抑止力など
石破 茂 です。
森友事案について世の中の騒ぎは沈静化しつつあるように見えますが、スキャンダルめいた話はともかくとして、行政が適切に執行されたかについては依然として釈然としないままです。コメント欄のご投稿を拝見していると、本当にそうだなと思わされるものが多くありますが、内閣支持率がそう大きくは下落していないにも拘らず、経緯についての政府の説明に納得していない人が国民の7~8割に達しているという事実には注意が必要です。きちんと説明し、今後改めるべき点は改めると率直に言った方が国民の理解と共感が広く得られるように思います。
国連核兵器禁止条約の制定交渉に我が国は参加しないこととなりました。この交渉に米・露・英・仏・中の核保有国(勿論すべて安保理常任理事国)が参加していないので、日本が参加しても保有国・非保有国の対立を深めることにしかならない、というのがその理由と言われています。
一方、自民党安全保障調査会・国防部会においては「敵基地に対する反撃能力」を我が国としても保有すべく、政府において検討し、成案を早急に得るよう求める提言をまとめました。
報復的・懲罰的抑止力(攻撃を上回る報復を受けることが予測されるため、相手方が攻撃を思いとどまる、という抑止力)を持たない我が国としては、これを米国の拡大抑止に依存し、拒否的抑止力(攻撃を加えても所期の目的が達せられないことが予想されるため攻撃を思いとどまる、という抑止力)としてのミサイル防衛システムの実効性向上に努力しているのですが、飽和攻撃(多数の弾道ミサイルの飛来など防御側の処理能力を超える攻撃)を受けた場合など、対応しきれない事態も現状では当然想定されるのであって、あくまで自衛権行使の範囲内で相手の攻撃能力を奪うことは法理論上も当然許容されるものです。
手段としてはトマホークなどの巡航ミサイルを保有することが考えられますが、バスやトラックを買ってくるのとはわけが違うのであって、米英の運用するこのシステムを我が国が取得できるのか、策源地の位置をどのように把握するのか等々、今後の課題は山積しています。
防衛庁長官在任時に内々検討はしたのですが、具体化には至りませんでした。あれからもう15年が過ぎましたが、己の力不足を反省するが故に、今後の努力の必要性を強く感じています。
核兵器禁止に反対する人はほとんどいないでしょうし、私も「核のない世界」を願っています。悲惨極まる広島や長崎の原爆資料館や当時の記録映像を見れば、そう思わない人などいないはずですが、問題はそこに至るプロセスをどうするか、核兵器の持つ絶大な懲罰的・報復的抑止力に代わる実効性ある拒否的抑止力をどのように構築するか、です。殉教的思想を持つテロ国家やテロリストに報復的抑止力は機能しない可能性が高いのであり、実効性ある拒否的抑止力の構築はなおさら必要と言わねばなりません。
コメント欄でご紹介のあったローマ法王の「我々は核抑止力を乗り越える必要がある」との言葉は確かにそのとおりなのですが、どのようにして乗り越えるのか。我々の悩みは深いものですね。
韓国は前大統領逮捕という事態に至りました。韓国では大統領の任期が一期五年に限られていることも、歴代大統領のほとんどがスキャンダルで終わることと無縁ではないのでしょう。
大統領制と議院内閣制にはそれぞれ一長一短がありますが、国民感情が激しやすい国においては議院内閣制の方がよりリスクは低いのかも知れません。北朝鮮情勢が不穏である今の時期に、韓国がこのような情勢であることと、駐韓日本大使がいまだに帰任していないことには憂慮の念を持たざるを得ません。
私は全く知らなかったのですが、「昨年最も読まれたWebマンガ」に選出された「四十七大戦」(泰文堂刊 一二三〈ひふみ〉作)という漫画があり、紹介して下さる方があってパラパラと読んでみました。
帯には「都道府県擬人化 首都争奪戦バトル! 日本の首都鳥取に!?」、書き出しには「鳥取県。極東の島国日本の最果てに存在する世界でも類を見ない秘境である。不用意に足を踏み入れた者は不毛の砂漠に絡めとられ、生きては帰れないという」とあり、いくらなんでもあんまりだと思わずにはいられませんが、とにかく四十七都道府県それぞれにいる「ゆる神」様たちが首都争奪戦を繰り広げ、最後は鳥取県が日本の首都になるという奇想天外な物語のようです。相当にデフォルメされてはいるものの、各県の特色がよく描かれており、こういう地方を題材とした漫画が若い世代に多く読まれていることをとても興味深く思いました。
週末は、日本製鋼所室蘭製作所訪問(4月1日土曜日 午前10時30分 北海道室蘭市茶津町)、ジビエ移動解体車見学(午前11時45分・中嶋神社)、自民党室蘭支部との昼食懇談会(正午・同)、自民党北海道9区支部室蘭地区政経セミナーで講演(午後1時・同・蓬莱殿エクセレントホール)。
週明け3日月曜日は自民党沖縄第3区支部講演会にて講演(正午・ニューサンワ・沖縄県うるま市)、という日程です。北海道から沖縄まで、日本は広いですね…
明日から4月、先週末から思いがけず寒の戻りとなっていた都心もようやく春めいてきました。
季節の変わり目、皆様お元気でお過ごしくださいませ。
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コメント
激務の中、ブログのご更新有り難うございます!
取り急ぎ、短文で、読後の所感を申し上げますと‥(ニッコリ)、
引用【内閣支持率がそう大きくは下落していない】ことの原因は、石破さんが【森友≪事案≫について世の中の騒ぎは沈静化しつつあるように】ご覧になっている所為kも知れませんねw。
これは(政治)スキャンダルとは言え、日々の生活に追い捲られている市井の多くの人々には、様々に反応しているのでしょう。
例えば‥
①「直接的に、今日明日の生活がマシになるネタじゃない」、
②「メディアがエンタメ感覚で騒いでいるだけ」、
③「安倍晋三以外に総理をできる人はいない」(例の如く)、
④「政治に係わっている暇はない」、
以上を総合すると、「政治に≪拒否的≫無関心層」が増えていると診る必要があるのでしょう。私の周囲にも増えている気がする。
投稿: 小倉摯門 | 2017年3月31日 (金) 19時20分
米国核の傘に守られている日本が核兵器禁止条約に参加した所で矛盾とプロパガンダに利用されるだけです。核にしろ、軍備にしろ抑止はあくまでも紛争が拡大しない時にしか使えないけれども、歯止めは何層にもあり暴走しない仕組みがあった方が良いに決まっています。戦争や他国への侵略が違法であると言う事に反対する人はいませんが国際違法行為を違法ではないと主張する国々は未だ多くいる訳です。冷戦崩壊後、様々な国が自国の利益を追求すべく覇権拡大しますが全面戦争や地域対地域の拡大化には成り難いし、現在では紛争をすれば世界から孤立や経済支援は無くなり、国の発展やインフラが破壊され国が必ずしも前進する訳ではないと思うはずです。投資は逃げ、インフラは進まず、国としても政策が打てない戦争をわざわざやるのは得策ではありません。しかし他国には自国内の矛盾や構造改革、民主化や産業の多様化が出来ず、政治体制を守り逸らす為に他国を威嚇し事変や紛争を引き起こさないと乗り越えられない国もあるのが現状です。その国々に対してどう対処するのか、外交的に出来る事があるのか、外交では全くの選択肢が無く軍事的な体制崩壊しか手が無いのか政治家が決める事です。勿論、国民の後押しが無ければ軍事行動は出来ないでしょうがするにしろ、しないにしろ政府が世論を形成し働きかけるのは当たり前の話ですし、国民の側からも森友より極東をどう考えてるんだ!と発言する事も当然の事でしょう。政府が世論を正す事がある様に国民も政府を正しい方向に導くように促さないといけない。そうしないと議員たちは保身と選挙、他党を蹴落とす事に明け暮れるのが常だからです。
投稿: 忍者 | 2017年3月31日 (金) 19時50分
森友学園問題は、政府側の説明が不十分と言うよりは、隠蔽している気がします。籠池氏を補助金不正で訴えたが
真実を闇に葬りさると言う意図が透けて見えます。
誠実な対応をして下さい。
安全保障は、気合いを入れてやって欲しい。今は、ミサイル一発すら防げないと思います。近海に着弾している。過去には、東北を跨いで太平洋に着弾した事もある。
着弾位置を確認して迎撃すべきではないか。
尖閣の中国船、中国漁船の不法操業は、何一つ取り締まれない。竹島もしかり。舐められている。排他する対応をして下さい。
国土・領土を守る意識欠如していないか❓
投稿: トタ鐵雄 | 2017年3月31日 (金) 19時50分
ご紹介戴いた「四十七大戦」と「北海道→沖縄ご移動」の連想で‥
こんな記事を思い出しました、私のコメントは戯れ言ですが‥発想力では完全に「四十七大戦」に負けてます(哀笑)。
堀田佳男さん【俄かに現実味を帯びてきたカリフォルニア州独立 https://goo.gl/5qPujc ①独立への敷居は高いが不可能ではない ②加州の独立はもはや夢物語ではないところまで来ている】
⇒ふむ。沖縄と加州を比べると、歴史の永さや文化の厚みは優るとしても、経済や社会の基盤的蓄積の分厚さが見劣りするので‥、その違いが沖縄独立を困難極まるものに見せているし‥現実に大きな困難はあるが‥、真剣に広く深く永い視座で準備して、永田町に脅しを掛けておくに若くはあるまい。安倍を権力の座から引き摺り下ろす勢力と、どちらが早いか競争すれば好い。そのSoftPowerは戦略的に考えてこそ意味を持つ。
当然ながら、軍事HardPowerもSmartPowerも然りなのであって、安倍Monkeyの如く、私情や戦術や作戦のレベルで政治権力(Power)を振り回すから失敗するんだ。国民にも深刻な害を為すのだ。
国内に限れば、地理など諸々の条件で沖縄は恵まれている。国と地理的に一体化して仕舞っている東京には、残念ながら、考えられないことだから‥。北海道???ふううむ。あの女性知事を含めて考える余地はゼロ。論外ですね。
投稿: 小倉摯門 | 2017年3月31日 (金) 19時58分
石破さんの記事を読んでいます。
投稿: 近藤オン心 | 2017年3月31日 (金) 20時08分
お疲れさまです。
投稿: mr | 2017年3月31日 (金) 20時17分
核兵器禁止を日本人が求めることは間違っていません。しかし、WW2の頃と今はあまりに環境が違います。 ミサイルは車に乗っけて自由に動き回ったり潜水艦から発射も出来る。その上、核は小型化され上記のミサイルで発射できる。
であるなら次善の策として高高度爆発の核ミサイル・・EMP攻撃で相手側の通信手段を奪うというのが必要では無いですか。直接の人的被害はありません。その後はとんでもないことになりますが、日本を守るにはその程度の覚悟は必要です。今の国会議員には国民の安全より自分が議員でいることの方が大事な方が多いのが残念です。
投稿: 河村 秀則 | 2017年3月31日 (金) 20時41分
なせに楽観視してのか私は、理解できない
石破氏総理待望は、以前申し上げてまいりました。
何故に水月会をたちあげたのかわからない
石破氏は、私の希望
総理夫人も迷惑石破氏今ですよo(^-^)o
投稿: ハルヒ | 2017年3月31日 (金) 20時48分
石破様、こんばんは。抑止力は大事だと思いますが、あまりにも武器を持ちすぎると、それを使いたくなるという心理が働くと元自衛官が話していました。どこまで抑止力の武器を抑止力として管理できるのかが大事なような気がいたします。武力を持つことは悪くはないのですが、それを正しく保持していく能力が問われると思われます。それよりは、外交でお互い軍事に力をいれないようにしていくことが大事なような気も致します。これからは、地上に目を向けるよりも宇宙開発をして宇宙空間で勢力を大きくしていく時代も近いのではと思います。地球連邦軍のような大きな展望を持つことも大事ではないかと思います。石破様、期待しています。
投稿: hitomugi | 2017年3月31日 (金) 21時44分
こんばんは。コメント拝読させていただきました。私を含め、一般市民が納得いっていない事柄について、正面から回答いただいている点、ありがたく思います。現在の政府は、何かこそこそ裏でことを進めている感を拭えません。堂々と説明し、明らかにすべきことは明らかにしていただけなければ、選挙で選ばれたなどと、軽々しく言って欲しくはありませんし、こちらも選挙で選んだ覚えはない、と言うほかにありません。
私の考え。
森友事案については、このまま幕引きは納得いきません。森友側についても、行政側についても、関係者本人が公の場でしっかり説明していただきたい。その説明を裏付けるものを、隠さず公開していただきたいです。
核兵器禁止条約への不参加については、唯一の被爆国である日本人として情けない。核保有国と非保有国の橋渡しをするべき立場であるはずであり、北朝鮮云々は言い訳、あるいは詭弁にしか聞こえません。続けて申し上げれば、抑止力についても同じです。つまりは、やったらやり返すというメッセージな訳で、戦争の準備であり、見えないレベルにおいて、戦争をすでに仕掛けていると言えると思います。憲法に反しています。核抑止力に頼らずに、平和を維持するにはどうすれば良いか、ここに知恵を絞るのが、政治家の真の仕事ではないですか。
敵基地に対する反撃能力について、これも抑止力ですから同じです。戦争は、始まれば恨みの連鎖が起きて、止められなくなるのです。さらに、戦争当時国のバックに、相対する大国が付けば、さらに悲惨な状況になります。今のシリアを見れば、私のような戦争を知らない世代でも、想像できることです。お釈迦様は、恨みを恨みで返してはいけない。イエスキリストは、右の頬を打たれたら左の頬をだせ、と言っているではないですか。まだ人類は同じことを繰り返すのですか? 日本人が終わらせましょう。自然の中で、自然と共に生き、自然を畏怖してきた日本人だからこそできるのです。3.11の時、津波ですべてを失った漁師さんが、海を恨まないと言ったのです。これこそ美しい国だと思います。
正直、政治の駆け引きなど分かりませんし、私は一介のサラリーマンです。二度と戦争はしない、と堂々と詠う日本が好きです。8割方の一般市民は私と同じような感覚ではないでしょうか。政治家の先生には、庶民感覚、庶民の視点も常に持っていて頂きたく思います。長々とすいません。ご不快な言い回しなどございましたら、ご容赦下さいませ。
投稿: 桑原哲也 | 2017年3月31日 (金) 23時05分
北の弾道ミサイルは、発射準備指令から数時間で準備完了、指定時間に対して誤差1分以内で全弾発射、日韓の米軍基地や首都に目がけて飛んで来るでしょう。そのうちの数発は核弾頭である事を想定すべきです。
ミサイル迎撃は、理論的には可能でも、敵ミサイルの数やタイミングによる制約を受け、非常に不確かなものです。例え打ち落とした所で、直接北へのダメージになる訳ではありません。
抑止力としての残された選択肢としては、日本の戦略的にも物理的(相手は移動式)にも先制攻撃が出来ない以上、報復攻撃しかありませんが、発射後にトマホークを撃っても、何を標的にしたらいいのかも判りません。
だからと言って、報復手段としての打撃力を持たなくて良いという考えでは、益々北に舐められるだけです。
日本らしい(核によらない)打撃力。
それが『戦艦』です。
大和・武蔵で2往復すれば、広島型原爆の威力にも匹敵します。
建造費はイージス艦の2倍でしかありません。
北方領土や竹島への威圧にもなります。
島嶼奪還作戦では、敵を攻撃するまでもなく白旗を上げさせる事が出来ます。
日本の島を奪おうとする勢力すら存在しなくなるでしょう。
日本は一流の海軍国です。
過去も未来も。
係争地が回りが海に囲まれている以上、中露韓など足元にも及ばない存在のはずです。
本来ならば・・という話ですが。
投稿: 軍師 | 2017年3月31日 (金) 23時12分
石破先生、お疲れ様です🍵
最近の話題としては、小泉進次郎議員ご提案の「こども保険」がぜひ実現するといいなと思います🌻例の事案にこれ以上深入りするのは税金の無駄という感じがします🐥
投稿: キイロイトリ | 2017年3月31日 (金) 23時17分
幾ら大統領令を連発し前政権の法案を覆しても議会の承認と法案が通過しなければ大統領の意向は示す事が出来ない。選挙戦の時から彼の言う程、実現は出来ないと彼の支持者でも分っていた事だが現実に閣僚も決まらず辞任、最初の法案も駄目、オバマケアや壁の建設も頓挫するとなると何が出来るのか、口だけ番長になってしまい求心力は更に低下する事だろう。何も実現できず、混乱だけ引き起こすとはどこぞの政権を思い起こさせるがトランプはその混乱を収拾させ、安倍政権の様にやるはずだったが現実は彼が思っているより難しい様だ。ツイッターの様には行かず、議会では法律や様々な政策やイデオロギーの違う人達を説得し賛成に回らせないと駄目なのでそれなりの妥協は仕方が無い。そうするには問題に対する深い理解と捨てる所と妥協出来ない所を明確にしていかないと合意は得られない。しかしほとんどの場合、反対派は重要な所程、逆の論理を持っている物で引けない所でどう交渉するかになってくる。そうなると玉虫色の政策では何も実現出来ず、本当にやりたい事や協議を深めて煮詰めて行く物しか残らなくなる。トランプがなぜ独裁者プーチンを褒めたか分る気がするが独裁者は逆に話合わずとも物事は決める事が出来るが国民からの不満や側近や政敵からの不満が一歩間違うと自らの投獄や暗殺に繋がる。朴は独裁の悪い例だが独裁者とて上手く行く保障は無い。そして失敗は死を意味する事が多いし国民から吊るし上げられたムッソリーニや他の独裁者達の最後を見ても簡単には行かないのが分る。朴の様に途中で政権を投げ出さない事を祈るがそれこそ、他の独裁者が喜ぶだろう。
投稿: 忍者 | 2017年4月 1日 (土) 07時26分
北極圏国際会議が開かれたがプーチンは露弱体の為に欧米が連携し、米国との閣僚への接触ではそれだけでもスパイ行為になると不満を露にしていた。北極圏は氷が溶け、資源だけでなく中国が軍事的にも潜水艦を含め米ロへの覇権拡大にも余念の無い重要な地域だ。北方領土で国後や色丹が返還されない一番の理由は露潜水艦基地がある事で普通に考えて日米中を睨む場所を返還するとは到底あり得ないし、露が経済で日本に支援を求めているのも中国の覇権拡大と人口爆発があり、露は非常に警戒している為だ。温暖化や北極氷河が溶けているのを除いて考えても欧米中露が資源争奪と軍事的な航行で激しい奪い合いが起こっている。資源争いや軍事的な優劣争いは深海だけでなく、北極、宇宙に迄及んでいる。資源には限りがあるが人間の欲には限りが無い程、深く醜い争いがある。
投稿: 忍者 | 2017年4月 1日 (土) 08時02分
石破閣下
ポンコツモデラーのポンコツコメントです。
「日本製鋼所室蘭製作所」を訪れるのですね、原子炉の圧力容器シームレスタイプを製造する世界唯一の施設です。また、自衛隊装備火砲の砲身製造施設でもあります。原子炉等の製造メーカーが日本の各地に点在しています。残念ながらこれらの統合的産業育成が実施されているかは分からないので、ウエスチングハウスで躓くところが出るのだと思います。中性子線計測器のノウハウがあるかと考えていたのでしょう。シーメンスに抑えられていて、たぶんの話ですが作れなかったのではないでしょうか。
原子炉はウランが臨界に達した際に発生する中性子が、他の原子に吸収され新たな原子に転換させる、つまり原子転換炉です。その中性子の正確な計測ができなければ、アクセルとブレーキが効かない暴走自動車みたいなもので、危険極まりない状態になってしまいます。つまり、原子炉というのはそういう意味で厄介な代物という訳です。もちろん、非臨界型原子炉の試作をわが国が行っています(ときどき失敗のニュースが)。実用に成功すれば、核のゴミやデブリ、はたまた廃棄核弾頭に至るまで、エネルギー取得を兼ねてできます。実現すれば夢の発明となるでしょう。エイプリールフールだから言っているのではありません。本当のことです。わが国はバカではありません(あらためて言うなって?)原子炉を設置し始めたとき、トイレの無いマンションにたとえられました。記憶にある方もいるかと思います。ちゃんとトイレの(浄化槽というほうが正確か)製作もしていたという訳です。ぜひ、各地各所を巡っていただき(もうしている)このような核限らず各方面の地道な努力とその実像をお伝えください。乱文・乱筆お許しください。
投稿: 野村嘉則 | 2017年4月 1日 (土) 08時10分
核(攻撃)に対する抑止力として核を持つ。
これほど悲惨な現実はありませんが、それが現実ですよね。
私も核がない世界を望んでいますが、原発は核の平和利用として確かに役立っているはずです。
これ以上、核がつかわれることのないような世界にしたいですね。
投稿: 溝川 皓介 | 2017年4月 1日 (土) 10時32分
森友氏に関する件は証人の証言と安倍さんの答弁が完全に食い違い、森友氏を偽証罪で告訴を検討していると聞きます、国民から見ると安倍夫人を証人関門して白黒をハッキリさせるのりが分かり易い。
総理夫人を軽々しく証人喚問する事に躊躇されるのも分かりますが、やはり国民から見て分かり易くスッキリした形が望ましい。
森友氏の証言に私も疑問視する所も多く有りますが安倍夫人に対する評価も諸々と出ています、その面からは安倍夫人にも疑問を持ちます。安倍総理は一強を良い事に強引な面も多々見られ、もう少し国民に寄り添った対応をされる事も重要と思われ、それが民主主義国家の有るべき姿と思います。
投稿: 橋本 脩二 | 2017年4月 1日 (土) 11時20分
核持っててもしょうがないと思います。
誰かが先進国に発射した時点で報復装置自動で働いて何千発もの核ミサイル飛んでくるのでどのみち助からないと思うからです。
アホな中国北朝鮮が撃つかもしれないのが
心配ですが・・・。それよりも
いい加減、日本軍にしてもらいたい。
結局世界に出て行くなら軍隊の方が制約がなくて安全だからだ。
投稿: のほほん | 2017年4月 1日 (土) 14時02分
≪果断な挑戦と前進だけ≫
㋑引用【交渉不参加‥というのがその理由と言われています】
㋺引用【‥己の力不足を反省す‥今後の努力の必要性‥】
㋩引用【どのようにして乗り越えるのか。我々の悩みは深い‥】
またしても僭越な申し様なのですが、石破さんのこれらの記述と述懐の連想で‥:
それら(↓)が企業経営の現場では十全には(殆ど?)実践されていない(“口先の言葉や命令”には意味はない)と云う現実はありますが‥、元気印の民間企業の真っ当な経営トップの間では経営の要諦として語られて久しい。
それに倣えば、国家(or企業)の経営のトップは、
①常に大きな土俵に立って、大きな絵図を描き、
②例えば国家の内外に向けて、長期ビジョン(国家観)を掲げ、
③そのための目標として近未来の国家像も示し、
④時にそれらに違背する謀みや動きを、時機に強権的に、排除することが欠かせない。「腐った苺は傷みが早い」。
⇒然もなければ、悪企みに長けた政治屋に背後から撃たれる。
また、几帳面で出世欲の強い官僚の間に「(今流行の)忖度」を生む。組織に歪を生む。エリートや国民の関心や論点がミスリードされて、問題の解決も国家が前進する歩みも阻害されて、立ち止まり、相対的に後退する。
‥そのまた連想で、翻訳や報道の所為なのかも知れませんが、ローマ法王の「我々は核抑止力を乗り越える≪必要≫がある」は貴重で素晴らしいご発言ではあるのですが、今更、効き目が不確かなものの「必要か否か」を論じる次元はとっくに過ぎていると思います。寧ろ、「乗り越える挑戦や行動が要る」と訴求されるべきなのだと思います。
国連核兵器禁止条約の交渉参加も然り。軽々には言えませんが、その程度のことで、米国の核の傘に揺らぎが生まれる恐れがあるのなら、そもそも、そんな「傘」に頼っている現実が軟弱な地盤の上に立っているに過ぎまい。地盤が軟弱だから、米国の高官の恫喝にフニャフニャと降参するのだと。そんなものは「独立国の外交」ではないし、SoftPower(Joseph Nyeさん)でもない。キッパリ!
‥更にその連想で、分野も発想も大きく飛躍しますが(笑)
NHKBS1スペシャル【欲望の資本主義2017 ルールが変わる時 https://goo.gl/LvP6QI 】が、今朝、再放送されてましたね。原丈人さんが、粗削りとは云え「公益資本主義」を引っ提げて登場するなど、世界経済の大きな絵図が描かれていて素晴らしい。 まあ、世界経済の現状を広深永に理解すれば、行くべき道は判っている。安倍猿の「この道」とは真逆だ。
上記の一連の懸案に就いて、世界が抱える今後の道筋は果断な挑戦と前進だけだと。人類の叡智が問われ俎板に乗せられているのだと。残念ながら、今の日本のヘタレ政治家や経団連系のヘタレ経済人には「ルールが変わる時」に舞台で主役を張る資質も力量もない。
投稿: 小倉摯門 | 2017年4月 2日 (日) 14時13分
≪典型例:短絡した再発防止策≫
朝日【高校生の冬山登山 https://goo.gl/aCGhmx ①栃木県教育委:全面的に禁止する方向で検討 ②スポーツ庁:原則として行わせないよう各都道府県教委に通知していた】
この動きにアルピニスト野口健さんの反論が広深永で秀逸ですね。
㋑【意味がわからず。3月下旬は間違いなく春山。‥「冬山禁止を検討」の意味があるのだろうか】
㋺【あまりにも安易な発想。‥季節で規制するのではなく大切な事は状況を見極める能力だ】
野口さんは「季節の切り口だけで規制する」ことの狭さ浅さ短かさに異を唱えられたのだが、その種の規制の検討には、発想の次元で根源的な問題があると思います。
やゝ極論を承知で言うのですが、
この規制の発想には、事故を発生させた根因に対する探求が足りない。楽観的な「だろう運転」である「絶対安全」(自然現象に“絶対”なんかない!)と云う判断が間違いなのであって、そんな「だろう運転」をしていれば冬山だろうが夏山だろうが死亡を含めて事故は起こる。この規制検討を発想した教育関係者には、専ら「何」に事故の責任を押し付けて、「教育ムラの身内の“誰”」を擁護したい狭浅短さが透けて診える。
また、全ての再発防止策や規制で、事故事件や不祥事の「再発ゼロ」を追求するのは間違いなのだと思いますけどね。几帳面過ぎる。寛容さがない。賭け事然り。総論的にはカジノ然りw。須らく雑多であるべき社会の現象に「ゼロ」を求める(または、その結果を齎す)ものは極めて特殊、異常で原理主義的とも言うべき意味を持つのだから。
「水清ければ魚云々」の故事もある。魚でさえそうなのだから、多様で雑多な集団である人間は、違いや相異も濁りや汚れなどを含めて多様性や複雑さの中にこそ人間らしい棲処があるのであって、画一的で短絡した環境では人間は生を営むことなんかできる道理がない。逆に言えば、人間はそんな環境に生きられないようにできているのだ。前稿の流れで言えば、一般的な「核技術」も然り。「核兵器」は絶対的な例外になる。
善事だけは100を目指してどんどんと伸ばせば善いのであって、須らく、規制は過猶不及。悪事だけは十全に叩くべきなのだが、善事or悪事を見極める見識や智慧と、「“過不及”を弁えた匙加減や塩梅」が肝心なのだと思います。
投稿: 小倉摯門 | 2017年4月 2日 (日) 17時14分
国会やマスコミは何処へ向かっているのでしょう…?
何がしたいのでしょう…。
愛国教育を反対する勢力にとっては嬉しくてたまらないのでしょうけど(あの学校のやり方が正しいかそうでないかは別として)
国民は完全に冷めた目で見ています。
地元民ですが、森友学園の話をする者など一人もいません。
相変わらず北はやりたい放題やっていますが、このまま拉致問題が世間から忘れ去られてしまうのではないかと心配しております…。
投稿: 一ファン一意見 | 2017年4月 2日 (日) 18時33分
【韓国及び北朝鮮に向けられた監視政策こそが安全保障問題の大半を占める】
ロイターも注視するべき時にあると警告しているようだ。
『[24日 ロイター] - ティラーソン米国務長官は今月、北朝鮮に対する「戦略的忍耐」はすでに終わり、同国の核開発の野望に歯止めをかけるために「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と警告した。その言葉通り、米韓両軍の部隊は幅広い軍事シナリオに向けて準備を進めている。・・・・少なくともビル・クリントン氏以降の歴代米大統領は皆、北朝鮮の核兵器開発問題に取り組み、その対応として想定される幅広い軍事行動についての提言を受けてきた。
これまでのところ、攻撃実行を決意した大統領は1人もいない。』
最初の一人になるのがドナルドトランプ氏だと言っているようにも見えるが、そうなる可能性が非常に高いと述べている。24日に一度掲載した記事を4月1日に再度新たなトン店を示して掲載したのがこの記事なのだがそれは、3月31日付けの時事通信の記事の様な情報が下地になっているのかもわかりません。
『【ワシントン時事】米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院の米韓研究所は30日、最新の人工衛星画像に基づき、北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場で新たな核実験の準備が完了した可能性があるとの分析を公表した。』
ロイターが24日の記事に新たに加えた記事は
『トランプ氏は米国の歴代大統領のなかでも最も予測困難な人物の1人だ。北朝鮮に対する軍事的選択肢を行使するというリスクを冒すような米国の指導者がいるとすれば、それがトランプ大統領だったとしても不思議はない。
厄介な選択だ。行動することが惨事の引き金になる可能性もある。だが、何もやらないままでは、さらに悲惨なものとなるかもしれない将来の紛争を招いたと、非難されることになるかもしれない。』
ロイターはこの問題を終わらせなければならないと考えているようですが方法は、結局軍事的な制裁のような形になるのか自問しているような記事になっていますね。彼等もまた北朝鮮という国がよく解っていないように見えます。
北朝鮮の指導者とはいったい何者かと言えば、建国以来69年が経過しているが僅かに3人の登場があって、それが血縁によって世襲されている。そして、建国の2年後に引き起こした戦争が今も続いていると思い込んでいる指導者がいる国であるという事を、どこか他の国と比べることができるのかという事でもある。
停戦中であるという。その停戦条約には一方の当事者であるはずの韓国大統領の署名がない。つまり韓国もまたその停戦を認めていないままとも言える状態が66年続いているという事になる。
北朝鮮の異様な行動が。米国の東アジアにおける軍事基地の理由にもなっている。停戦条約を無視した韓国の立場を救済しているというような不思議な状況を作っている事になっている。
韓国朝鮮人は朝鮮半島における立場について自分達では何も解決できないという事なのだ、北朝鮮は最貧国ではあるが核兵器を持つことで優位な立場にあると妄想しているようだ。韓国は60年近くに及ぶ経済的な政策の実行があって何度も大統領を逮捕しても揺るがない経済体制があると妄想しているようだ
妄想する対象が異なるだけで彼等の本質というものに差がない。狂信的なエネルギーが彼等を支えているだけのように見える。そして、国際的な信頼というものに関心がない。信頼を得るために何かをすることがない。逆に信頼を裏切ることに喜びを感じているのかとさえ思いますね。
ロイターは、トランプ大統領の行動に注目しているようですが、それより先に、韓国の軍部で何か起こるのではないだろうか?
何度も起きた軍事クーデターが、韓国の救済手段になっていたという事実がある。力を誇示するものに対する異様な擦り寄りは昔から変わっていないのであれば、同じことが起きることも考えておかないといけませんね。
これとは別に朝鮮戦争の勃発に何があったのかと思いだせばよい。李承晩が対馬侵攻作戦に没頭していたという事が解っている。北朝鮮が何かを企ているのかさえ全く関心がなかったそうだ。彼等は妄想の世界の住人である。注意をして監視をしておかないといけませんが、どちらかに手を貸すことは絶対に止めたほうがいいですね。大火傷をすることになります。
投稿: 旗 | 2017年4月 3日 (月) 02時13分
【文部科学省の天下り問題はどうなったのか】
追加報告の件数を見て驚くようでは何の解決にもなりませんね。その件数の把握が何もできていなかったという無能を晒すだけです。
官僚は腐敗するということをしっかり認識して、すべての官僚を常時監視する体制を作って対処するしかないと思いますね。
常時監視がなぜできないのかについて真剣に考えないとこの問題一つで政権の維持が難しくなりますね。国民の信頼を失うとはこういう処にあると思います。
小室直樹氏も、冗談を抜きにして考えた末の提言だと思います。
ネットにある各種ブロクの論評をみると
『文科省の天下りあっせん問題で最終報告書が公表された。
文科省は日常的に違法な天下りあっせんや情報漏洩などの「不正」を行っていた。
大学設置・学校法人審議会が学長人事に口を挟むことに正当性はない。
として、その上、文科省の不祥事は天下りあっせんだけではない。調査の過程では、守秘義務違反、情報漏洩も明らかになった。という新たな問題点も指摘する人がいる。
具体的な例を挙げ、
新しい大学や学部の設置を審議する「大学設置・学校法人審議会」の審査情報が、対象の大学に伝えられる前に、設置審査とは無関係の文科省人事課に伝えられていたのだ。』
というような問題の深刻さがこの天下り問題について回っているようだ。例に挙げられたのは、天下りのあっせんを行っていた人事課OBの嶋貫和男氏のことである。2014年3月、同学校法人は滋慶大学(通信教育課程)の設置認可申請を行った。その際の学長予定者が嶋貫氏だった。だが、審議会は嶋貫氏を学長候補とは認められないとして「是正意見」を出した。この情報がなぜか審議会とは無関係の人事課に伝わった。さらに、人事課職員と大学設置審査担当の職員は、「ほとぼりが冷めるまで、嶋貫氏には副学長に就任してもらい、当面、学長には別の適任者を当ててはどうか」ということまで話し合っていたという。文科省退職者のために尽力していた嶋貫氏への配慮が垣間見えるようだが、このような情報漏洩は、国家公務員法99条(信用失墜行為の禁止)と100条(守秘義務)に違反している。また、同時期には学校法人幸福の科学学園も大学の設置認可申請を行ったが、この審査過程においても、文科省や審議会の不正が明るみに出ている。
日常的に情報の交換が行われていなければできることではない。就任予定者が既にいて、いったい何を話し合うのかという事でもある。だから、常時監視の体制を作っておかないと彼等はほとぼりが冷めたら腐敗行為を再開するだろう。政治家が彼等を監視できるはずがない。議員の任期中だけではないか、それは常時監視とは言わない。常時監視をするにはスターリンがやった様に秘密警察のような処が警察権を以て高級官僚の日常を調査する組織のことである。それを作らないとこの問題の解決はないと思いますね。
官僚は腐敗する絶対に腐敗する。スターリンのやった事で誉めるべき点があるとすれば、官僚の腐敗に気が付いてそれを是正するには何をどうすればいいのかについて実行したことだけではないですか。これだけは真似をしたほうがいい。
投稿: 旗 | 2017年4月 3日 (月) 04時50分
お疲れ様です。
森友問題は全貌を明らかにするための捜査が必要なのでしょうが難しそうですね。
ゆる神、面白そうです。
読んでみたいです。
投稿: くま | 2017年4月 3日 (月) 06時47分
石破先生
お早う御座います!!。
日本列島に漸く春の日射しが訪れ、各地の桜開花と花便りが聞かれるようになりました。
先生に於かれましては日々の政務に、週末の全国への講演にと激務をこなされ大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の者であります。
本日は・・・
1、森友学園事件のその後について
2、国連核兵器使用禁止条約へ日本の不参加
3、テロ等準備罪(共謀罪)について拙論を述べたいと存じます。
1、森友学園事件のその後について
国会に於いて29年度通常予算成立後、やはりNHKによるテレビ報道が少なくなり、鎮静化のように見えます。しかし、野党を始め殆どの国民は納得して居らず、疑惑は全く払拭出来ては居りません。その為政権に対する不信感は募るばかりです。何故なら、安倍政権の根底にあるこれまでの民意不在の強引な政権運営がある為であります。大きなものでは特定秘密保護法の強行採決、武器輸出解禁と武器開発への国家的援助、新安保法制の強硬採決などとその他、年金カット法案、カジノ法案など、沢山の反対があったにも係わらず充分国民へ説明責任を果たして来て居らず、国民の政権に対する根強い不信感があるからのです。
そして今回の森友学園事件は安倍総理の右傾化指向への表れの所為であり、民間の森友学園の国粋的指向への同調などがあれば、国民は「やはり!」とのいつか来た道への懸念を「皮膚感覚」で捉えているのです。安倍政権は民意から大きく乖離して居り、このまま国民への信頼を裏切り続ければ、これから提出されるテロ等準備罪、憲法改正論議などがどうして国民から支持を得る事が出来ると言えるのでしょう?更に、次の東京都議選、近い将来にある衆議院選挙に於いても大きな打撃を受ける事は『必定』であります。国民はそんなに「馬鹿」ではありません!!。
民意を失った政権の末路は世界共通であり、存続は出来ないのです。「水は良く船を浮かべ良く船を沈める」との格言を為政者は深く思うべきであります。
2、国連核兵器使用禁止条約への日本の不参加について
吾が国は「核兵器を持つ国と持たざる国とが対立するこの条約は適切ではない」との理由により、話し合いの場にも出ない不参加とは、どんなに説明されてもとても理解出来るものではありません。特に軍縮を進めて来たオバマ政権よりトランプ政権へと移行後、国際間ではアメリカ、中国の二大勢力が強い軍拡傾向にあります。北朝鮮のミサイル開発への不安により、アメリカは北朝鮮への先制攻撃も視野に入れるなどとも伝えられ、益々戦争勃発の危機への緊張は高まる一方なのであります。
所詮、核兵器による抑止力の構築と言っても人類の愚かな歴史を遡れば、戦争に至って終わる経過だけなのです。ましてや核兵器のこの21世紀の戦争勃発ともなれば、相互に終末を迎える事になり、勝ち負けはあり得ないのです。その為、核兵器による抑止力との理由による軍拡競争の幻影は捨て去り、『相互に生存する道を探る事が為政者へ与えられた仕事』ではありませんか?為政者は自国の主権と独立、国民の安全を守る為にはあらゆる事を想定しておくべき事は言うまでもない事ながら、もう武器使用に依らず相互に合意の意思決定を見出す、『会同』により道を探るべき時ではありませんか?その為、核の被爆国である吾が国日本が双方の説得に当たるからこそ、説得力があると言うものなのです。
狂暴とも思える北朝鮮、覇権主義の中国とは云え、事、核戦争に至れば相互に消滅してしまう現状は充分理解して居り、軍拡指向の現代の世情はとても容認出来るものではありません。この宇宙船地球号の将来は消滅への右へ行くのか、生き残る左へ行くのかとの瀬戸際ともいえる現状なのであります。武器とは、すべてそれを手にした人類の愚かな「思いもよらない暴発」と言う事もあり得るのです。
3、テロ等準備罪について
今朝の新聞により、自民党政権は同じ与党の公明党とこの法案提出の合意を見たと知りました。過去14年間も何度も法案廃止に追い込まれたこの法案は、オリンピック開催の治安の為には絶対必要であると政権首脳は述べています。しかしながら、中身について何ら具体的説明を述べる事無く今日まで来ました。一般市民が拘束される事は無いとしながらも、二人以上の組織により犯罪が行われる「懸念があれば」その場限りではない、との極めて曖昧な要件なのです。そして、オリンピックが終了しても一度制定された法案はその後も生き続ける事になり、その時々の政権の思惑によって「恣意的に解釈」される事になれば、世間にも良く言われる戦前の「治安維持法的」な運用も可能になるのです。
世界各国からも懸念の声が寄せられている安倍現政権の右翼的指向の下では、オリンピックを安全に開催する為だけの大義とはとても思われず、先ず「不信感による懸念」が先に来るのは何故でしょう?
投稿: 桑本栄太郎 | 2017年4月 3日 (月) 14時32分
≪学而不思則罔 思而不学則殆≫
小池知事のFaceBook【「自律改革」、「内部統制」、「2020改革」 https://goo.gl/xm2eib 】 ⇒この順序が肝心であり素晴らしいですね。期待する小池知事に相応しい広深永さ鋭さです!(ニッコリ)
先ず「自律改革」が全ての基本である個々人のGovernabilityの改革、次に「内部統制」が制度としてのGovernance改革ですからね。須らく砂上にはどんな立派な制度もいずれは崩れ去ります。
人類の歴史は、Governabilityのない奴らがGovernanceを崩そうと必死になる事実を明らかにしている。学ばない人たち、考えない人たちが多いだけです。今の日本の政治権力者が真に然り。
投稿: 小倉摯門 | 2017年4月 3日 (月) 18時31分
①フォーブス:国連の日本人ナンバー2 https://goo.gl/p7hFZN
②朝日:国連軍縮部門トップに日本人女性 https://goo.gl/KsQtZ4
中満泉さんに関する記事ですが、肩書なんかどうでも好くて、見掛けも中身も、この“男前”に鋭さがあって(=生温くなくて)、カッコイイですね。惚れ惚れする(ニッコリ)。
世界の特に智的な舞台で活躍するそんなカッコイイ日本人女性は中満さんだけではない。https://goo.gl/Wdwy0z
フォーブスのアンケートには入っていませんがw、彼女らにとっては、安倍Monkeyが叫ぶ「女性活躍」なんて茶番以外、猿芝居以外のなにものでもないでしょうね。内閣総理大臣に対しては、儀礼的な「忖度」はするでしょうけれど‥w。
投稿: 小倉摯門 | 2017年4月 4日 (火) 09時15分
露でのテロに対し日本国民は露と共にあると嘗て聞いた事がある様な文言を放った総理だが北方4島返還交渉もある事から配慮した形だ。そして長嶺駐韓大使も帰任するが北朝鮮への安全保障環境悪化や時期大統領選に向けての情報収集や働きかけも含め、ギリギリの判断を匂わしつつ保守派に働きかけた格好だ。習との会談で伝わってきた事は米国は中国が北朝鮮に具体的な対策、例えば石油を止めるとか、働きかけをしなければ単独的な軍事行動も起こすと伝えられている。中国が米軍介入に入ってくるかどうかが焦点になるが事前での確約は取れない可能性が高い。米中が衝突しても今の中国では米軍には勝てず、口先介入で終わるのかどうか米側が判断するかだろう。中国に譲れば、北朝鮮は確実に核兵器を小型化し核弾頭に載せると言って米国との交渉を有利に運び、又イランを含め中東にミサイルや核を拡散して商売を始める事だろう。そうならない為に叩いておくのか、何もせず中国や北朝鮮に地位を譲り国際法も含め全てを投げ出すのかは米国の軍事行動にかかっている。シリアを見れば分るが中露は確実に米国の軍事空白を狙い覇権拡大には余念が無い。幻想は持たない事だ。やらなければ利用して向うがやる、外交の鉄則だろう。話合いや外交で全て片がつくと思うのは誤りである。必ずある程度との条件付きである。
投稿: 忍者 | 2017年4月 4日 (火) 11時01分
親北ムジェインが大統領候補になっている様で対抗馬になりそうな保守派は全くいない。トランプ政権発足後、世界では保守派の流れが出ているがそれでもオランダでは少し揺り戻しが起こり、次のフランスでの選挙でのルペンが勝つか注目されているが今の所、独走して引き離すには支持が全然足りていない。そういう世界の流れとは逆行するのが韓国大統領選だがThaadや日韓合意破棄や再交渉、北に先に行くと発言しているが何処まで現実化出来るかは不透明だ。しかし南北統一核兵器共産政権誕生から米軍斬首成功し、米主導統一国家迄あらゆる可能性を日本は考えて行かないといけない。それどころではないのに民進は森友を追及していくと馬鹿な事をほざいている!
投稿: 忍者 | 2017年4月 4日 (火) 11時17分
石破先生、お疲れ様です🍵
「マンガで読む国防入門」を拝読しました。石破先生がかわいく描かれていて、とても良かったです。北朝鮮情勢がどうなるか不安に思っています🐣
投稿: キイロイトリ | 2017年4月 4日 (火) 16時16分
【我が国は記念日が好きな国民である】
我が国には昔からの習慣というものがあって、5月27日とか。1月17日とか12月24日とか3月11日とか、何か起きた日を記念日にする考え方がある。そして、その記念日から何日目とかをこじつけるようなキリ番の日に見直しを迫ることが習いになっている。国民性なのかも知れませんね。
ところがここに突然何の脈絡もなく政府がこれまでの方針を変える事があった。理由もない。説明もまたないに等しい。4月4日は何の日なのか首をかしげる人が全国に数多く表れることになったような気がする。
4月4日でなければならない理由がどこにあるのだろう? 唐突に沸き起こった駐韓大使の帰任である。北朝鮮の同行とかに関係するかのような説明をするメデアもある。しかし、これはどっちかというと。週末にある米中首脳会談のことが念頭にあるような気がしますね。そこで北朝鮮問題が扱われることになるのだろう。表向きの課題なら米中間には腐るほどある。
南シナ海の問題一つとっても米国の立場とシナ帝国の立場では論争の種に困ることがない。しかし、駐韓大使を帰任させるほどのことがそこに起きるとは思えない。それは、どう考えても北朝鮮の扱いを決める為の話がそこに登場するからだろう。
米国はこれから北極方面にあるエネルギーのことでロシアと手を組む予定でいる。シナ帝国もまたそれに与りたいという思惑もある。パイプラインとかの沿道にも注意を払う必要が出てくる。北朝鮮はそれに参加する位置にはあるが金がない。邪魔になるミサイルや核兵器を持っているという脅しをかけて集って来る可能性がある。それをどうするのかという話し合いだろうと思いますね。それと駐韓大使の帰任がどういう関係があるのかとなると情報収集的なものとか、或は韓国もまた北極方面のエネルギー開発には御呼びではないので、目を逸らせる意味もあって、急遽、唐突に帰任が決定したのではないだろうか?
この北極方面のエネルギー開発は我が国は彼等の上得意先なのです。プーチン大統領が何度も安倍総理と会談を持ったことで彼等の熱意が伝わってきます。東アジアの安全は利害関係にある国にとっては重要な問題になっています。それを不安にさせるのが朝鮮半島のバカ国家の存在ですね自分たちで何も決めることができないまま無駄な浪費をさせる国が2つもある。そういう事に関係があるのではないだろうかと私などは思ってしまいますね。
北極圏には思っている以上の石油があるのだそうだ。ロシアはこれに国運を賭けていますね。米国を誘い込むことには成功していると思いますよ。国務長官の人事を見た時に怪しいと思ってしまいました。これにはEU離脱の英国も一枚かんでいるような気がします。
まあ、唐突にやっておかねばならない理由というものは、アリバイ作りのような事が必要になる時ですね。4月4日でなければ間に合わなかったのか? 4月4日でなければ面目が立たなかったのか? 謎です。
投稿: 旗 | 2017年4月 5日 (水) 00時15分
文部科学省元大臣官房人事課企画官嶋貫和男さんは、平成22年1月1日に、滋慶学園の特別顧問に就かれました。平成22年10月に滋慶医療科学大学院大学が設置認可になっています。2月7日の衆院予算委員会で参考人として嶋貫さんは「一般に大学の設置に向けてどういう点が大事なのかということについては、これは私の勉強のつもりだったんですが、私の知り合いの範囲といいましょうか、そういうことでお尋ねしたことはございます。」と答弁され、退職した公務員による出身本省への働きかけになるだろうと予算委員会で議論されたわけです。次に、文部科学省の再就職等問題調査班中川班長が、文部科学省人事課職員から清水元文部科学次官に送信された電子メールから「再就職支援業務について」平成25年9月1日付のペーパーを入手されました。そのペーパーは、教職員生涯福祉財団國分理事長(平成25年当時、また同氏は平成2年7月から平成4年7月まで事務次官)が業務と無関係な再就職支援に難色を示したため外形的に独立させる必要から文科省の人事課内で検討したという性質だそうです。國分理事長が平成25年9月13日に、井上前放送大学教育振興会会長(同氏は平成8年1月から平成9年7月まで事務次官)に相談した事実も示されました。ペーパーの内容は再就職業務をボランティアで行うためNPOをつくり出版事業を展開し秘書給与と室料を財団が負担、嶋貫氏に主業務のほか本省局長級OB用サロンの運営をまかせ、秘書給与と合わせて月額30万円でという文科省の方針が表わされているものです。このペーパに対し、嶋貫参考人は「25年の秋ごろ…教職員財団の退職を…心の中で決めた時期…教育関係の活動を自立的にやってみたい…活動の拠点のようなものをつくっていく必要があるのかな…そのような思いを当時、人事課の職員にも語った。…今お話がございましたサロン…はございません。…いろいろな人たちがいろいろ意見交換をしたり…教育を語るような場が…自立的な教育活動の中での一つのイメージ」と答弁してます。局長用サロンは否定してますが、局長に限定しないいろいろな人が意見交換する嶋貫氏がイメージされたサロンはあったのかと質問していただかないと疑念は一般に残ると思います。嶋貫氏が代表となり国家公務員法を潜脱する目的で運用と松野文科大臣が認定した文教フォーラムには文科省からの支出はなく、嶋貫さんの文教協会参与職は無給で文教協会分室(文教フォーラムと同じ場所)への参与のための秘書派遣は別の団体が給与を負担していたとされ、文教フォーラムへの公的支出は外形的に全くありません。しかし、文教協会分室の賃料として、実質的に、文教フォーラムのために文教協会が負担をしてました。文部科学省から財団法人文教協会に平成28年度(教員)免許更新制度高度化のための調査研究事業の委託費約400万円、平成28年度教員免許管理システム開発補助金約5000万円が支出されたことは松野文科大臣の衆院予算委員会の答弁にあります。さて、文教協会は解散されたようです。文科省官僚の論理からすると文教協会解散の事態で、教員免許更新制度は要らなくなった?のでしょうね。早稲田大学で講習を受講すると、早稲田大学教育総合研究所が更新講習修了を証明します。早稲田大学はそのために研究所を設置している、教員と教員経験者も集まって受講している。それが、文科省官僚のための厚生にふりまわされてのものであれば、文教政策の優先順位について、お考えいただきたいと思います。
投稿: ぱす | 2017年4月 5日 (水) 00時23分
【駐韓大使の突然の帰任とは?】
我が国の政府はどっちかというと昔からこのような対応をしないような傾向があったように思う。だから驚く人も多いような気がする。
これはやはり先に書いた米中首脳会談が念頭にあるとしか思えない。北朝鮮の扱いを決めてしまうのだろう。米国が対北朝鮮に向けて何ができるのかという事になる。残された手段というか、カードは軍事攻撃だけなのかもわかりませんね。
急遽帰任させた大使の役割は、邦人救出の旗振り役ですね。彼の役目しか対応策がないのではありませんか?
森友問題で十分あった審議時間を無駄にしてしまった。残念な野党です。
来週が修羅場になるのではありませんか?
根拠はありませんが、常ならぬ政府の対応が怪しいとしか言いようがない。
米軍の動きも怪しい。こっちは恒例の米韓合同演習という事もあるようですね。
投稿: 旗 | 2017年4月 5日 (水) 00時53分
マスコミ〰・・・
北朝鮮がミサイル発射をした時、安倍晋三さんの意見は決まっている!
なので、どう思っているのか聞きたいのは、蓮舫さんや福島みずほさん、共産党の考え!
日本が危機に直面した時、どう解決するつもりでいるのか?
ミサイル発射の時、取材に行くべきは、安全保証や情報に関する法案に、反対側の人へでしょ
投稿: まな | 2017年4月 5日 (水) 08時37分
総理夫人が閣議決定で私人という見解である。総理夫人が公人であったら大変で、高江反対派に会いに行ったり、居酒屋で様々な人に会う場合、簡単に利用されてしまう。写真を一緒に撮っただけでも、極左運動家の誰々、極右の誰々と騒ぎ、国の重要法案はそっちのけにして三面記事に野党が明け暮れるのは間違い無い。民進辻元が関西生コンクリートから献金を貰い、社民党時代からの支援団体だと言う事だ。福島も支持団体である逮捕歴のある沖縄極左運動家の山城に1千万寄付して反米反日活動を助けている。そして彼等の繋がりはシンスゴ率いるのりこえネットも同じで共産、社民や都知事に出た宇都宮共産推薦弁護士もその名を連ねている。そう、彼等は反日運動で裏では繋がり、代表を務めたり、献金をしたり、寄付をしたり、森友に圧力をかけたり、夫人を脅す罠を仕掛けたり様々な工作をしている。近所の店に入ればテレビのワイドショーでやっているがここで書いている様な事は決して観る事は出来ない。それが偏向報道であって民進の支持が上がらない理由にもなっている。北がミサイルを撃っているのを隠そうとでもしているのか?
投稿: 忍者 | 2017年4月 5日 (水) 15時34分
≪今村雅弘ってどんな奴?≫
産経:今村雅弘復興相 記者にキレる https://goo.gl/NIEkXl 】
Wiki: https://goo.gl/abG3e3 4役揃い踏みの ≪鉄壁の極右翼≫。
①日本会議国会議員懇談会
②神道政治連盟国会議員懇談会
③みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会
④創生「日本」
⑤日本の前途と歴史教育を考える議員の会
安倍Monkeyに“屈膝”と言うよりベッタリの太鼓を鳴らす幇間。
謙虚さが皆無、傲慢だ、慢心だ!のレベルを超越していて素敵!w
3/13HufPost【今村雅弘復興相、自主避難の長期化 https://goo.gl/aTpZOt ふるさとを捨てるというのは簡単ですよ。だけど、そうじゃなくて戻ってね、頑張っていくんだという気持ちをしっかり持ってもらいたいし、そのためのいろんな施策は、新しい産業を持ってくるとかイノベーション・コスト等々、我々もやっていますから。出来る限りの生活インフラの整備もしますから、是非、ふるさとをもう一回、取り戻してもらいたいなと、そういう気持ちをしっかり持ってもらいたいなと】
⇒あの「出て行け!」と叫ぶのに予兆はあった。自分では重職である閣僚として何もせず、安倍Monkey-菅下僕猿のご意向に太鼓を叩くだけ。生活を破壊された激甚被害の避難者に「第三者的で乾燥しきった人情味が全くない願望(説教)」を垂れる丁稚猿。
NHK「日曜討論」のコメント主は第三者の(屁)理屈で応じはしても、今回の記者会見でのフリージャーナリストが示した「人間の魂、怒り」が欠けていたんですね。その対極にいて、執拗(しつこ)くあの質問を続けたジャーナリストに熱いエールを贈る。
フリージャーナリスト西中誠一郎さん:Twitterアカウントが二つ: https://goo.gl/EEvfBQ https://goo.gl/1XL4VQ まあ、人生にご苦労もあるように推察されますが、広深永さや健全さに於いて、立ち位置が中庸ではないとしても、極右や右とは比較にはなるまい。
投稿: 小倉摯門 | 2017年4月 5日 (水) 19時41分
何でも批判する民進党だが韓国への帰任だけは否定しない。何時もながら朝鮮には大変お優しいことです。竹島を韓国にあげると言ったらもろ手を上げて拍手でもするんでしょうね。その時は山本太郎が喝采して金を讃えるだろう。これで国民の支持を得られない?当り前だろ!どっち向いて政治やってんだ!
投稿: 忍者 | 2017年4月 5日 (水) 19時46分
再び≪先進国経済の罠≫
小幡績さん【循環的拡大が断絶と発展を生む http://www.gentosha.jp/articles/-/7513 】
愚見では、記事のイラストに描かれた螺旋階段が、時機として途切れ断絶しているのです。その断絶を「先進国経済の罠」と呼ぶ。
進化も前進もできない先進国経済が、新興国に追い上げられ、自らの経済モデルを奪われて、相対的に後退する苛立たしい破目に嵌っている。AnimalSpiritsに富んだ米国経済だけは例外的存在のように診えるが、現実に世界の先進国経済がその罠に嵌って立ち往生している。各国の所得格差が極端に拡大する原因の一端もそこにある。従前の欧州経済、現在の日本経済を典型例として、ビジネス・イノベーション不足。社会的・文化的なイノベーションの不在が酷い。
要は、その「先進国経済の罠」の存在を認めれば、小幡さんのこの主張にも太い背骨が通り、理解が容易になる。それを認めないから腰付きも歩調もふらふらしている。小さな土俵で、然も、持って回った理屈で贖っているから、読み手には理解が難しい。
投稿: 小倉摯門 | 2017年4月 5日 (水) 20時13分
【 在韓米軍、沖縄へ家族脱出の避難訓練 北朝鮮の侵攻に備え 】
2017.1.4 CNN.co.jp
> 持ち出せる私物は1人当たり60ポンド(約27キロ)まで。
避難訓練の参加者には 居場所を把握するための腕輪が配られて保安検査が行われ、登録の過程では生物テロから最大で12時間身を守れる防護服の装着訓練も行われる。連れて行きたいペットを登録することもできる。登録を済ませた一行は、ソウルから車で約1時間かけて 南部平沢市のハンフリーズ基地へ移動。そこで待機していた軍用ヘリ2機に乗り換える。ただし実際に非戦闘員を韓国から避難させる事態になれば、何万人もの民間人を5~7日かけて移動させる必要があり、「列車やバス、民間交通機関の方がはるかに効率的だ」と軍幹部は話す。
避難訓練には避難手順を体験してもらうだけでなく、軍が家族の安全を保証することで韓国に残って 危機対応に当たる兵士たちを安心させる目的もあるという。実際に避難する事態になれば、日本から米国まで家族を送り届ける。一行はヘリで大邱にあるウォーカー米軍基地に到着し、そこで夕食を済ませて 軍の宿舎に宿泊。翌朝は5時に起床して車で山間部を通って 韓国空軍の基地へ行き、米空軍の輸送機に乗り換えて最終目的地の沖縄へ向けて出発した。
投稿: ぴっぽー | 2017年4月 6日 (木) 08時19分
【羽織ゴロの餌食にされた今村大臣】
報道の内容が今村大臣の激高したとする内容しか記事になっていなかったので、その今村大臣の怒りを誘発させる質問とは何かについてなぜか、今になって詳細に記事にするところが表れている。それを読む限りその匿名になっているフリージャーナリストと称する人の質問姿勢に問題があるようだ。
彼はまさしく我が国の羽織ゴロの伝統を受け継ぐクズのような記者なのだろう。我が国のジャーナリストは何か勘違いをしている人が多いような気がする。同じ質問を10回もすればどのような答えが返ってくると期待していたのか知りたいものだ。嫌がらせと思われても仕方がない。精神の異常があるのではないかと疑ってしまいますね。
ジャーナリストは資格がなくてもなれる仕事である。明治時代の新聞の創生期から今に至るまで、著名な記者も多いが羽織ヤクザと呼ばれる人も多くいたのは事実である。
大きな事故があった時に開かれた記者会見場で「人が死んでんねんで!」と叫んで恫喝した声が響き渡ったことがあったが、彼等の質問というフリをした恫喝が事実を探るうえで有効な手段になったのか問いたいぐらいである。
あのような記者が今も生きているのかと思いますね。匿名で大臣の怒りを誘い謝罪を引き出すことで被災地の復興がはかどるのかと尋ねたいぐらいである。
何の資格もないまま記者になれるという事は、記者という名刺さえあれば誰とでも話ができるという事だと錯覚している。ヤクザのような人でも記者であることに問題はないのか?
それが我が国の伝統だから問題はないのだろう。捏造記事を書いても平気なのだ。羽織ゴロがいつまでも生き続けていられる世界が我が国にある。
残念な連中だ。
投稿: 旗 | 2017年4月 6日 (木) 18時02分
【笑犬楼偽文士日録に長嶺大使の話が載っているそうだ】
笑犬楼筒井康隆氏は、なぜか政治的な話題を避けることで有名な作家である。彼のお友達にはあの左巻き作家で有名な大江健三郎氏などもおられるそうだ。偽文士日録には彼の名前も平気で登場する。登場してもおかしくはないが大江のお友達なのかという事で読者を減らす可能性もあるのに平気なのだ。そういう事もあるので、政治的な傾向がつかみにくい作家である。
その彼が長嶺大使の帰任を採り上げ日本大使館の前にあるという戦場売春婦像のことをついでに書いている。長嶺大使が帰任したという事はあの像を容認したことになってしまったと書いている。そして「像の前まで行って射精して精液まみれにしよう」と書き込んでおられるのだ。
この話は、早速、朝鮮日報日本語版に採り上げられているようだ。ヤフーにそれを示す記事があった。筒井氏の主張とか感想はこの偽文士日録にはない。文を読む限り、我が国政府の一貫性のなさを嘆いているようにも見える。特にこの売春婦像に向けた深い意味があるようには思えない。これぐらいで驚いているようでは彼の作品を呼んで腰を抜かす人が出てくるのではないかと心配してしまいますね。
それはさておき、あの像は根拠のない像である。それを承知の上で書いたという事なのだろう。
妄想で描かれた像に対して妄想で答えているという事ではないか。
笑犬楼らしい。目を三角にして採り上げるほうが異常である。
これを政治的な風刺の意味で書いたとするなら彼にあっては、非常に珍しい一文である。
投稿: 旗 | 2017年4月 7日 (金) 00時25分
【前原氏の発言が記事になっていた】
『民進党の前原誠司元外相は4日、報道各社の世論調査で、同党の支持率が低迷している現状について「(有権者から)何でも反対しているようにみえていることが、支持率が上がらない大きな要因だ」と分析した。党が配信したネットの動画番組で語った。』
改めて分析をするほどの内容が民進党のこれまでの行動にあるのかというのが大きな疑問ですね。
何でも反対をやめて対案を出せる党に変えていくとか言うような話は蓮舫氏が代表に就任した際にも公表していたような記憶はある。しかし、実際の行動は『何でも反対』になってしまっていた。何か一つでも建設的な提案型の意見というものがあったのか?
何でも反対一筋で政治家をヤルのは楽な仕事である。
対案を出すというからには考えなくてはならない。真面目に考えた設計図を提出するという事であり、それへの批判に耐えないといけない。それは能力が試されるという事である。それがなかったと国民は思っている。そして何でも反対と言う安易な道に逃げる民進党の姿だけが国民の記憶に残る。
民進党の場合、何でも反対と審議拒否がセットになっている。そこからは何も生まれてきませんね。旧社会党の姿を追いかける民進党がそこある。
前原氏の発言は妄想ではありませんか?
投稿: 旗 | 2017年4月 7日 (金) 01時12分
復興大臣の失言???・・・
震災当時、知合いが郡山に住んでいました。
電話がつながって様子を聞いたら、かなり揺れたけど、ここは大丈夫!って言っていました。
郡山や会津から避難している人もいます。
知合いは避難はしていません。
郡山も広いと思うので一概には言えませんが、
郡山うから避難って?・・・ちょっと思うところもあります。
質問された記者は野党支持者なんだなぁって思いました。質問のしかたに悪意があった・・・
だから、いつも気を引き締めていないと、足をすくわれる。
記者の後ろには国民のめがあり、野党がともにいる。
記者の罠にはまった瞬間から野党から責められ、あっと言う間に大臣解任請求の署名の束が届けられる・・・速すぎませんか??昨日の今日で・・・
各大臣の解任請求の署名の束、すでに出来ているのでは???
投稿: まな | 2017年4月 7日 (金) 01時18分
【猛烈な勢いで米国の小売業は破壊されるそうだ】
2010年頃からその兆しがあったそうだが、今年の秋ごろまでには全米のショッピングモールが3500か所以上閉鎖されるそうなのだ。なぜそうなるのか? 簡単な話である。アマゾンを始めとするオンラインショップがこれに代わって小売業界の王者になるのである。廃墟と化したショッピングモールの写真をネットで見ることができる。
早くから予測されていたとはいえ、ここ数年で最終段階になったという事なのだろう。残るは鮮度が命の鮮生食品の扱いだけかもしれません。これも輸送方法の技術的な問題の解決があれば、今問題になっている築地市場のような処が米国にあったとしても、問題なく廃墟に向かう事になるかもわかりません。 これは、オンライン市場の開拓があったという事も重要な要素ですがテロとの戦いという面もまた重要なポイントになっているような気はします。人混みを避けるという事があるような気もしますね。安全な環境でショッピングを楽しむことにになるのでしょうか? そして、時間の節約という面も役に立つような気がしますね。アマゾンの様な小売業者の天下が続きそうです。
我が国でも何年か遅れてというか、もう始まっていますね。廃墟の様なショッピングモールが郊外にあるという話を聞きます。食品だけに特化したスーパーとかもその前兆ですね。昭和40年代に見られたような総合デパートの復権というのは難しくなっていくような気がしますね。
人の流れとかに影響すると思いますね。物の流れ方がこまくなりますね。どういう影響がこの先発生するのか研究している人は先を見ているのだろうと思います。
米国のネットにはすさまじい廃墟と化したショッピングモール街がこの先どうなるのか問題になるような気がしますね。犯罪現場になっているようなドラマなども既にあります。無人化して不良の溜り場のようになった廃墟は解体するにしても金のかかる厄介な代物です。全土にそれが5,000ヶ所以上になるのも時間の問題のようです。米国の若者が自動車運転免許を取らなくなっていることも、こういう背景があるのかもわかりません。買い物が外出の目的ではなくなったわけです。自転車で行ける範囲は學校などの活動範囲となっているのではありませんか。
ますます車が売れなくなる社会の到来ですね。地方創生の面から見れば大きなチャンスなのかもわかりません。便利さとは何かについて考え直すことになりますね。
運送業は右肩上がりですね。これは間違いなさそうです。
劇的に何かが変わるという姿を見ることになりますね。何かをするために外に出るとかよりも荷物が届くのを待つ時間が占めていきますね。それは楽しいことなのかとまた悩む人も出てきそうですね。
投稿: 旗 | 2017年4月 7日 (金) 03時14分
≪歪んだ経済専門紙≫
日経【アベノミクス景気、戦後3位の52カ月 実感乏しい回復 https://goo.gl/mNBU16 】
⇒アベノミクスが始まって4年余り。日銀がバランススシートを急膨張させ日本の金融システムに巨大なリスクを抱え込んだ。同時に、財政規律の緩み(崩壊?)が進昂しており財政リスクも増大している。プライマリーバランスは既にお題目としても消えた。その間、肝心の藁製の三の矢は発射直後に落下し雨と泥に塗れている。
そんな緩み切った経済財政環境下で、この記事を書いた記者も査読するデスクも、手元の経済統計数値、然も、小数点以下の誤差の範囲である数字の小さな違いを云々しているに過ぎない。有機的な産業の現場に流れる空気や生活現場に漂う臭いなどに興味も関心もないらしい。彼らが立派な事務所で大きな机に座っているだけでは、危機の認識が生まれる道理はない。そんな書きものは単なる退屈な作文でしかない。鋭い刺激を持つ「真面目な現状分析」と呼べる代物ではない。現状分析が鈍らな記事が経済政策の肝や方向性を提示できる道理もない。それらの要素は霞が関文学も通底しているが、流石に官僚の作文は「リスクや危機」には言及するし、警鐘も鳴らす。但し、その後段でそれらの全てが否定され忘れ去られるから、的確な政策が提示できない結論になる。
戦前に遡る永い歴史の中で鍛えられた(?) 霞が関文学の問題は深刻なのだが、それは此処では然て措いておいて‥、民間企業である筈の日経の記事が、予て不勉強を曝してはいたが、何故に斯くも詰まらない、何故に斯くも刺激がないのか?は大きな問題です。
日経新聞の組織自体に、専門分野とするに経済を深掘りする智見が欠けているのか(全般的に軽いし浅いし温い)? 政治権力者を批判することに強い拒否感があるのか(筆致がオズオズしている)?択一の必要はなく両方ですね、AmongOthers。日経新聞は「経済専門紙」の看板を下ろすべきですね。字面だけで言えば、産経(3K)も然りですけどね。
新入社員も迎えたばかりだが、「御用新聞」にするか?(嗤)
投稿: 小倉摯門 | 2017年4月 7日 (金) 13時56分
テロ等準備罪・・・
オウム真理教が布教活動など宗教活動だけの時は普通の宗教団体で罪にならないが・・・
国家転覆を考え始めた時からテロ集団であり、サリンの生産や実験検証は罪になる。って事ですよねぇ・・・
内容を熟知した幹部や薄々内容をしりながら実行した実行犯は逮捕されましたが、末端の普通の信者は逮捕されませんでした。
投稿: まな | 2017年4月 7日 (金) 15時06分
復興大臣の失言??・・・・
大臣は『自己責任❗』とは言っていない!
自己責任って言ったと、大騒ぎで拡散したのはマスコミ・・・恐ろしや〰😱
マスコミは日本語のヒヤリングの訓練が必要ですね。コメントするなら正確にお願いします。
会話のやり取りを放送したらコメントはしない・・・あとは放送を見た人がそれぞれ判断したほうが、よほど民衆的なのでは・・・
投稿: まな | 2017年4月 7日 (金) 17時02分
石破 先生へ
何時も、国家の為に頑張っている先生を尊敬しています。私も平和を願う一人ですが領有権を犯す中国には、いくら日本が努力しても相手は解かってくれず、笑っているように見えます。何時かは降りかかる火の粉は払わなければなりません。予算が許されるなら、国民を守る為にも相手以上の新兵器を装備することが、防御として日本国の平和を守ることになるのかと思います。
投稿: 沼野 只悦 | 2017年5月12日 (金) 22時38分