今回は1975年に東映が制作した「アンデルセン童話 にんぎょ姫」と、
1989年にディズニーが制作した「リトル・マーメイド」に見られる、
類似点に関する話題からです。
「にんぎょ姫」も「リトル・マーメイド」も、
原作はハンス・クリスチャン・アンデルセンの「人魚姫」であり、
当然似てしまう部分は出てきてしまうものかと思いますが、
映像では以下の類似点が指摘されています
(前提として、「日本版の方がはるかに原作に忠実」と指摘)。
・人魚たちが泳ぐ描写とお城のデザイン(
比較映像あり)
・オリジナルの友人キャラクター(海の生物)の存在
・海に沈んでいる男性の石像に王子を投影する
・主人公がどちらも金色のネックレスをしている
そして特に似ているとして、嵐のシーンを挙げ、
ここでも映像を上下に並べて紹介しています。
この指摘に外国人から様々な反応が寄せられていました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。
「衝撃的な事実だ!」『ライオン・キング』の盗作を検証する動画が大反響
翻訳元
■■■■■
https://youtu.be/JGvDNUoiYXY?t=657■ この比較は興味深かった。
でも日本版が存在するなんて知らなかったよ!
+6■ 「ジャングル大帝」との類似性も有名w
+7 ■ うん、そっちは有名な話だね。
「にんぎょ姫」は知る人ぞ知る話だと思う。
+2■ 「にんぎょ姫」は本当に悲しかった。
この映画は絶対に子供向けじゃなかったよね。
+20■ 子どもの頃に偶然「にんぎょ姫」を観たのを覚えてる。
当時の東映は面白い試みをいろいろ実践してたよね。
だけど最近はディズニー・ルネッサンスの影響を受けて、
ストーリーの進め方が変わってきてる気がする。
+5■ 日本版の人魚姫はディズニー版とは違って思いやりがある。
そして結末は本当に悲しかった。
+30■ 日本版はかなり退屈だった。
「リトル・マーメイド」の方がはるかに面白い。
+4 ベトナム ■ 日本版が「オリジナル」なんだけど?
物語だってより深みがあるし、面白いでしょ。
+13 レバノン■ 「人魚姫」のアニメは日本版が至高だ!!!!!
思い出をありがとう。マリーナが大好きなんだ。
+8■ 小さい頃、クリスマスプレゼントとして、
「リトル・マーメイド」のビデオをおばあちゃんに頼んだのね。
アリエルに会いたかったから。
そしていざプレゼントを開けてみたら、日本版だった。
あのストーリーは子供の私には怖かったよ。
+4 アメリカ「日本は本当に最高だ!」 アフガンの子供達を笑顔にする日本の支援に感動の声が殺到■ 基本的に、悲しい結末が待っている原作の場合、
ディズニーはポジティブなものに変更するよね。
ピーターパン、白雪姫、眠れる森の美女、
あとはシンデレラだってそうだし。
+10 ■ 「にんぎょ姫」は私が知る限り最も悲しい映画。
子供の頃から繰り返し観てるけど、
大人になった今観ても涙が溢れてくる😭
+44■ 日本版はディズニー版よりはるかにダーク。
+79 ■ 「おとぎ話」として物語を終わらせる事に、
やっぱりディズニーは長けてるよな。
+9 アメリカ■ 日本版を子供の時に観たけど、凄く怖かったなぁ。
+25 アメリカ■ 俺はディズニー版の方が好きだ。
キャラクターの表情がもっと豊かだから。
インドネシア「ディズニーは漫画に近づいてる」 漫画とディズニーの作画の違いが分かる動画が話題に■ 私も「にんぎょ姫」の大ファン!
ディズニーの「リトル・マーメイド」とは比較されるよね。
だけど私はどっちも偉大だと思ってるよ!
+6 アメリカ■ 自分は日本版もディズニー版も大好きだから、
2つの作品の類似性には以前から気づいてた。
+16 イギリス ■ 原作が同じだからね。
似通ってしまうのはどうしても仕方がないと思う。
+1 ■ 10歳の時に音楽の先生に「にんぎょ姫」を見せられたよ。
+6■ ディズニーはハッピーエンドによって、
プリンセスの夢を叶える面では優れてる。
+7 オーストラリア■ 古い方(日本版)は子供の頃によく観てた。
私のミドルネームの「マリーナ」は、
母親がこの作品にちなんでつけてくれたの。
+27■ 日本版は子どもが観るには暗すぎる。
子供はハッピーエンドが好きだから。
もちろん原作に忠実にしたかったんだろうって事は分かる。
姪がディズニー版のファンなんだけど、
大きくなったら日本版も教えてあげようと思う。
+4海外「それが日本という国なんだ」 日本人の親切心を伝える体験談に反響■ 日本版の方がディズニー版より原作に忠実。
+17 イギリス■ ディズニー版の魔女「アースラ」と、
日本版の海の魔女はどちらも"偶然"に、
黒と紫の配色である事も忘れちゃいけない。
■ それでもディズニー版が上だと思う。
+4 インド■ つまり「ジャングル大帝」パターンって事か。
+36■ 日本の作品の影響は明らかにあると思う。
「にんぎょ姫」自体メジャーな作品であるわけだし。
とは言っても原作が同じなわけだし、
盗作とまでは言えないとも思う。
+2 アメリカ■ 自分は「リトル・マーメイド」が世に出る前に、
「にんぎょ姫」を観て育った人間なんだ。
かなり気落ちさせられる作品だったなぁ。
+7■ 1975年に制作された日本版は、
原作であるアンデルセンの「人魚姫」にかなり近い。
実は原作では人魚に名前はないんだけど、
東映は彼女に名前を付けることに決めた。
「マリナ」は日本人女性の名前でも使われるし、
ヨーロッパでも一般的な名前だ。
そしてラテン語で「海」を意味する、
「マリヌス」の女性形が「マリーナ」になる。
東映の日本人スタッフは間違いなく、
海とのつながりから「マリーナ」と命名したんだろう。
+17海外「真の日本国歌だ!」 準国歌 『海行かば』の旋律に外国人も感動■ 正直、いくつかの類似点は仕方がないと思う。
嵐のシーンや船の沈没シーンを描こうとしたら、
必ずああいった感じにはなってしまうはず。
距離感を分かりやすくする為にロングショットが必要だったり、
人が瓦礫(多くの場合それは板)につかまって浮いてたりね。
そしてドラマチックな場面だから、
どこかで一度キャラクターが波の下に沈んで、
緊張感を与えるために少し時間を置いてから、
もう一度水中から浮かび上がってくるんだ。
+8■ 日本版は「リトル・マーメイド」の上位互換だよね。
マリーナは本当に美しい。
+12■ っていうか70年代の日本って凄くない?
こんなダークな作品を子供向けに作ってるんだもん。
+4■ 私はどちらも名作だと思ってるよ。
同じおとぎ話をベースにしてるけど、
個性的なキャラクターや貴重な教訓を交えて、
それぞれ違った方法でストーリーを伝えてる。
もちろん好みは人それぞれだと思うけど、
どちらも尊重されるべきだと信じてます。
+17 アメリカ
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