フレームアームズ・ガール 「轟雷」作成記録
フレームアームズの勢いはなかなかに激しい。
そんな勢い激しいこのシリーズに、新たなカテゴリーが誕生した。
その名もフレームアームズ・ガール(以下FAG)。フレームアームズの擬人化企画である。
しかし、これが俺にとって想定外の勢いが出る作品になった。
デザイナーである島田フミカネ氏は、かつてコナミの出していた武装神姫のデザイナーでもあった。
そのためそっちの層からも人気が出たらしく、まさかのメーカー完売、それも通常の五倍もの生産をしておいて、である…。
ああ、手に入れるの大変だったとも。
そんなキットのランナーはこんな感じだ。
ほとんどがABSとなっており、塗装は結構慎重を要する感じかも。
デカールは水転写で、これによってパンツの色も決めるという…。
そんなこんなで出来たのがこれ。
轟雷の特徴は見事に抑えてある。特に脚は限りなく轟雷を細くした物、という感じだった。
あと轟雷自体昔のキットだからしゃーないにしろ、色分けよくなってるな…。
なおパンツ丸見えだが気にしてはいけない。
側面
結構胸はぺったんこ。
ナイフを脚に付けているギミックもまた轟雷と同様だ。
ちなみに髪の毛の外ハネは結構尖ってるから地味に痛い。
キャノンは頭のサイズに合わせて小ぶりになっているが、可動軸が追加されており、首の可動を妨げないようになっている。
背面
人間部分以外は限りなく轟雷である。
キャタピラは轟雷と比べてこれもまた小ぶりだ。
しかし、結構背面はメカメカしい感じであり、轟雷の雰囲気をよく落とし込んである。
可動範囲
あまり股関節は動かない。
せめて外転くらいはしてほしかったが、受け軸の問題でそうなってしまっている。別関節に置き換えると一気に可動性アップする、かもしれない。
それ以外は比較的良好な可動範囲を持つ。
付属品
交換用フェイスパーツ二種、交換用手首四種、バズーカ、イラスト再現用手脚と結構シンプル。
バズーカを持たせてみよう。
かつて発売されたフリースタイルバズーカそのままに、色を轟雷仕様にしてある。
サイズは結構大きめだが、担ごうとすると頭で引っかかったりもする。
なお、通常のグリップパーツは使えないため、専用のグリップパーツが付いてきて、それで手に持たせる仕掛けとなっている。
なお、手はPVC製であるため、すり減りには注意。
ではここであのイメージイラスト(パッケージの絵)を再現してみよう。
後になって気付く。右手が曲がってなかった。
今回このイメージイラスト再現用のパーツが付いてくるが、これらは全て固定式となっている。
腕は肩より先を交換、左脚は股関節丸ごと交換する仕組みだ。
そのため、股関節のポリキャップがいざすり減ったときのためにスペアのポリキャップが付いてきている。
ちなみにフェイスパーツの交換は結構簡単にできるが、簡単にできるがためにホイホイ交換すると多分すり減るので要注意。
見た限りではフレームアーキテクトの意匠が盛り込まれている気がする。
側面
こういうイラストでは見ることが出来なかった側面とかを見られるのは立体物の特徴だな。
背面
轟雷の脚を取るとこういう細い脚が出るのかなといった想像もかき立てられる。
意外と中は華奢なのだ。
さて、そんなわけで普通の轟雷と比べてみよう。
実は意外にでかいFAG。
頭頂高はほとんどFAと同一だもの。
少し細身になっているからそんなに大きく思えないのかも知れない。
というわけで、FAGの轟雷でした。
組み立て自体はデカールとか貼らなければかなり簡単で、結構プラモ初心者とかも考えてたのかなという気はする。
しかしこんなに売れるとは予想外だっただろうなぁ…実際新宿のヨドバシは開店1時間30分で完売だったし。結果アマゾンではどんどんプレ値に…武装神姫と同じような値段に…。
だけど、これ自体はFAとの互換性は武装面以外は皆無のため、FAGという別ジャンルと思って見るといいかもしれない。
今度はスティレットがこのシリーズで出るけど、その次はイメージどおりだとフレズヴェルクになると思われるが…個人的にはカグツチとかグライフェン出して欲しいそんな今日この頃。
■ゴッドハンド
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