僕は友達が少ない　#02　『電脳世界は神様が居ない（゜д゜）』　感想

僕は友達が少ない

僕は友達が少ない　#02　『電脳世界は神様が居ない（゜д゜）』　感想

友達が出来ない二人の痛々しさ。でもその共通点はきっと
いつか二人の仲を取り持つ架け橋に・・・なるのかな？ｗ

動き出した隣人部。始め出したは罵り合い・・・ｗ

というわけでまぁ1話の印象どおりそりゃあもう二人の仲の悪いこと悪いことといった感じで
罵倒を繰り返し相手に投げつけるその様は本当に女子なの？と疑いたくなる様相を呈して
いましたねw

まぁ初対面であんな態度を取った夜空にしても、そんな印象をさらに悪くさせるような態度を
とってしまった星奈にしても、どっちもどっちであるだけにどっちが悪いなんてことは決して
言えないどころか、どっちもかなり悪いわけでこれも致し方ない展開なのかなとは思います。

はがない2話　シーン2

しかも、ゲームの共同プレイ時にまでその憎悪の矛先を相手に向けてしまうのだから凄いというか
逆に感心してしまうところです。もうね、こんな邪悪な顔でゲームする人なんてなかなかいませんw
モン狩り内での殺し合いとか酷かったですからねww

それと、そのゲーム内でのやり取りに関して言えば結構原作を再現出来ていて面白かったですし
実際にああして動かしてみると余計にその馬鹿馬鹿しさが透けて見えてくる気がして
なんだか小説を読んでいる時よりも無性に居たたまれなくなってしまいました・・w

まぁ、やり取りのシーンだけで見れば原作の方がやはり面白く、その不意の打ち合いとか間とかが
いい感じに面白さを増幅させているような気はしますけど、ただアニメはアニメで原作にはない
そういった面白みの見せ方があるわけで、そういった意味では現段階でかなり上手く話を進められているような気がします。

　はがない2話　シーン4

ただそんな犬猿の仲の二人でも、やっぱりどこかで通ずる部分があって、それだけに同調というか
意見が一致したりする部分もあったりするんですよね。
そして、彼女たちにとっての友達という概念もまた同じようなもので。

故にだからこそ、二人って実は惹かれ合っている・・・と言うと美化し過ぎですが、相手に構わずにはいられない節もあったりするし、悪く言えば同属嫌悪的な感覚も持ち合わせていたりして、そういった意味では良くも悪くも相手のことを知る切欠というものを彼女たちは互いに築きあげつつあるわけなんです。

｢もしかしたら、言うほどには悪くない奴なのかも知れないわ・・・｣的な感覚。
｢ほぅ、お前にしては見直すべき点もあるものなのだな・・・｣的な感覚。

むしろそういった積み重ねこそが、万に一つの可能性でも彼女たちの仲を取り持つ架け橋の土台へと
繋がっていくのかも知れないわけで、今はそうやって嫌々でも “相手のことを知っていく” という行為が
何よりも大切で、何よりも彼女たち自身のためにもなるのかも知れない。

　はがない2話　シーン5

そういった意味では、当初その見た目だけで藤林あかりさんをボロクソに言っていた星奈が
彼女の色々な側面を知ることで｢あかりの悪口は言わないで！｣とまで言えるように
その相手への印象を変えることが出来たというこの彼女らしいオチは一種の希望のようにも
描かれていたのではと思えたりもしました。

というわけで、これから彼女たちが互いに相手のことを知っていく中でどんな心情の変化とか
相手への印象の変化を見せてくれるのかというのは否応にも期待してしまうところですね。

そして、そんな二人の間で痛くなる頭を抱えつつ小鷹がどこまで活躍してくれるのかという点にも
大いに期待したいどころです。まぁ、とにかくこれからですね。

次回　｢市民プールはフラグがない(;´Д`)｣

次週はいよいよ色々な意味で期待の持てるプール回！ということなんですが・・・・
一応原作ではそのプールの話までに新キャラが数名出てくるので、
その辺りをどう上手く描くか、または改変するのかがかなり気になるところではありますね。