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氷菓 6話「大罪を犯す」
の感想を
暖かい午後のひと時… いつものごとく時間は過ぎる日常
「折気」は、のんびりとヒマな時間を堪能していたが
「える」の興味が謎の渦を巻き起こし、その魔眼で「折気」の省エネを切り裂く
あらすじ
何事もない平凡な学校のヒマな日々を「折木」は送っていた…
怒っている「マヤカ」をなだめ、7つの大罪が美とくかどうかの話をする
平凡な一日だったが、「折木」は口を滑らせ「千反田」の興味に火をつけてしまう
いつものパターンで、「折木」が推理する事になってしまった
今回は、しっかり者の先生がなぜ授業の範囲を間違えたのか?という
当人で無ければ分かりそうにもない、つかみどころに困るものだった
だが、細々とした欠片を拾い集め今回も「千反田」の納得のいく答えを「折位」は用意し
無事に”気になります地獄”から抜け出した
「折気」は、「千反田」の事をまだまだ分かりきっていなかったと、ふと気づく
「7つの大罪ですね」 「罪は108じゃなかったか?」 「それは煩悩だよ…」
”108の煩悩”と言うと、正月に108回鐘を鳴らすアレだよね
年の終わりに鐘を鳴らして全ての煩悩を落とし流そう、とかの意味があったような~
『傲慢』『嫉妬』『憤怒』『怠惰』『強欲』『暴食』『色欲』
この7つが罪、七つの大罪と言われているものらしいね (七つの罪源とも言うらしい)
キリスト教の考えらしく、人を罪に導く欲望や感情の事を指すらしい ※ウィキペディア参照
欲が無い人は、良い人みたいに確かに世間一般では言われているよね
欲にまみれ溺れた人は、とても醜く苦しみをばら撒きまくる迷惑な奴が多いけど
『 逆に欲が無い事は良い事か 』と聞かれると、必ずしも良いとは言えないよね
「える」が言った通り、欲があるから人は頑張り発明が生まれる
人間にとって、欲は人をくるわせる原因だけど
欲があるからこそ、よりよい物を追い求めて、進化できるとも考えられるよね
この”7つの大罪”は、人間にとって案外大切なものなのかもしれないな
「さぁ帰るか~」 「ぜひ折木さんに聞いてみようと思ったんです!」
近いぃ~近いぞぉ~ 顔との距離がぁ~
イヤとは言えないその天使の眼差し、「折木」も苦労が絶えない事この上ない…
なんか最初の頃より、魔眼がパワーアップしてないか!?
「関谷祭」の一件を「折木」は完璧に解き、その推理力の力に「える」は味をしめたようだ
どんな不思議も「折木」を本気にさせれば、ひも解いてしまうと思っているのかもしれないな
さらに、やる気のない「折位」を動かす手段まで手に入れてしまったし…
『策士 策に溺れれる』ごとく
自分の都合のいいように動かしたつもりが、逆に「える」の都合いいように使われてしまっているね
「福部」の言った通りの結果になったって事か~
どんどんと省エネ生活が加速度的に遠のいて行くな……
グッジュブ奉太郎~
「考えてくれさえすれば分かるはずです!」 「やれば出来る子みたいな言い方するな」
それは褒めているのか? それとも貶しているのか?
よくよく考えてみれば、先生が授業の範囲を勘違いすることなんてよくある事じゃないか?
別に特異的な事でもない、何処の学校でも起こりうること
日常茶飯事でおこるようなことについて、なぜ「える」は”気になった”んだろうな?
勘違いしたく性に理不尽に怒ったから… と思いたいが「える」当人いわく、そうでもないらしい…
怒った理由も、興味がわいた理由も謎だな
変わり者… の一言で片付けるのは邪道かなぁ~?
「折気」の推理システムに興味を示したり、変な所に興味を示したり
「える」の行動や言動には、何かが見え隠れしているように思える
優等生である「える」には、なにか野望や目指す夢でもあるのだろうか?
今の状況では分からない… いや、今回の事で余計に分からなくなってよ…
一筋縄では言い表せない奴だとはおもっていたが、底知れないと言いなおした方がいいのかもしれん
「心の内まで読み取れると思うのは… 傲慢って奴だ…」
「える」と「折木」の付き合いは、まだ始まったばかりと言ってもいよね
自分も分かったつもりでいたけど、今「える」の見えている部分は氷山の一角の様なものなのかも
やはり見ただけで、その人を真に理解しようとするなんて、早々出来ない芸当だよね
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