三国創傑伝「劉備ユニコーンガンダム」作成記録
ついに平成の時代が終わる。
というわけで平成最後のプラモ作りもやったんだが、レビューは令和になってからだ。
そんなわけで平成最後のレビューは新たなる三国伝「三国創傑伝」の主人公「劉備ユニコーンガンダム」だ。
このシリーズ、そもそも海外での流通以外あまり想定してないのか作成も中国製となっている。
しかも売っている場所は今現在ガンダムベースオンリーときた。
案の定争奪戦だよ! その争奪戦制して買ってきたよ、再販初日に!
しかももうねぇよ! どんだけ売れてるのこれ!
なお、説明書は普通に日本語英語表記の最近のガンプラと同じなあたりがなんともいえない。
ちなみに今回の三国伝は三国志の英雄の名前が付いているものの内容としてはゾンビホラーものである。
で、そんな作品の主人公はご多分に漏れず劉備である。
何故劉備主人公にしやすいかといえば、この男やくざの親分みたいな立ち位置から最終的に蜀漢皇帝にまでなるという、ある意味わかりやすいサクセスストーリーなのと同時に、姓である「劉」が中国における高祖「劉邦」と同じだから正当性を保ちやすいのだ。
ま、そんな彼も220年に関羽が呉の裏切りで死ぬとぶち切れて、更に途上で張飛も暗殺されてついに歯止めが利かなくなり夷陵の戦いを呉に対して仕掛け、最後の最後で陸遜と朱然による火攻めにより大敗、それによる心労で死ぬという、単純なサクセスストーリーではないのが面白いのだが。
さて、長くなってしまったが、そんな劉備の名を冠するユニコーン、ランナーはこんな感じだ。
左上のグレーランナーがフレームのような役割を果たしている。また、金はかすかに光沢コーティング、黒はつや消しコーティングがされているような感じだ。
これをさくさく組み立てるとこんな具合だ。
かなり色分けがしっかりなされており、これに部分塗装とスミ入れしてやるだけで十分な出来である。
左手甲には「メモリ&デバイス」と呼ばれるユニットとなっており、赤パーツのドラゴンメモリは外すことが出来る。
しかし上腕の内側や脚の内側は結構ど派手な肉抜き穴がある。
側面
旧三国伝と同様劉備の髪の毛のようなパーツはそのままとなっているが、少し流れるようになっている。
背面
髪の毛は結構な肉抜き穴ありのため気になる人は埋めておこう。
なお、今回の奴には前と異なり、足裏のハンコや軽装モードはない。
可動範囲
なんと今回のは膝が可動する!
肘は固定となっているが、首もクロスシルエットのような可動をするため結構上まで動かすことが出来るほか、結構足が動くため設置性もあり、更には前垂れも可動するなど可動範囲も結構すごい。
付属品
シンプルに銃剣「龍弾破刃」のみ。
ブレードモードだとそこそこの大きさ。
ガンモードではブレードが折りたたまれるためだいぶ小ぶりになる。
ちなみにサイズ比はというと
だいたい最近のSD標準サイズとほぼ一緒。
旧三国伝も引っ張ってきたかったが、あいにく筆者の部屋が汚く取り出し困難となってしまっているのだ…。
というわけで劉備ユニコーンガンダムでした。
シンプルな作りながらかなりの色分けと可動範囲を持つため、結構遊べる。
おそらく次回再販は五月頃と考えられるので、興味を持った人はガンダムベースへ。
というわけで、平成のプラモレビューはここまで。
今後も令和もまったりとレビューしていきまっせー。