本日は三日目。 初日は こちら、二日目は こちら をご覧下さい。
今回は戦国と戦術系です。 そうとは言えないものも混じってるけど。
例によってイマイチだと思ったところはハッキリ書く方針であり、評価は独断に過ぎないので、その点はご了承を。
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・城とドラゴン
アソビズム
一本道の RTS を対戦型のソーシャルゲームにしたもの。
一本道と言っても上下に幅があり、中央に戦力を集中するとか、上部を騎馬で駆け抜けるといった事が可能です。
この手のゲームは Army Wars Defense や Castle Raid など、スマホには古くからあったのですが、この作品は対戦メインで作られているのが特徴です。
アソビズムは ドラゴンリーグ など、ギルドバトル中心のゲームを多く作っていますが、このゲームも協力戦や 3vs3 対戦など、マルチプレイが中心ですね。
アソビズムはグリーのゲームを作っていた SAP(ソーシャル アプリ プロバイダ)で、ポチポチゲーの印象が強いのですが、このゲームはネイティブアプリで、古くさい印象はありません。
広場の両側に互いの城があり、双方が兵士を出し合って戦争を行います。
出撃させた兵士は前進を続け、敵が射程内に入ると自動で攻撃を行います。 命令は出せません。
よってプレイヤーが行うのは、基本的に出撃指示のみ。
城からの砲撃を行うことも出来ますが、砲撃と出撃は共通のポイントを消費します。
広場にはいくつか砦があり、これを攻め落とすと出撃可能な範囲が広がります。
最初は城の前しかユニットを出せませんが、砦を落とせばもっと前の方から出せるようになります。
相手の城を落とせば勝利ですが、時間切れになった場合は判定です。
やたら賑やかでゴチャゴチャしている内政画面もあり、資金や食料の調達、ユニットの訓練や装備の開発などを行えます。
攻撃には食料が必要で、これがスタミナの扱い。
ストーリーモードのようなものはなく、他プレイヤーの城への攻撃と、3人で協力する「仲間と攻撃」、3vs3 で戦う「フリー対戦」、さらにランキングを競う「リーグ戦」の4種類のバトルがあります。
「防衛作戦」というものがあり、攻め込まれた時はここで設定したユニットが出撃します。戦いのリプレイを見ることも可能。
ゲームシステムは違いますが、楽しみ方としては「一本道 RTS の クラッシュオブクラン」といった感じでしょうか。
対人戦を繰り返す内容なので、ややストイックなゲームですが、性質の異なる多くのユニットがいて戦略性は高いです。
人気が出過ぎたためかサーバーが不調のようで、トラブルの苦情が多いのが気になりますが、ロングセラーになりそうなアプリですね。
iTunes リンク:城とドラゴン
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・戦魂 - SENTAMA -
DeNA
硬派な戦国ソーシャルゲーム。
ソシャゲの戦国と言うと、武将が美少女になってたり、動物になってたり、デフォルメされてたりするのが一般的ですが、これは「戦国らしさ」を前面に出しています。
大河ドラマのようなナレーション、純和風の演出、史実を反映したクエストと武将解説には、今までのソシャゲでは見られなかった雰囲気を感じます。
販売は DeNA ですが、開発元は不明・・・ 内製なんでしょうか?
モバゲーの名前は一切出て来ず、モバゲーアカウントなども不要。
今までの同社のゲームとは一線を画しています。
最初は織田信長の戦いを描く「織田伝」から始まります。
本編のクエストは史実の合戦をモチーフにしており、信長の場合は尾張平定戦からスタート。
弟の織田信勝(信行)や従兄弟の織田信友などがライバルとして立ち塞がる渋い展開。
開始前のナレーションもすごく雰囲気があって、歴史ファンにはたまりません。
合戦はマップ画面と戦闘画面に分かれていて、マップ画面はスゴロクのような見た目。
軍団を1マスずつ進めていき、敵軍団に接すると戦闘になります。
戦闘画面では3つの敵部隊の前に、こちらの部隊を1つずつ配置していきます。
弓は歩兵に強い、鉄砲は騎馬に強いなどの相性がありますが、相手の兵種は最初から見えているので、有利な部隊を置いていけば良いだけ。 ルールはシンプルです。
ただ、マップ画面で相手のマスに「踏み込んだ方」が先手を取れるため、不用意に近付かず、待ち伏せるのが基本です。 しかし制限ターンがあるし、相手の援軍が出てくる事も。
ゲームが進むと軍団が増え、踏み込まれても先手が取れる「計略」や、先制攻撃の武将スキルなども登場するため、マップ上の移動には相応の戦略性がありますね。
ステージによっては撤退や防衛が目標となる場合もあります。
城下町を作る内政シーンもあり、簡単な村作りゲームのようになっています。
前述したように史実の男性武将は、そのまま男性。 性別反転などはありません。
そのため「お市」や「ねね」などの女性も登場しますが、数は少なめ。
著名な声優さんが参加されていますが、やはりその多くは男性です。(謙信は女性の方が声をあてていますが、女性説がありますからね)
ある意味、武将が「イケメン化」されているため、乙女ゲー的な感じもあります。
ともあれ、この硬派な作りと戦国らしい演出は非常に良いです。
通常ガチャの 10 回目が課金ガチャ扱いになり、レアを入手しやすいのも良。
私は戦国好きなので、ひいき目に見ているのもあると思いますが、私的には続けたくなるソーシャルゲームです。
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・ぐるぐるダンジョン のぶニャが
コーエーテクモ
戦国武将が「ネコ」になっている、ネコ武将のソーシャルゲーム。
その内容は「3D ダンジョン探索+スロットマシン」という奇想天外な組み合わせ。
しかしアプリの出来は良く、しっかり作られているソシャゲです。
ただ、武将がネコである必要性はまったく感じられず、売上げに寄与しているのかも疑問です。
普通に戦国武将じゃダメだったのかなコレ・・・
可愛らしいキャラにしてライトユーザーにアピールしたかったのだと思いますが、でもその割にはストーリーとかがそういう方向じゃないんだよな・・・
クエストが始まると、3D のダンジョン探索が始まります。
風景は滑らかにスクロールし、横にフリックすると視点が 90 度グルッと回転します。
文字通り「ぐるぐるダンジョン」ですね。
ダンジョンの中は敵がうろついていて、ぶつかるとバトルになるのですが、敵は一定のルートを巡回していて、見つからないように回避しながら進むことも可能です。
こちらが1歩動くと相手も1歩動くターン制。
トラップや隠し部屋、宝箱などもあり、最深部にいるボスを倒すとクエストクリアです。
戦闘はスロットマシンですが、ドラムの横にリールの絵の一覧が表示されています。
今どの部分に差しかかっているかも示されているので、これを見ながら押せば(タイミングが良ければ)狙った絵で止めることが可能。
スロットに慣れていない人でも目押し出来るようになっています。
絵が3つそろえば強化攻撃発動。 そろっていなくても絵が出ているキャラは攻撃可能です。
iTunes や Google Play のレビューで不評なのは「兵糧」と「しかばね」。
1歩進むごとに「兵糧」が減っていき、なくなるとダメージを受けるようになりますが、ボスの位置は最初は解らないので、道を間違うと餓死の危機。
ワープの罠でダンジョンに入口に戻され、兵糧が尽きることもあり、運の要素が強い。
そして全滅すると武将が「しかばね」になる場合があり、しばらく使用不能になります。
難易度が高すぎるという意見もありますね。
ただ、アップデートで変わったのかもしれませんが、現在は兵糧が尽きても他プレイヤーからの支援で回復するので、よほどアンラッキーな事にならない限り尽きることはない印象。
またスタートして相応に経つゲームなので、強力な助っ人キャラを加えることができ、強敵との戦いもそれでどうにかなります。 助っ人頼みなのが良いのかどうかは微妙ですが。
ストーリーは「タイムスリップによる歴史改変もの」で、良くあるパターンではあるのですが、先の見たくなる話になっていますね。
ただ、キャラがネコで、セリフもネコで、それでコアな歴史モノって、意味わかんない。 ギャップ狙いなんでしょうか?
ゲームとしてのクオリティは高いので、ネコ武将に抵抗がなければ良いと思います。
ちなみに私は・・・ 抵抗あります・・・
iTunes リンク:ぐるぐるダンジョン のぶニャが
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・シスタークエスト
一本道 RTS のソーシャルギャルゲー。
元はパチスロのキャラクターだったようで、それをスマホアプリにしたのがこの作品。
販売が SNK プレイモアで、同社は世界的大ヒットの一本道 RTS「METAL SLUG DEFENSE」の開発元であるため、似たジャンルということで密かに期待していたのですが・・・
ほぼ自動で進行する戦闘が、良くも悪くもお手軽過ぎる。
ああ、そうか、元がパチスロだからか・・・?
一本道 RTS(にゃんこ大戦争 のようなタイプ)ですが、出撃指示はありません。
パーティーに加えているキャラが最初から自動で出撃していて、自動で戦います。
よって戦力が十分なら、自動で勝ててしまいます。
プレイヤーがやるのは、戦闘で貯まっていく SP というポイントの振り分け。
SP の上限&入手量アップと、その SP を使ったスキルの発動の指示。
もしキャラがやられて撤退した場合は、SP を使った復活。 主にこの3つ。
システムとしてはにゃんこより、メルクストーリア に似ていますね。
ただこのゲーム、主にスキルの発動しかやることがないので、そのタイミングを計る必要はありますが、強さが適正なら2・3回スキルボタンを押すだけで終わってしまう。
もちろん敵が強いとそうも行かないのですが、無課金でもちゃんと育成していけば、ほぼ見てるだけというレベルでゲームを進められてしまいます。
キャラのレベルアップはステージ中に得られるゴールドで行えるため、簡単に強化することができ、ゲーム進行で課金通貨も頻繁に手に入るので、ガチャも何度も行えます。
後半になるとどうなるか解りませんが、張り合いのない期間が長すぎる・・・
ただ、手軽な方が良いという人も多いでしょうし、簡単にするのがソシャゲの基本でもあります。
気楽に遊べるゲームが欲しい人には良いのかも?
iTunes リンク:大進撃RPG!シスタークエスト
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ソシャゲまとめ斬り 2015年 春、四日目 に続く。
サービス開始から最近までずっとプレイしてましたが、全く面白さが感じられません・・・。何が欠けてるんだろ・・・。