第69回NHK紅白歌合戦

2018年のNHK紅白歌合戦
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第69回NHK紅白歌合戦』(だい69かいエヌエイチケイこうはくうたがっせん)は、2018年平成30年)12月31日19時15分から23時45分に放送された通算69回目のNHK紅白歌合戦である。平成最後の開催となる。

第69回NHK紅白歌合戦
会場のNHKホール
ジャンル 大型音楽番組
司会者  総合  内村光良桑子真帆
 紅組  広瀬すず
 白組  櫻井翔
出演者 #出場歌手および#ゲスト出演者の節を参照
オープニング 作曲:STUTS
エンディング蛍の光
製作
制作 NHK
【放送媒体:総合テレビBS4KBS8K
放送
音声形式解説放送(副音声)(総合のみ)
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2018年12月31日月曜日
放送時間19:15 - 20:55
21:00 - 23:45(JST
放送分265分
回数1
第69回 NHK紅白歌合戦 公式サイト
番組年表
前作第68回(平成29年)
次作第70回(令和元年)
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第69回NHK紅白歌合戦
ジャンル 大型音楽番組
放送方式 生放送
放送期間 2018年12月31日
放送時間 19:15 - 20:55
21:00 - 23:45(JST
放送局 NHKラジオ第1
パーソナリティ 小松宏司
千葉美乃梨
特記事項:
その他の項目は媒体固有のものを除きテレビと共通
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当日までのタイムライン

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日付はいずれも2018年。

  • 10月5日 - 開催日程と放送時間が発表される。テーマは『夢を歌おう』[1]。同時に観覧者募集要項を告知[2]。同年12月1日に開局した新チャンネルNHK BS4KNHK BS8Kでのサイマル放送[注 1]が実施されることも発表された。
  • 11月9日 - 司会者発表[3]
  • 11月14日 - 出場歌手発表(正規歌手42組、特別企画1組)、および初出場歌手らによる記者会見が行われた[4][5]
  • 12月4日 - 第64回2013年)を最後に紅白を勇退していた北島三郎が特別企画で5年ぶりに出演し、「まつり」を歌唱することが発表された[6]。また、弟子の北山たけし大江裕のユニット「北島兄弟」の出演も決定した[6]。なお、北島は第64回の時点で「以後は打診があっても辞退する」と発表し、「特別枠でのオファーも一切受けない」としていた[7]
  • 12月6日 - NHK会長:上田良一の12月定例会見の席にて「第69回NHK紅白歌合戦のNHK BS8Kチャンネルを用いたライブパブリック・ビューイングを東京ミッドタウン日比谷アトリウムで実施する」ことが発表された[8]
  • 12月12日 - サザンオールスターズが特別企画として出演することが発表された。同ボーカルの桑田佳祐はソロ歌手として前回特別出演しているが、同グループとしての出演は第65回2014年)以来4年ぶりで、中継でなくNHKホールからの出演は、第34回1983年)以来35年ぶりのこととなる[9][注 2]
  • 12月16日 - 12月15日深夜放送の『シブヤノオト』内で、AKB48Aqours刀剣男士の歌唱曲が先行発表[10]
  • 12月18日 - 『チコちゃんに叱られる!』に出演中のチコちゃんと岡村隆史ナインティナイン)による企画コーナーでの出演が発表された[11]
  • 12月19日 - ゲスト審査員が発表された[12]。併せて審査方法も視聴者、会場の観客、ゲスト審査員がそれぞれ1ポイントずつ持ちの3ポイント制、2ポイント獲得した方が勝利するという方式にすると発表[13]
  • 12月21日 - 当日披露する曲目が決定した。
  • 12月22日 - 石川さゆりの演奏に、布袋寅泰がギタリストとして出演することを発表[14]
  • 12月25日
    • おげんさんといっしょ』の企画コーナーでのコラボレーションが発表された[15]
    • サラ・ブライトマンの追加出場を発表。YOSHIKIとの共演での紅組からの出場であり、サラは第42回(1991年)以来27年ぶりとなる[16]。また、既にHYDEとともに白組からの出場を決めていたYOSHIKIは、紅白としては初めて同一回に両組から出場することとなる[17]
  • 12月26日 - 米津玄師の追加出場(白組として歌唱)を発表[18]
  • 12月27日 - 曲順が決定した。

当日のステージ

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前半

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  • グランドオープニングは、「平成30年、紅白のある風景を名曲と共に振り返る」をテーマに「平成の紅白名場面」のアーカイブス映像と、今年の司会・出場歌手が融合した映像が流れた[19]。この中で、第54回2003年)のシーンで2016年に解散したSMAPの歌う「世界に一つだけの花」の映像が流れ、反響を呼んだ[20]
グランドオープニングセットリスト[要出典]
放送年 曲名 歌手
平成2年 おどるポンポコリン B.B.クィーンズ
平成3年 どんなときも。 槇原敬之
平成4年 X JAPAN
平成6年 BOY MEETS GIRL TRF
平成7年 ラブリー 小沢健二
平成8年 そばかす JUDY AND MARY
平成11年 LOVEマシーン モーニング娘。
平成15年 世界に一つだけの花 SMAP
平成20年 きよしのズンドコ節 氷川きよし
平成21年 Love so sweet
平成23年 Rising Sun EXILE
平成25年 恋するフォーチュンクッキー AKB48
平成26年 NIPPON 椎名林檎
平成27年 千本桜 小林幸子
平成28年 星野源
前前前世 RADWIMPS
平成29年 若い広場 桑田佳祐

後半

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結果

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審査については、前回(第68回#結果参照)、前々回(第67回#結果参照)の教訓を踏まえて、ゲスト審査員・会場審査員・視聴者審査員が1ポイントずつを有し、番組全体を通して優勢な方にポイントを与える3ポイント制となった。最後の対戦が終わった後で集計を行い、2ポイント以上獲得した組が優勝となる[13]

  • ゲスト審査員(別記):紅組(9 - 2)
  • 会場審査員(NHKホールの観客全員):白組(1,176 - 1,453
  • 視聴者審査員(総合テレビジョンの視聴者 定員なし):白組(240,537 - 411,931

総合結果は組が優勝で前回に続き2連勝となり野村萬斎から優勝旗が授与された。この優勝旗授与の際、桑子が「ゲスト審査員を代表して、野村萬斎さんから組に優勝旗が渡されます」と言い間違えた[53]

出場歌手

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      紅組      白組      特別企画      初出場      返り咲き

前半
曲順 歌手名 曲目
1 三代目 J Soul Brothers 7 R.Y.U.S.E.I.
2 坂本冬美 30 夜桜お七
3 郷ひろみ 31 GOLDFINGER '99〜GO! GO! 2018〜
4 Little Glee Monster 2 世界はあなたに笑いかけている
5 山内惠介 4 さらせ冬の嵐〜刀剣男士コラボスペシャル〜
6 DAOKO 打上花火
企画 夢のキッズショー〜平成、その先へ〜[• 1]
7 Hey! Say! JUMP 2[• 2] Ultra Music Power 〜Hey! Say! 紅白スペシャルver.〜
8 丘みどり 2 鳰の湖
9 天童よしみ 23 ソーラン祭り節2018〜どさんこver.〜
10 Suchmos VOLT-AGE
11 純烈 プロポーズ
12 あいみょん マリーゴールド
13 水森かおり 16 水に咲く花・支笏湖へイリュージョンスペシャル〜
14 Sexy Zone[• 3] 6[• 4] カラクリだらけのテンダネス〜2018紅白ver.〜
15 刀剣男士 [• 5] 刀剣乱舞 〜出陣! 紅白歌合戦〜
16 Aqours [• 5] 君のこころは輝いてるかい?
17 YOSHIKI feat. HYDE [• 6] Red Swan
18 YOSHIKI feat. サラ・ブライトマン Miracle
19 島津亜矢 5 時代
20 五木ひろし 48 VIVA・LA・VIDA! 〜生きてるっていいね!〜
後半
曲順 歌手名 曲目
21 DA PUMP 6[• 7] U.S.A.
22 いきものがかり 10 じょいふる
23 AKB48[• 8] 11 恋するフォーチュンクッキー
24 福山雅治 11 2018スペシャルメドレー[• 9][• 10]
25 King & Prince[• 11] シンデレラガール
26 Perfume 11 Future Pop 紅白SP[• 12][• 13]
27 関ジャニ∞ 7 ここに
28 欅坂46 3 ガラスを割れ!
29 三山ひろし 4 いごっそ魂〜けん玉世界記録への道、再び〜
30 西野カナ 9 トリセツ
31 SEKAI NO OWARI 5 サザンカ
32 乃木坂46 4 帰り道は遠回りしたくなる
33 北島兄弟 ブラザー
北島三郎 51 まつり
34 TWICE 2 紅白メドレー2018[• 14]
35 EXILE 12 EXILE紅白スペシャル2018[• 15]
36 Superfly 3 Gifts
37 三浦大知 2 Be Myself 〜紅白スペシャル〜
38 aiko 13 カブトムシ
39 松田聖子 22 SEIKO DREAM MEDLEY 2018[• 16]
40 氷川きよし 19 勝負の花道〜世界に響く和太鼓SP〜
41 椎名林檎 6 獣ゆく細道
宮本浩次 [• 17]
42 松任谷由実 3 私が好きなユーミンのうた〜紅白スペシャル〜[• 18]
43 星野源 4 アイデア
44 米津玄師 Lemon[• 19]
45 MISIA 3[• 20] アイノカタチ 2018[• 21]
46 ゆず 9 うたエール
47 石川さゆり 41 天城越え
48 10 嵐×紅白スペシャルメドレー[• 22]
49 サザンオールスターズ 5 希望の轍
勝手にシンドバッド
  1. ^ ひょっこりひょうたん島」「わ〜お!」「にじのむこうに」「切手のないおくりもの」「WAになっておどろう」「パプリカ」を順に披露。
  2. ^ メンバーの山田涼介知念侑李は過去にNYCおよびNYC boysとして4回出場。
  3. ^ 現:timelesz。4人での出場(松島聡が活動休止中のため)。
  4. ^ メンバーの中島健人菊池風磨は過去にNYC boysとして1回出場。
  5. ^ a b ジャパンカルチャー特集企画としての出場。
  6. ^ YOSHIKIはX JAPANのメンバーとして前回まで計8回出場、HYDEはL'Arc〜en〜Cielのメンバーとして第62回(2011年)まで計5回出場。
  7. ^ グループとしては第53回(2002年)以来16年ぶりだが、ISSA以外のメンバーは初出場である。
  8. ^ BNK48と共演。
  9. ^ 自身のカウントダウンコンサートを開催する神奈川県横浜市西区パシフィコ横浜展示ホールからの中継。
  10. ^ 零 -ZERO-」「甲子園」を順に披露。
  11. ^ 5人での出場(岩橋玄樹が活動休止中のため)。
  12. ^ 自身のカウントダウンコンサートを開催する神奈川県横浜市港北区横浜アリーナからの中継。
  13. ^ Future Pop」「エレクトロ・ワールド」を順に披露。
  14. ^ I WANT YOU BACK」「BDZ」を順に披露。
  15. ^ Rising Sun」「Heads or Tails」を順に披露。
  16. ^ 風立ちぬ」「ハートのイアリング」「天国のキッス」「渚のバルコニー」を順に披露。
  17. ^ エレファントカシマシとして前回出場。
  18. ^ ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」を順に披露。
  19. ^ 徳島県鳴門市大塚国際美術館から中継。
  20. ^ 過去第63回(2012年)と第66回(2015年)の出場はいずれも特別出演によるもの。
  21. ^ アイノカタチ」「つつみ込むように…」を順に披露。
  22. ^ 君のうた」「Happiness」を順に披露。

選考を巡って

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  • 初出場は7組、返り咲きは6組。
    • あいみょんはこの年リリースした「マリーゴールド」が注目を集め、10代からの圧倒的な支持を受けている[54]
    • DAOKOは前年2017年公開の映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』で米津玄師とコラボレーションした主題歌「打上花火」のアニメMVがYouTubeで2億回再生を記録、音楽配信でも軒並み1位を獲得している[55]
    • King & Princeはこの年メジャーデビューし、デビューシングル「シンデレラガール」は70万枚、2作目の「Memorial」も初週40万枚の売り上げを記録している。なお、パニック障害の治療で休養中の岩橋玄樹は欠場する[56]
    • 純烈は、全国の健康センタースーパー銭湯などで年間最多200公演を行うなど地道な活動を続け熟年層からの人気を獲得、この年リリースした「プロポーズ」も10万枚のセールスを記録し、結成11年目にして目標としていた紅白出場を決めた[25]
    • Suchmosはこの年のNHKサッカー中継テーマソング「VOLT-AGE」を担当している[57]
    • YOSHIKI feat. HYDEは総合テレビでこの年放送されたアニメ『進撃の巨人 Season3』の主題歌「Red Swan」を手がけている[58]。また、YOSHIKIはワールドツアーで共演しているサラ・ブライトマンとのコラボレーションも行うことになった[59]
    • 米津は当初出演予定になかったものの、NHK側の「出身地である徳島からの生中継」という提案を受け出場を承諾した[18]
    • 返り咲き勢では、この年「U.S.A.」が大ヒットしたDA PUMPが16年ぶりの出場で、初出場歌手の発表会見では異例の2度目の登壇となった[60]。また活動45周年を迎えた松任谷由実や、この年活動を再開したEXILEといきものがかりなどが選ばれている。
    • この他、配信限定のコラボレーションシングル「獣ゆく細道」をリリースしたエレファントカシマシの宮本浩次と椎名林檎が特別企画で出場する[61]
    • また、企画コーナーとして「世界で人気のジャパンカルチャー」を特集するにあたり、『ラブライブ!サンシャイン!!』からAqoursと、ゲームを原案とした2.5次元ミュージカル刀剣乱舞』から「刀剣男士」が出演し、この日限定のスペシャルパフォーマンスを披露する[62]。『ラブライブ!』シリーズからは、第66回2015年)に紅組で出場したμ's以来の出演となる[63]。また、「刀剣男士」はミュージカルやライブなどを通じて初となる19人編成での出演となる[64]
  • 前回の出場歌手より、不選出となったのは紅7組、白8組の計15組。
  • 石川さゆりは紅組歌手で史上初の35年連続出場を達成。
  • 五木ひろしは森進一(第66回限りで勇退)の持つ最長連続出場記録に並んだ。
  • 乃木坂46メンバーのうち、西野七瀬が放送日に、衛藤美彩が翌年3月31日に、伊藤かりんが同5月23日に、斉藤優里が同6月30日に桜井玲香が9月1日に乃木坂46から卒業したことにより乃木坂46としては本回が紅白最後の出演となった。
  • Suchmosのメンバーのうち、HSUが2021年10月に亡くなったため、生涯最後の紅白出演となった。
  • AKB48はバンコクの姉妹グループ・BNK48による「恋するフォーチュンクッキー」がタイ国内での動画再生回数1億5000万回を超える大ヒットとなった事から、同曲をBNK48のメンバーとコラボレーションして披露することになった[10]
  • この年下期の連続テレビ小説『まんぷく』の主題歌「あなたとトゥラッタッタ♪」を手掛けたDREAMS COME TRUEはスケジュール上の都合等で出演を辞退[注 6]
  • 今回は紅白両軍どちらにも属さず出場した歌手のうち、北島三郎・北島兄弟、刀剣男士、Aqoursは「企画コーナー」のゲストとし、サザンオールスターズ、椎名林檎と宮本浩次は「特別企画」での出場歌手とし出場回数もカウントされた。また本紅白から公式ホームページの「紅白ヒストリー」に紅白両軍以外の出場歌手も記載している。

曲順を巡って

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紅組トリにこの年デビュー45周年を迎えた石川さゆり(3年連続)、白組トリおよび大トリに10年連続出場の嵐が起用された。さらに大トリ・嵐の歌唱後、特別出演したこの年デビュー40周年を迎えたサザンオールスターズが「究極の大トリ」として登場した[65]。なお、サザンオールスターズが最終歌唱者になることを公表前に「内定」と報じていたメディアも複数あった[66][67]

司会者

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ゲスト出演者

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ゲスト審査員

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紹介文については、公式サイトにおける記述[69] に準拠する。

これまで審査員紹介の際に1人ずつ具体的に行われていた経歴の紹介が割愛され名前のみまとめてテロップで表示される形となった。

特別企画

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  • 刀剣男士Aqours:ジャパンカルチャー特集企画で出演[70]。なお、刀剣男士は山内惠介のバックダンサー、Aqoursは五木ひろしのバックダンサーとしてそれぞれ出演。また、両者ともDA PUMPと北島三郎のステージに応援として出演した。
  • 北島三郎北島兄弟北山たけし大江裕):「夢を歌おう」特別企画 “紅白に、サブちゃんが帰ってきた!”で出演。
  • サザンオールスターズ:「究極の大トリ」として出演。

企画・応援ゲスト

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演奏ゲスト

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その他の番組担当者

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企画

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  • 7年ぶりの出演となった松任谷由実の歌唱する曲については、「私が好きなユーミンのうた」と題して、番組公式サイトで松任谷の曲にまつわるエピソードや松任谷本人へのメッセージと共に曲目を募り、投票された曲(投票数が上位の曲とは限らない)の中からメドレーで歌唱することとなった[75]。当日歌唱した『ひこうき雲』は票数で5位、『やさしさに包まれたなら』は2位であった(票数の1位は『春よ、来い』、3位は『DESTINY』、4位は『守ってあげたい』)[76]

視聴率

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番組平均視聴率は前半(19:15 - 20:55)が37.7%、後半(21:00 - 23:45)が41.5%となった(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯別リアルタイム視聴率。以下同じ)[77]。前半は前年から1.9ポイント上昇し、第52回(2001年)の38.1%に次ぐ17年ぶりの高視聴率、後半は前年から2.1ポイント上昇し2年ぶりの40%越えとなった[78]

ビデオリサーチの提供したデータから各メディアが独自に割り出した瞬間視聴率の推移[78][79] に依れば、番組全体の瞬間最高視聴率は最終結果結果発表時(23時42分)の45.5%で、前回の瞬間最高視聴率(安室奈美恵歌唱時の48.4%)は下回った。

歌手別視聴率

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歌手別の最高視聴率は「究極の大トリ」のサザンオールスターズが1曲目と2曲目の歌唱を終える2か所においてそれぞれ45.3%、次いで米津玄師歌唱時の44.6%だった。

  • 数字は関東地区[80]
  •       紅組      白組      特別企画
順位 歌手 視聴率
1位 サザンオールスターズ 45.3%
2位 米津玄師 44.6%
3位 松任谷由実 43.7%
4位 MISIA 43.4%
星野源
6位 TWICE 42.7%
7位 西野カナ 42.6%
松田聖子
9位 AKB48 42.4%
10位 三山ひろし 42.3%

脚注

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注釈

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  1. ^ ただし、これまでの高精細度テレビジョン放送とは別の専用の放送機器を用いて行う事でカメラワークが異なる点から厳密な意味ではそうとは言えず、第40回1989年)から実施されていたハイビジョン試験放送でのアナログハイビジョン放送の扱いに近い。なお、BS4KはBS8Kのカメラ映像をダウンコンバートした上で、4K・8Kともに同じ映像を放送した。テロップに関してはアナログハイビジョン時代とは異なり、地上波と同じテロップが使われたが、アニメーションが使われずタイトルCG・テロップ共に固定されていたほか、地上波よりもサイズが小さくされていた。テロップの表示タイミングに関しては異なる他、歌詞テロップは表示されなかった。[要出典]
  2. ^ ただし、メンバーのソロとしては原由子が第42回(1991年)に出場した際にNHKホールから出演している。
  3. ^ メンバーのYOSHIKIがソロで出場。
  4. ^ メンバーの宮本浩次が特別企画で出場。
  5. ^ 元メンバーの山口達也の不祥事による脱退に伴い、音楽活動休止中。
  6. ^ 『ENEOS × DREAMS COME TRUE ドリカム30周年前夜祭 〜ENERGY for ALL〜』の最終公演が12月28日で、紅白まで中2日しか開いていなかったことが理由の一つとして挙げられている。
  7. ^ BS4KとBS8K及び東京・日比谷のパブリックビューイング会場では第1部と第2部の間のNHKニュースが放送されず、三津谷寛治(内村)のニュースへのつなぎコメント部分からニュース終了までは舞台裏からの中継に差し替えていた。内容はバックステージのレポートや今回の出場歌手が出演する番組を中心としたBS4K・BS8Kでの放送番組の紹介など
  8. ^ いずれも、吉本坂46のメンバーとして本番組及びNHKニュース7の前の直前番組も担当した。

出典

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  1. ^ “「夢を歌おう」NHK紅白放送時間は例年と変わらず” (日本語). ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2018年10月5日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201810050000514.html 2018年10月5日閲覧。 
  2. ^ 第69回 NHK紅白歌合戦」『イベント・インフォーメーション』2018年10月5日https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0324886/index.html2018年10月5日閲覧 
  3. ^ a b “広瀬すずが紅白初司会 白組は気心しれた櫻井翔” (日本語). ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2018年11月9日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201811090000374.html 2018年11月9日閲覧。 
  4. ^ 出場歌手および特別企画が決定!」『NHK PR』2018年11月14日https://web.archive.org/web/20181114141356/http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=167432018年10月14日閲覧 
  5. ^ “紅白出場歌手発表!キンプリら初出場6組/一覧”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2018年11月14日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201811140000340.html 2018年11月14日閲覧。 
  6. ^ a b “北島三郎、5年ぶりNHK紅白歌合戦 特別枠で復活”. アサヒ・コムデジタル. 朝日新聞社. (2018年12月4日). https://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cfettp01812040491.html 2018年12月4日閲覧。 
  7. ^ 北島三郎 「紅白」勇退でますます気になる“後継者問題”,日刊ゲンダイ,2013年12月7日
  8. ^ 第69回 NHK紅白歌合戦 8Kでのライブパブリックビューイングと受信公開を実施」(PDF)『NHK広報局』2018年12月6日https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/kaichou/2018/12/001.pdf2018年10月6日閲覧 
  9. ^ “サザン『紅白』特別企画で出演決定 35年ぶりNHKホールで歌唱”. オリコン. (2018年12月12日). https://www.oricon.co.jp/news/2125287/full/ 2018年12月12日閲覧。 
  10. ^ a b “「紅白歌合戦」刀剣男士は19名でパフォーマンス、AqoursとAKB48の曲目も決定”. ナタリー. (2018年12月15日). https://natalie.mu/music/news/312422 2018年12月15日閲覧。 
  11. ^ “チコちゃん&ナインティナイン岡村「NHK紅白歌合戦」出演”. ナタリー. (2018年12月18日). https://natalie.mu/owarai/news/312709 2018年12月18日閲覧。 
  12. ^ “平成ラスト紅白”の審査員に阿部サダヲ、安藤サクラ、出川哲朗ら 上沼恵美子の名はなし,スポーツニッポン,2018年12月19日
  13. ^ a b 紅白歌合戦の審査方法も3ポイント制に変更「大変シンプルな方法にした」,スポーツニッポン,2018年12月19日
  14. ^ a b “布袋寅泰12年ぶり紅白 石川さゆり「天城越え」とSPコラボ 石川本人が熱烈オファー”. Sponichi Annex. (2018年12月22日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/12/22/kiji/20181222s00041000139000c.html 2019年1月18日閲覧。 
  15. ^ “宮野真守のねずみが大晦日に、星野源の番組「おげんさんといっしょ」×紅白”. ナタリー. (2018年12月25日). https://natalie.mu/comic/news/313736 2018年12月27日閲覧。 
  16. ^ “Sarah Brightman(サラ・ブライトマン)、「第69回NHK紅白歌合戦」出演決定。YOSHIKIとの夢の共演が紅白のステージで実現”. タワーレコード. (2018年12月25日). https://tower.jp/article/news/2018/12/25/tg009 2018年12月27日閲覧。 
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  19. ^ 【紅白】平成の紅白名場面とともに 出場アーティスト参加の豪華OP映像制作”. ORICON NEWS (2018年12月29日). 2023年8月5日閲覧。
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関連項目

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外部リンク

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