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2018.07.30

教育長辞任、市幹部7人が豪雨災害中に競馬旅行

教育長 「道義的責任は生じない」 と発言


 市民から「災害対応より競馬観戦の優先はあり得ない」と、あきれた声の数々が寄せられている。
 31日、教育長が辞任するとなったが市議会では全会派から『強い批判』が出され処分等の申入れを検討する事に。

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 災害や公務に対する認識の甘さや管理職であり社会に与える影響の大きさ、内外問わず、信頼失墜という
重大問題、市長の責任も問われる。
 西日本豪雨災害で死者の報道、高知では高速道路の崩壊や市内では道路崩壊、冠水、鏡地区での一部孤立、春野地区の農業被害、10時間以上に及ぶ通信障害が発生していた最中である。
 4日、災害対策本部が設置、7日午前は対策本が強化された、その7日朝、市幹部が函館へ競馬旅行に行った。
 参加した7人とは、教育長、教育次長、総務部長、総務副部長、財政副部長、都市建設副部長、政策企画課長。市の中枢幹部達の不祥事、吉岡副市長のコメントは「総務の部長と副部長を口頭で厳重注意したが教育長は権限外」とし、教育長自身からの謝罪は今だない。


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連絡取れず保護者から市教委に苦情


 教育長は「支障はない」とも発言しているが、6日、市内中学校には休校情報は無く、学校に行かなければ
ならないと判断した女子中学生達。保護者は学校と市教委に連絡するが不在。ずぶ濡れで、危険な中、学校
で待っていたという。
 その時、函館競馬では昨年、有馬記念で優勝し、引退した馬キタサンブラックの特別展が行われていた。

 

 衝撃!災害中の競馬旅行で教育長が辞職

 市には競馬ファンの集まり「有馬会」が存在する、トップは総務部長、その前が教育長という。
 プライベート旅行や趣味の話ならいいが、災害中だから許されない。
市長は、対策本部には教育長や総務部長の代わりに部下が配置され体制上の問題は起きなかったとコメント。
 しかし、不測の事態が起きかねない状況だったのは明らか、代理配置の理由を聞かないで対策本部を開いていたのだろうか。 知っていたが見て見ぬふりで代理を許したのではないのか。
 教育長辞任の会見で市長は「自分の行動は問題ない」と言うが、対策本部の本部長は市長であり、統括する者の責任が果たされていない事が重大なのである。
 大丈夫という「おごり」「過信」が不祥事を招いたと思う。慢心はどこからくるか、自分の能力や権力、立場の強さからと辞書に書いてある。 権力におごる高知市と言われても仕方ない。

 
 

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2018.07.25

発達障害の中学生を学校が警察に通報

 市教委 「警察の支援を受ける必要がある」
      
 潮江中で5月、発達障害をもつ生徒が先生に「暴力をふるった」として学校、教諭から警察に、暴力事件とする被害届が出され生徒本人、保護者が別々に警察による取調べを受けました。
 発端は発達障害をもつ生徒がパニックを起こした際、教師が力ずくで押さえるなどし、さらにパニックを誘発させる間違った対応が繰り返されていた事によるものです。
 本来は心理カウンセラーなど専門家の意見を聞き十分な話合いを持つことが必要ですが、そのような検証の経過もない状態で警察に被害届が出されたといいます。発達障害者支援法に基づく教育的支援を学校が放棄し、警察にゆだねた結果となりました。
 学校がこの様な対応に陥ったのはなぜか。発達障害の生徒が警察刑罰の裁きを受ける必要が本当にあったのか、いまだ理由や根拠について十分な説明は議会にもされていません。

 教育長「校長の判断は間違ってないと思う」

 日本共産党市議団として教育長に被害届の経緯などの全容解明と被害届を取り下げる事を含む見直し、また発達障害のある児童・生徒への支援体制の強化を求めて申し入れを行いました。
教育長は学校からの報告を受けているところで、今後の対応、取組みも考えている所という旨の回答をしましたが、やり取りの中で「校長の判断は間違っていない」と発言。市教委すら十分な報告を受けていないのに、どうして間違いないと言えるのか。
 この発言はことの重大性を認識していない現れだといわざるを得ません。

 小学校の時から発達障害という特性があり、それを踏まえた対応がされてきたのに、中学校にあがったとたん、障害への配慮を欠いた対応に、お母さんは怒っています。 

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2018.07.19

イギリスのヒーロー

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  イギリスには国民が誇るヒーローがいる。 名前はニコラス・ウイントン。
彼は29才だった第二次世界大戦の頃、ナチスに占領されたチェコスロバキアの子ども達669人の難民をイギリスに逃がし差別と虐殺から命を守った。
 今も同じだが、難民の受入れを嫌がる国ばかり、その中でイギリス内務省はウイントン達の活動に押され、チェコの子どもの入国を認めた。
 ヒトラーの支配に恐れ、苦しむ親達は子どもだけでも、逃がしたいと必死だったという。
青年は仲間と共に全力で応える。里親が見つからなければ、多くのユダヤ人が犠牲となった様に殺される。
 ウイントンは「たった一枚の写真に子ども達の未来がかかっていた」「救えたのはイギリス人の寛容性だ」と振り返る。「不可能なようでも必ず道がある、あきらめないが私の信条」と言う。
 イギリスに旅立った姪っ子には彼の勇気と行動を学んで、世界中に伝えて欲しい。


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2018.07.13

愛宕中となりに巨大パチンコ店 


 高知県警の報告

 ① セントラル相模店 7月18日完成予定
   完成後、現地調査を行ない、風営法に基づく許可判断する予定

 ② 教育長「未成年の育成上、望ましくない」としているが、県警として現条例の見直しは考えていない
   当時の状況を踏まえてつくられている、現状はおおむね良好と考える、他への影響もない考える

 ③ アクシュ中万々店と隣接する、聾学校江ノ口養護分校について、第二駐車場は営業店舗でなく駐車場で
   あるので許可した経過がある。

  続く・・すいません

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2018.07.11

危険なブッロク塀の点検と早期改修を申し入れ

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最新・点検結果、34校で危険及び不適合と判明! 結果の公表と早急な対応を

危険判定:初月小・江ノ口小・一ツ橋小・城北中・城西中・愛宕中

 地震により、大阪高槻市では、ブロック塀の下敷きで、9歳の女子児童が死亡しました。
 国は点検範囲を学校だけでなく介護など福祉施設にも拡大させ、県を通じて市町村からの報告を求めています。
 災害前の学校の塀の調査結果では26校で危険なブロック塀があることが判明しており、内18校は3年以内に改修工事を完了させる計画。 今年度中に工事が完了する予定校は6校で、江ノ口小・秦小・長浜小・春野西小・城西中・愛宕中です。
 災害後の最新調査では34校91ヵ所で耐震面や建築基準法に不適合な部分があったとの報告、市教委は「できるだけ前倒ししたい」と回答しました。
 また、学校以外、保育園、幼稚園、認定子ども園、介護など福祉施設も調査と改修をと求め、 子ども未来部は 「民間園も含め保育所、幼稚園、認定子ども園は現在、点検中で7月半ばに報告の予定」と回答しました。

県との調整、財源確保はいまだ不明確

 対策をスピードもって行う為には財源の確保が課題です。
私たちは国の制度(交付金)も紹介し、国・県の上乗せ支援を市からも要請をする様訴えました。
 国・県・市とも災害予算を増やし前倒しできる所から一つでも早く進めて欲しいです。


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2018.07.05

子どもから見える貧困と格差社会 記念講演

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 ぎりぎりの子育て「救われた」

 こども食堂と出会い、心と地域が変わったとの声の数々


 県議会では自民党県議がこども食堂について「増えれば家庭の教育力の弱体化を招きかねない」と質問した。
地域から驚きと怒りの声が上がっている。
 7月1日、平和と生活を守る高知市民の会が主催した講演で松本信乃弁護士から「こどもを通して見える貧困
社会」と題して、貧困がいかに憲法で保障されている「自由と権利」を奪うものなのか、また理解する力をつける
教育こそ必要だという話しがあった。

 子ども食堂こうちの皆さんや市社会福祉協議会の職員、地元大手スーパー、市場弘化台、医療団体、大学生
、中学生、色んな方からの報告や意見が出された。
 参加した27歳2児の母は「子育てする中で頭がおかしくなりそうな時、子ども食堂と出会って、救われた気持
ち、温かい心になったと」話してくれ、必死にがんばる母の話しに皆が涙を拭った。
そして母は怒りを込めて先日の自民党県議の発言を強く、抗議した。
 どんな環境であっても子ども達が人生を切り開いていける様な支援が必要だと改めて認識を確認し合った。
 
 保護者の教育力不足を批難しても真の解決にはならない。リアルな実態を見る事抜きに救えないという弁護士
の言葉に、皆が力を合わせようと盛り上がりました。


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イギリスへ留学

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 かわいい姪っ子がイギリスに留学した。
送別会ではどんな国だろうと盛り上がった。
イギリスの南部、海の近くの町、姪から送られてきたメールには「おとぎ話の様な街」とある、
白夜なのか、夜の8時過ぎでも明るいそうだ。
 異国での生活は彼女にどんな試練、ドラマを与えてくれるだろう。
おばさんの私は「17歳、青春だよ、苦労しても世界中を見てきなさい」とエールを送った。
(私も行きたいよー!)
 雑誌「サイエンス」には私たち人類の遺伝子にはホモサピエンスとネアンデルタール人の
二つが残っているとある。2つの祖先が合わさって今の人類に繋がっている。
地球規模で旅をし、集団をつくり、文明・文化を築いてきた。 
肌の色や言葉、習慣がちがっても人類として同じ生き物なのだ。
知らない土地に行きたいと思うのも人間の本能なのかもしれない。

 平和でなければ世界の旅はできない、つくづく、「平和」の尊さを感じる。

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