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高いコストを支払わなくても。


少し前の記事ですが、ロイターでヘッジファンドのリターンについての記事がありました。


上期のヘッジファンド運用成績は平均+0.76%=米調査会社(ロイター)


こうしてみると、正直ヘッジファンドのリターンはたいしたことないように思えます。


これは決してヘッジファンドを馬鹿にしているというわけではなく、私のようなサラリーマン投資家であってもプロ以上の成績は残していけるのだ、という意味です。


普段働いている人は時間が取れない場合があるでしょうし、「時間」が大きな枷となってきます。


しかし同時にその「時間」は私たちに大きなリターンをもたらしてくれるのです。


そのためには、枷になってくる場所では戦わないことが大切です。


情報戦が肝になってくる場所や、スピードが大事になってくる場所で戦うわけにはいきません。戦うからには勝たなくてはなりませんし、あくまで勝てるフィールドを探すべきです。


私はサラリーマンはバリューベースの成長株投資+国際分散投資が合っているのではないかと考えています。


まあそれがベストだなんてことを言うつもりはさらさらありませんが、こうして書いていくことで少しでも


「テクニカルは必要ないんだな」


とか


「そんなに忙しく売買する必要はないんだな」


とか思ってもらえる方が増えてくれるといいなあと願っている田舎のKenです。
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ロスカットが円高の原因?


ウォールストリートジャーナルの日本版に日銀総裁白川さんのこんな記事がありました。


【インタビュー】個人投資家のロス・カットが円最高値の原因=日銀総裁
(ウォールストリートジャーナルジャパン)


無料部分で文章が短いので全文引用します。


(ここから引用)
日銀の白川方明総裁は22日、ウォール・ストリート・ジャーナル/ダウ・ジョーンズ経済通信とのインタビューで、東日本大震災後に円が対ドルで史上最高値 を更新した理由について、個人投資家に人気の高い外国為替証拠金取引で強制的に損切りさせられた個人のドル売りが主因だったとの見方を示した。

(引用終わり)


FXは強制退場させられる場合があるそうですが、それに引っかかってしまった投資家さんも多かったようです。


それを考えると、白川さんの意見も一理あると思います。


私はロスカットが悪だというつもりはありませんが、FXに関わらず、ロスカットは市場の値動きを激しくする要因の一つだと思っています。


例えば株式市場でも、チャート上のサポートラインを空売りでむりやり押し下げ、ロスカットを設定していた投資家に投げさせたところで下値で拾うというダーティーな投資方法も一部ではまかり通っています。


私はテクニカル投資を信用していませんので下がったから売り、というのはほとんどないのですが、テクニカルによるロスカットの嵐によってそれによって狼狽売りを呼び起こす、という場合も結構多いですよね。


無論、それは私のような投資家にとっては絶好のチャンスにもなるのですが。


企業が、そして株式市場が正しく発展していくためには企業のみならず、投資家自身も賢くなっていく必要があると思うので、これからもじっくりと投資について勉強していこうと思います。
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じわじわ上がるコモディティ。


いやはや、またもやでかい余震でしたね。今回は最初縦揺れだったので短かったものの、前回とは違った怖さがありました。


直後に停電しましたが、本日の昼くらいには無事電気が復旧いたしました。早くて幸運でした。


それにしても最近コモディティがじわじわ上がってきております。ガソリンなどは顕著ですね・・・正直車通勤せざるをえない私としては勘弁して欲しいです。


通貨の価値もあるコモディティ、金も順調に値上がりしています。


ロジャーズなどの大投資家たちが言うとおり、コモディティは上がっていくのでしょうか?はっきり言ってあまりあたって欲しくない予想です。


コモ


(yahooファイナンス、期間3ヶ月)


赤:WTI原油価格連動型上場投信

青:イージーETFS&PGSCI商品指数クラスA米ドル

緑:SPDRゴールドシェア


特にWTIはこの3ヶ月で20%近い上げ。尋常じゃありません。


まだまだ予断を許しませんが、コモディティの価格は落ち着いていって欲しいと切に願う田舎のKenです。
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「たら」なのが惜しい。


バフェットさんが日本を励ますお言葉をくれています。


バフェット氏:日本株売らない、震災は日本の未来変えない(Bloombergより)


実際ブログを拝見していても暴落には買い向かうぞ!って方が非常に多くいらしたので頼もしい限りだなと思いますね。


私はマーケットに目を向けるのが少しばかり遅かったのですが、ここ何日かで爆上げしているもののやはり割安な銘柄が増えております。


この記事で唯一惜しいところは「持ってい『たら』」というところでしょうか。やはりROEを重視するバフェットにしてみれば日本市場はまだまだなんでしょうかね。


ただここ最近バフェットは日本にも目を向けているらしいですし、私個人としても「日本企業も捨てたもんじゃないぞ!」と思っています。


バフェットが買うことがあるかは知りませんが、私はエクセレントカンパニーが必ず誕生すると信じて買いを進めていこうと思います。
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バフェットの手は広がる。


バフェットが特殊化学会社のルーブリゾールを買収するようです。


UPDATE1: 米バークシャーがルーブリゾールを買収、新興国市場の将来性見込む(ロイター)


バフェットは「わかるものに投資を」と繰り返し述べており、バフェット本ではコカ・コーラやジレットなど私たちの身近にある消費財が例として取り上げられています。


しかしその例が古くなってきたのではと思うほど近年のバフェットは買収の手を広げているように思います。


バフェットにとっては「わかるもの」なのでしょうが例が私たちにとってわかりやすいものではなくなってきました。今回の例が特にそうかもしれません。


ロイターの企業情報をざっくりと眺めて見ると


「The products are used in a range of applications, and are sold in markets, such as those for engine oils, specialty driveline lubricants and metalworking fluids, as well as markets for markets, such as personal care and over-the-counter pharmaceutical products, performance coatings, medical products and compressor lubricants. The specialty chemical products also are used in a range of industries, including the construction, sporting goods, medical products and automotive industries. 」


(ロイター企業情報より引用、太字は管理人)


となっており、かなり幅広く使われている製品であることがわかります。


ある意味わかりやすいと言えばわかりやすいのかもしれませんが、需要が多岐に渡る以上、先を読むのが難しくなると思いますし、強さの源泉を見出しにくくなるのでは、とも思います。


しかしバフェットが買収に踏み切った以上自信があるのだと思いますし、私のような凡人には理解しがたいものなのでしょう。


それにしてもバフェットは色んな分野で手を出していますね。本当に末恐ろしいおじいちゃんです。
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プロフィール

田舎のKen

Author:田舎のKen
・札幌在住。
・KISSアプローチに基づき、国内株式は個別株集中、海外株式はインデックス分散。
・夢は適当なとこでリタイア、自給自足の生活を送ること。

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