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リトルバスターズ!~Refrain~ 第3話「ずっとここにいたかった」感想
 
ずっとみていたかった。
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6月に降りしきる雪。
それを不思議に思わないリトルバスターズの面々、そしてBパート最初に流れるBGM『シンクロニクル』がとてつもなく不安感を煽る・・・

時を刻む音とともに、誰もいない校舎の風景を淡々と映していく。
たしかに時間は進んでいるはずなのに、何度もやってくる同じ6月20日。
薄ら寒さを感じたのは雪によるものか、はたまた世界と噛み合っていない理樹とシンクロした自分が薄気味悪さを感じたからか。

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ぼやけていく思考。
意識に降り掛かった積雪を振り払うかのように、理樹は走り出します。
向かう先は彼女が待つ、あの白い放送室・・・

来ヶ谷さんは確かに何かを知っているのだけど、その何かを伝えられないでいる彼女はとても辛そうに見えました。
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理樹たちと出会ってからの日々は、来ヶ谷さんにとって掛けがえのない大切な時間だったのですね。リトルバスターズを知った最初の頃は、"変な奴らがいる"くらいの認識だったんでしょうけど。徐々に興味が出てきて、自分が知らない世界を知りたくなっていった。

そして来ヶ谷さんの影があった顔は、理樹と触れあうことで徐々に光に照らされていく



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一寸先は闇を越えて光というか、光すら超えたまばゆい輝きが2人と画面全体を白く包んでいたので、そのあまりの神々しさと切なさとで眩みました。例によって画面が滲んで見えたのは眩しすぎるからであって、泣いているせいではない。

「ありがとう」って。
こちらこそありがとうだよ。。こんなに素晴らしいモノを見せてくださって、本当にありがとうございます。。


そして悲しいかな。理樹に告げた「全て忘れてしまえ」という来ヶ谷さんの願いは、叶ってしまうのでした



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季節が巡れば思い出す、夏の思い出。

そんな2人の"夢の続き"がいつかやってくることを、切に願います。
 
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