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手術決行 

Aptenia 花蔓草錦 開花・熊童子とともに 160726_cIMG_1199
初夏にはふっくらしてきれいに爪紅がかかっていた「熊童子錦(Cotyledon tomentosa spp. ladismithensis varieg.  )」、オイラの不注意で8月の猛暑日に高温障害を起こさせてしまった。
午前中日が当たる出窓に置いてあるんだけれど、内側の障子を閉めたままにしてしまったのだ・・・ Σ( ̄ロ ̄lll)

自力で回復するかどうか、経過を見ていたけれど、茎が地中から枯れ上がり、そのすぐ上の節から発根していることを確認。
Cotyledon 熊童子白斑錦 挿穂の気根 161210_cIMG_0640
幸い、これなら切断部の乾燥は必要なしとみて、本日、全てチョッキンして挿し木を・・・ ヾ(;´▽`A``

2枚目は、その挿穂の様子。うまくいきますように。



2016.12.11 Sun 19:09
カテゴリ: 栽培日誌&研究データ
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コレ、な~んだ!? 

イポメア種子 160502_cIMG_0021
園芸好きの方が写真を見たら、古典派も現代派も、一目で「アサガオだ!」と看破するだろう。
正確には朝顔と同科で、イポメア属の「リンドヘイメリ(Ipomoea lindheimeri)」という植物の種子だ。両者の関係は同じネコ科でヒョウが猫に似てるくらいの感じだろうか。実はヒルガオ科の中の分類には諸説あるようで、そのあたりも系統が複雑なネコ科に似てるかもしれない。

多肉植物好きの方がイポメア属と聞けば、すぐに「ホルビー(Ipomoea holubii)」を思い浮かべるだろう。まぁるい塊根をもち、ヒルガオに似たピンクの花を咲かせるかの植物は、花だけ見たら間違いなくアサガオの仲間だ。リンドヘイメリ君の種子も、そんなわけでアサガオみたいなのだ。

この種子はヤフオクで分けていただいたもので、譲り主さんによれば、塊根性で耐寒性だとのこと。しかも、花が青いらしい!!
ホルビーは耐寒性がやや低いので、好きだけど作らなかったオイラは、一も二もなく飛びついてしまった・・・ ヾ(;´▽`A``
数百円で20粒もいただいたけれど、数少ない市販品を調べてみたらビックリ。5粒程度で軽く千円を超えているではないか。(°口°;) !! いや~、ありがたや、ありがたや。これは立派に育てないと・・・

このブログを再開するきっかけはいくつかあるけれど、この種子を手に入れたことも大きかった。
久しぶりに未知の植物の実生にわくわくしているのだ。( ̄▽ ̄)
2016.05.02 Mon 08:56
カテゴリ: 栽培日誌&研究データ
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はるうらら 

一華 大富貴 一輪挿し 120408_cIMG_2457
寒風吹きすさぶ昨日とは打って変わったうららかな日曜。ウチのテラスも春モードに衣替えです。
ついでに老花になった一茎一華も切ります。「老文団素」「龍字」「大富貴」は今日でおしまい。
ただ、「大富貴」はとてもしっかりした花なので、もう少し楽しませてもらいましょう。(笑)
2月末に開花してから五週間たっぷり楽しませてもらって、もう一週間くらいはぐい飲みで鑑賞するんですから、ありがたやアリガタヤ・・・ (^人^

それにしても、ウチのテラスも極端だからな~、早くも初夏の雰囲気を漂わせてます。これでは、早くも日よけの心配をしなきゃなりません。昨日なんか雪積もったってのに~マッタク。┐(´ー`)┌

テーマ: ***ベランダガーデニング
ジャンル: 趣味・実用

2012.04.08 Sun 15:32
カテゴリ: 栽培日誌&研究データ
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ちょっとだけ勉強 

F ハナモモ 絞り100425_cIMG_8465
千秋さんのコメントで「キクモモ」って言うのを読んで「・・・そういえば昔、そんな名前も聞いたような・・・」なんて曖昧な記憶を取り戻してあわてて調べてみたら、、、ある部分ではかえってナゾが深まったような orz

気を取り直して結果報告。
Webで検索すると、商用サイトでは「ハナモモ」と「キクモモ」は同居してるけど、一般の趣味家や園芸サイトでは意外に同居してないことが判明。そのくせ、学名を記しているサイトでは、いずれもAmygdalus persica(つまりモモのこと)とされていた。

ハナモモの品種解説なんかを見ていると、「枝垂れ」とか「矮性」とかの系統を書いてあるものがあったけど、中に「菊咲き」はナシ。一方で当然ながら「キクモモ」には咲き分けとか枝垂れ八重のようなものは入っていない。
加えて、「キクモモ」には学名でAmygdalus persica cv. Stellata とするものがあった。

この結果を矛盾なく整理すると、
「ハナモモ」と「キクモモ」は植物学的には「モモ」からスタートしているけど、分類の学者さんは「キクモモ」を一つの園芸種群として別個にとらえているらしい。一方、園芸業者さんは広義の「ハナモモ」に「キクモモ」を含めたような表現をしているけど、これは平易な説明が優先する事情からみたい。・・・ということで、6日のエントリの花は「キクモモ」と呼ぶ方が素性がはっきりしそうです。

なら問題ないじゃん、と思いきや、ハナモモにもキクモモにもあまり大きな樹がないらしいのがわかったのでした。となると、「その5」の木の太さが気にかかる・・・曖昧だけど幹は相当太かった記憶が、、、う~ん、これはもう一度見に行かねば。
写真は絞り咲きのハナモモ(4/25撮影)。

テーマ: 樹木・花木
ジャンル: 趣味・実用

2010.05.08 Sat 05:30
カテゴリ: 栽培日誌&研究データ
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季節はずれ? その2 

Argyroderma 宝槌玉 M-210 挿穂 100131_cIMG_7285
先週末、経過観察していたメセンの一株に、人間なら移植並の大きな手術を季節はずれにやるハメに・・・。写真は緊急手術の模様で、切開・止血・摘出まで無事に終わった段階。これから挿木となるのですが、なにぶんこの季節なので術後管理が大変。発根してくれるかなぁ、、、 (-"-;)

患者さんは、アルギロデルマ属の「宝槌玉(Argyroderma fissum )」という種で、古く日本に入った個体はピンク花だったようですが、自生地ではコロニーごとにかなりの個体差があるようです。
この個体は、開花花期中盤終盤と見事な艶姿を見せてくれるお気に入りですが、この属特有の茎部の木質化によって今シーズンは吸水不全に。アルギロは表情が読みにくく、手術の決断が遅れたため今ごろの大手術となってしまったのです。
神さまホトケさま、どうか無事発根しますように。 (-人-)

※.昨日は雨が降り、暖かい南風が吹き込んで、一昨日までの雪をあらかた溶かした。

テーマ: サボテン・多肉植物・観葉植物
ジャンル: 趣味・実用

2010.02.10 Wed 05:58
カテゴリ: 栽培日誌&研究データ
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