は持って生まれた才能が違う天才だと、いずみは評していましたが、まさにその通りだったと思います。
舞桜が練習したダンスを一目見ただけで、キレのあるダンスを披露。これだけで、明咲が天才である事がうかがえます。
さらに、ダンスの最中、ずっと笑顔を浮かべていたのも印象に残りました。これほどレベルの高い実力なら、多くのファンを魅了し、アイカツランキング1位を長く保っているのも納得ですね。
それだけに、どうして一時アイカツから離れたのかが気になるところ。
初回で舞桜と対面した事が、そのきっかけでしょう。舞桜からアイドルの天才性を感じ取ったとか、そういう事でしょうかね?
いずみが、ずっと謝りたいと思ってたと言ってたのも気になりますね。事務所内でいざこざがあったように思われ、また、「自由」がアイカツにおいて大切だと言っていたあたり、束縛から逃れたかったのも、アイカツから離れた要因なのかも?
そのあたりは、次回明かされると思いますので、しっかり注目したいですね。明咲が再びアイカツを始めた事で、「アイカツプラネット!」にどんな変化が起きるのかも楽しみに見ていきたいと思います。