ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第10話 「旅立チ・初雪ノ頃」 感想
軍事年鑑のあるページを開き、どこか塞ぎ込んだ様子のリオは、
ずっと悩み続けていました。
自分のすべきこと、自分にできることとは一体なんなのか……。
そんなリオを心配するカナタでしたが、うまく言葉を伝えられません。
それぞれがもどかしい気持ちを抱きながら過ごす冬の始めに出会った、一人の老婆。
彼女の生き様は、リオに大きな影響を与えることになるのです――。
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト オフィシャルサイト
ずっと悩み続けていました。
自分のすべきこと、自分にできることとは一体なんなのか……。
そんなリオを心配するカナタでしたが、うまく言葉を伝えられません。
それぞれがもどかしい気持ちを抱きながら過ごす冬の始めに出会った、一人の老婆。
彼女の生き様は、リオに大きな影響を与えることになるのです――。
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リオは親父さんからの手紙、燃やしちゃったのか。
リオ「燃やしたいものがあってな」
焼き芋登場!焼き芋登場!
カナタが砦に来て、もう半年も経ってるんですね。
ようやく耳栓がいらなくなったって……ジャイアンボイス並みの破壊力だったんですね。
故イリア公女殿下について調べようとするカナタ。
川で溺れかけている子供を助けて亡くなったのか。
ユウコからマダム・ジャコットが最近見かけなくて心配だと聞かされたカナタは
リオと一緒に会いに行ったのですが、一人で家を建てているって無理しすぎ!
ジャコット「息子やあの人がいつ帰ってきてもいいように」
息子さんって本当にまだ生きているのかな?
本当は既に亡くなっている気がする……。
何だかんだ言っても、ジャコットさんの為に冬支度を手伝うリオは優しいですね。
フィリシア「東部国境のローマ軍が移動を開始したらしいの」
それでも戦争は起こらない気がしますね。
起こらないというより、起こさないようにするというべきか。
その為にリオや1121小隊の皆が動いて……という展開になるんじゃないかな。
イリア公女殿下には妹がいたという話が出ていましたが、それがリオなんでしょうね。
余所で作った子供という事は庶子なんでしょうけど、それでも継承権第三位なんだ。
散歩しながらカナタの故郷について聞くリオ。
そして自分が育った故郷について話しますが、これで腹違いの妹だと確定しましたね。
カナタ「わたし、よく道に迷います」
カナタ「でも、迷うの好きです」
カナタ「いいじゃないですか!迷っても、行き止まりでも!」
カナタ「だから……わたしは……先輩に出会えたんです!」
迷ってもそれがキッカケで新しい出会いがある、だから無駄じゃない、と。
この迷うというのは、道に迷うというだけでなく人生という意味もあるのでしょう。
ジャコット「それがどうして不幸だと決めなさるかね?」
ジャコット「あたしゃ幸せだよ」
ジャコット「あの人はねぇ、いつか帰って来ると約束してくれた」
ジャコット「いつかあたしを迎えに来ると」
ジャコット「その約束だけで充分さ」
ジャコット「他に何が出来たって言うんだい?」
ジャコット「そうさね。出来る事があったら何かしてたかもしれない」
ジャコット「あの人を愛した記憶があるから」
ジャコット「あの人との思い出があって、いつかまた会える希望があるから」
ジャコット「それで充分、充分なんだよ」
幸せは人それぞれ、傍から見たら不幸でも本人は幸せかもしれない。
でもそれは幻想かもしれないんですよね。
極端な話、詐欺師とかに騙されていてもそれで幸せだったといえるのかな。
本人にとっては幸せかもしれないけど、ただの現実逃避かもしれない。
ジャコットさんの場合はどうでしょうか。
実際、長い間ずっと待ち続けて本当に幸せだったのか。
商人の若様にいいように遊ばれただけと思えるんですが。
その結果、ずっと一人で待ち続け若様の幻想に誘われるように雪が降りしきる中
外に出て亡くなってしまったというのは寂しいですよ。
もっと別の生き方、新しい出会いもあったかもしれないのに。
他に楽しみ方という物を知らずに、若様への愛だけに縛られていたのかもしれない。
結局は本人次第で、当の本人は幸せだったと言うけれど、ちょっと考えてしまいます。
鳴り響くリオとカナタの喇叭の、『アメイジング・グレイス』音色。
カナタ「イリアさんの音が私に響いて」
リオ「そして……お前と私は出会った」
リオ「多分、私は逃げてきてたんだ、この街に」
リオ「だから最初はどうでも良かった」
リオ「いつか去る場所だとそう思っていた」
リオ「でも今は……真剣にここを離れたくないと思う」
リオ「だからこそ……私は行かなければならないんだろう」
リオ「私なら出来る。私にしか出来ない事があるから」
リオ「サヨナラを言うつもりはない」
リオ「例えどんなに遠く離れていても」
カナタ「音は……響く」
リオ「音は響いて」
カナタ「そして伝わる……から」
リオはカナタにトランペットを引き継ぎ去っていくのですが、実際リオに出来る事って
どれだけの事が出来るんでしょうか。
政治の面では教育を受けていないから無理でしょうし、イリアの代わりって政略結婚?
リオの事だから別の方法で解決策を講じていくんでしょうけど、この状況でそんなに
うまくいくのかな?
カナタ「こうしてリオ先輩は私達の元を去っていきました」
カナタ「いつまでも、わたしの胸の中で響き続ける……」
カナタ「とっても、とっても素敵なソラノヲトを残して」
今回の事で成長したカナタとリオ。
完成間近のタケミカヅチにも何らかの出番はあるのでしょう。
今までの伏線を回収しつつ動き出した本編、これからどうなるのか。
次回 第11話「来訪者・燃ユル雪原」
タイトルはシリアスですが、映像は凄いのが映っていましたね。
リオ「燃やしたいものがあってな」
焼き芋登場!焼き芋登場!
カナタが砦に来て、もう半年も経ってるんですね。
ようやく耳栓がいらなくなったって……ジャイアンボイス並みの破壊力だったんですね。
故イリア公女殿下について調べようとするカナタ。
川で溺れかけている子供を助けて亡くなったのか。
ユウコからマダム・ジャコットが最近見かけなくて心配だと聞かされたカナタは
リオと一緒に会いに行ったのですが、一人で家を建てているって無理しすぎ!
ジャコット「息子やあの人がいつ帰ってきてもいいように」
息子さんって本当にまだ生きているのかな?
本当は既に亡くなっている気がする……。
何だかんだ言っても、ジャコットさんの為に冬支度を手伝うリオは優しいですね。
フィリシア「東部国境のローマ軍が移動を開始したらしいの」
それでも戦争は起こらない気がしますね。
起こらないというより、起こさないようにするというべきか。
その為にリオや1121小隊の皆が動いて……という展開になるんじゃないかな。
イリア公女殿下には妹がいたという話が出ていましたが、それがリオなんでしょうね。
余所で作った子供という事は庶子なんでしょうけど、それでも継承権第三位なんだ。
散歩しながらカナタの故郷について聞くリオ。
そして自分が育った故郷について話しますが、これで腹違いの妹だと確定しましたね。
カナタ「わたし、よく道に迷います」
カナタ「でも、迷うの好きです」
カナタ「いいじゃないですか!迷っても、行き止まりでも!」
カナタ「だから……わたしは……先輩に出会えたんです!」
迷ってもそれがキッカケで新しい出会いがある、だから無駄じゃない、と。
この迷うというのは、道に迷うというだけでなく人生という意味もあるのでしょう。
ジャコット「それがどうして不幸だと決めなさるかね?」
ジャコット「あたしゃ幸せだよ」
ジャコット「あの人はねぇ、いつか帰って来ると約束してくれた」
ジャコット「いつかあたしを迎えに来ると」
ジャコット「その約束だけで充分さ」
ジャコット「他に何が出来たって言うんだい?」
ジャコット「そうさね。出来る事があったら何かしてたかもしれない」
ジャコット「あの人を愛した記憶があるから」
ジャコット「あの人との思い出があって、いつかまた会える希望があるから」
ジャコット「それで充分、充分なんだよ」
幸せは人それぞれ、傍から見たら不幸でも本人は幸せかもしれない。
でもそれは幻想かもしれないんですよね。
極端な話、詐欺師とかに騙されていてもそれで幸せだったといえるのかな。
本人にとっては幸せかもしれないけど、ただの現実逃避かもしれない。
ジャコットさんの場合はどうでしょうか。
実際、長い間ずっと待ち続けて本当に幸せだったのか。
商人の若様にいいように遊ばれただけと思えるんですが。
その結果、ずっと一人で待ち続け若様の幻想に誘われるように雪が降りしきる中
外に出て亡くなってしまったというのは寂しいですよ。
もっと別の生き方、新しい出会いもあったかもしれないのに。
他に楽しみ方という物を知らずに、若様への愛だけに縛られていたのかもしれない。
結局は本人次第で、当の本人は幸せだったと言うけれど、ちょっと考えてしまいます。
鳴り響くリオとカナタの喇叭の、『アメイジング・グレイス』音色。
カナタ「イリアさんの音が私に響いて」
リオ「そして……お前と私は出会った」
リオ「多分、私は逃げてきてたんだ、この街に」
リオ「だから最初はどうでも良かった」
リオ「いつか去る場所だとそう思っていた」
リオ「でも今は……真剣にここを離れたくないと思う」
リオ「だからこそ……私は行かなければならないんだろう」
リオ「私なら出来る。私にしか出来ない事があるから」
リオ「サヨナラを言うつもりはない」
リオ「例えどんなに遠く離れていても」
カナタ「音は……響く」
リオ「音は響いて」
カナタ「そして伝わる……から」
リオはカナタにトランペットを引き継ぎ去っていくのですが、実際リオに出来る事って
どれだけの事が出来るんでしょうか。
政治の面では教育を受けていないから無理でしょうし、イリアの代わりって政略結婚?
リオの事だから別の方法で解決策を講じていくんでしょうけど、この状況でそんなに
うまくいくのかな?
カナタ「こうしてリオ先輩は私達の元を去っていきました」
カナタ「いつまでも、わたしの胸の中で響き続ける……」
カナタ「とっても、とっても素敵なソラノヲトを残して」
今回の事で成長したカナタとリオ。
完成間近のタケミカヅチにも何らかの出番はあるのでしょう。
今までの伏線を回収しつつ動き出した本編、これからどうなるのか。
次回 第11話「来訪者・燃ユル雪原」
タイトルはシリアスですが、映像は凄いのが映っていましたね。
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