HGBF「ビルドバーニングガンダム」作成記録Vol.1(パチ組編)
HG > HGビルドファイターズ - 2014年10月10日 (金)
ついに始まったビルドファイターズトライ。
前回に引き続き、大きなお友達も小さな子供達もメカ好きも喜び勇んで見ているのでは無いだろうか。
マニアックな機体選出、ツボを突く機体、ある意味で突き抜けた熱いストーリー、前作が個人的に近年希に見る俺的ドツボ作品だったので、今回も期待したい。
そんな第一話が始まった今週、そんな第一話で、トロフィーの中にあったドムの、その更に中から出てくるという、ガンダム史上前代未聞の
木曜に出荷されたそれをシコシコと作ってみたのだ。
まずランナーである。
左端にあるグレーのパーツは近年のガンプラでは標準搭載となった、少し触り心地が独特の雰囲気を持つあのタイプ、ポリキャップはPC-002に新規追加した物が付いた新型だ。
これをパチパチと組むと…
こうなる。
足のグレーはシールとなっており、縁の部分に白が丸見えだから、ここは塗った方がいいな。
しかし、赤主体の主役ガンダムは大変珍しい。
側面
肩に付いている何かがはまりそうなグレーパーツがめっさ気になる。
後、前腕と脚に付いている別パーツ(少し浮いて見えるパーツ)は、ひょっとしたら改良機とか出たらここに何か付くのかしら。
背面
なんとブースターすらない超シンプルぶり。
なお、脚のグレー部分に混ざる赤はシールである。
では次に見るのは可動範囲だ。
このキット、驚異的なのがその可動範囲にある。
サイドアーマー干渉しているのに、それでもここまで曲がるだけならまだしも、それにほぼ追随出来る足首。
ほぼ人間と変わらないくらい曲がる二軸関節の肘、更には胴体までかなり曲がると、かつて可動範囲で大騒ぎになったダブルオーにほぼ匹敵する。
正座は出来て当たり前。
そしてこの胴体のせり出しギミックだ。
今まで腕をせり出すにはポリパーツ頼みだったところがあったが、今回はなんと胴体側にその装置があるため、そこまで外見を気にせずに派手なポージングが可能となっている。
更には、今回付属する手首五種のうち三種に、写真にある様に、更に曲がる軸が付いている。これにより更に派手なポージングが可能となるのだ。
もちろん、股関節ロール軸もあるため、なおのこと決まる。
これだけ動くMFのガンプラください、マジで。
では、付属品を見ていこう。
なんと、武器、なし!!!!
Gガンばりの拳で戦うガンダムなのである。
故に交換手首が多種付いている。
他に付いているのは胴体クリアーパーツ交換パーツ、各種エフェクトパーツ、背部エフェクトパーツに自由に角度を付けられるジョイントパーツ、そしてナックル用のエフェクトパーツ装着用手首のみ。
近年希に見るシンプルなガンダムである。
では、それぞれ付けてみるとどうなるのか。
まず交換用手首。
このように本体可動範囲+手首の軸可動により、なかなか難しかったこんなポーズもお手の物。
更にはパトレイバーに出てきた零式の貫手のような完全な平手と、ポーズ付きの平手と両方付いているのが面白い。もちろん、二つとも軸可動ありだ。
更にはこうして武器持ち手も付いているんだが、こちらには軸可動が付いていない。
次にクリアーパーツ交換パーツだ。
これを付けると…
一気に赤みが増してくる。
このパーツは簡単に交換出来るけど、ほいほい頻繁に変えてると多分、いや、ほぼ確実に接続部へたるので、ちと注意である。
では、続いて真骨頂のエフェクトパーツ。
背部にはめる炎のエフェクト。角度調整パーツを付ければ更に様々な「顔」を覗かせてくれる。
続いてパンチ用エフェクト。
専用の手首パーツのみにしかはめることが出来ないが、こうしたエフェクトパーツはMFにも似合うかも。左右両方あるため、両腕にはめてみるのもまた一興かと。
更にキック用もある。
キック用はパンチ用に比べて大きくなっており、片方のみ付属する。
足の後部にある溝にパーツをはめることで固定するようになっており、すっぽ抜ける心配はない。
更にこれらをより迫力あるものにする尾びれのパーツ。
パンチ、キック共に四箇所の穴が空いており、大中小それぞれ四個ずつついた尾びれをはめることが出来る。
ただパンチに大をはめると結構胴体と干渉した。
腕はそんなに長くないからのぅ…。
ではジョイントパーツをば。
こうして後ろにはめる事が出来る。
これをやった上で、前の主役機であるビルドストライクのブースターを付けてみた。
……だ、ダメだこれは……。
使いどころがかなり限られそうな気がするぞこれ…。
で、ふとG-セルフが光ったんだからこれも光るんでなかろうかと、やはりブラックライトを当ててみた。
青の状態だと光らない。
俺の思い過ごしか、と思ったが!
赤だと光る! ごっつ光るよ!!
ということは…
当然パンチも!
キックも迫力が増すという物!
しかしブラックライトで光るの標準化してきたな…。
では最後に、今期まさかの二個同時放映ということをやってのけたガンダム主役機各機、及び前作主役のビルドストライクを比べてみよう。
デザイナーの違いというのもあるが、G-セルフのデザインの独特さがよく分かる。
ビルドバーニング自体はその性質と色はともかく、見た目はかなりオーソドックスなガンダムタイプだし。
一方でこうしてクリアーパーツが採用されている中、やはりそれがないビルドストライクが浮いている様な感覚も覚える、なんとも不思議な感じが…。
というか今更だけど、G-セルフのプラモ小っちゃいけど顔大きいね。
というわけで、ビルドバーニングガンダムのパチ組でした。
格闘戦特化型ならゴッドやシャイニングなどのMFがいたが、そいつらにすら付いていたバルカンもビームサーベルも捨て去り、拳一貫でやり合おうという、なかなか希に見る機体コンセプトである。
…登場の仕方まで含めてな…。おかげで何処行ってもドム売り切れだよ…。
故に武装パーツがないため、少し寂しいところもあるが、この驚異的な可動範囲は改造の素体としても活かせるのではないだろうか。
ただし、ダイナミックなポーズをしすぎると肩がすっぽ抜けやすい様に感じたので、そこは注意して欲しい。
そこ以外は、遊び甲斐がすげぇあるキットなので、可動範囲をとにかく徹底的に楽しんで欲しい。これはいじくってみるとすごいのが分かると思う。
さて、水曜と金曜が楽しみな半年が始まる…!