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その一瞬をじっと待つ。


私は成長株投資、業績回復株投資、Something ELse投資の3つで運用をしているわけですが、いずれも原則は中長期をベースにして投資を進めます。


それにはやはりどんな時でも持ち続ける力が必要になってくるわけですが、この中で、もっとも我慢を強いられるのはどれか、と言われればそれは業績回復株投資だと思います。


成長株は結果としてチャートが右肩上がりになるものが多いですし、Something ELse株はたいていの場合は動き始めています。


もちろんストレスを強いられるのはSomething ELse投資ですが、期間という意味では、業績回復株投資が頭一つ抜けて長いのではないかと思います。


何せ、業績回復の途中ですからまだ人気も信頼もなく、株価はなかなか動いてはくれません。そのくせ、動き出すと一瞬にして相場の主役に踊り出ることになります。


これが醍醐味ではあるのですが、値動きを見ていると成長株とは違うのだなと言うことを改めて考えさせられます。


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yahooファイナンスより【2345】システム・テクノロジー・アイ


でも、リスクを好む私はこの値動きをみるとゾクゾクして、そそられてしまうんですね。もちろんリスクがタキア投資法なので注意する必要はありますが、この値動きをゲットできた時の喜びは言いようもありません。


・・・根はギャンブラーなんでしょうね(笑)。


これからもそんな一瞬を楽しみに我慢を続けながら業績回復株を極めていこうと思います。
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ヨコヨコのチャート。


常々書いているように、私は基本的にチャート分析を行いません。


チャートを分析するくらいならファンダメンタルズを分析したほうがよっぽど楽しいかつ確実であり、割に合う作業だからです。


ですが、好きなチャートの形というのは存在します。(できれば下げた後の)ヨコヨコのチャートです。なおかつ、出来高が減少していればなお良しです。


ここで、そのチャートは基本的には次のいずれかの状況であることを示しています。


1、売りたい人も買いたい人もいない

2、売りたい人又は買いたい人もいるが、需給が合わない


私が狙っているのは2のケース、もちろん買いたい人がいるのに…というケースです。


もちろん1なにか2なのかというのを考えることは難しいのですが、ここを区別することが万年割安株と爆発する株とを見極める大きなポイントになると考えています。


そしてその区別は、最終的には利益の伸びで決まってきます。


大きな売りも買いもないということはある意味それはきっかけ待ちな状態なわけで、業績の大きな伸びという添加剤を与えれば一気にバランスが崩れ、上に跳ねる可能性が高くなります。


そう考えると、ある意味ヨコヨコのチャートはわかりやすい状態、言い換えれば勝ちを見つけやすい状況であると言えると思います。


私がリスクの高い業績回復株でヨコヨコのチャートを選定対象の要件としているのは、そう言った理由もあるからなのです。


これからもうまくリスク管理をしながら業績回復株投資を行っていきたいと思います。
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資金効率を改めて考える。


さてさて、日経平均が乱高下する中で小型株は軟調な展開が続いています。


私のポートフォリオもインバースが乱高下しながらEMシステムズが被弾しており、何ともしょっぱい感じです。


こんな時は買いたくなる気持ちも出てくるのですが、私が手を出すときは早いことが多いのでじっと我慢を続けています。


以前から書いているように、私の投資法はロスカットを前提としていません。ファンダメンタルズと株価に乖離が生まれない限りはひたすらホールドです。


これってこの投資法の肝になる部分なのですが、まさに「言うは易し、行うは難し」の部分でもあります。


下がり続ける株を保通するのは大変なことですし、いったん切ってしまえば資金効率も上がるかも…などと考えてしまいます。

しかし、この資金効率の問題については、一つの大きな問題があります。それは。その後当てる選択をてきる、というのが前提になっている点です。


・今は下がっているけどいつか上がる確率が高い株



・資金効率が悪くて乗り換えた株


と考えると、結果として長期の資金効率が高いのは前者ではないか、というのが私の考えです。短期の効率を求めた結果、長期の効率が悪くなるということはよくあることですね。


もちろん、よい乗り換え先を見つけられる人はそれでも構わないと思います。


まあいずれにしても最終的に大きく上がってくれないと意味は無いので、そのうち上がってくれることを祈りながらホールドを続けていきたいと思います。
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その株はホームランを狙えるか?


何度も書いていることですが、私はホームランを狙う投資が好きです。いくつか外れても、そのうち一つが大当たりしてくれれば全てが丸く収まる。そんな展開が理想的です。


そもそも企業の分析をして50%のリターンしか得られなければ、正直その投資は割に合いません。せっかくしっかり分析をして投資を行うわけですし、その分析が外れる可能性も考慮すれば、最低でも2~2.5倍前後のリターンは欲しいところです。


だからこそ、私は投資する時、考えます。


その銘柄への投資は、ホームランを狙えるだろうか?


この問に対して明確な答えを出すことが出来なければ投資をする必要はないと思います。もちろん狙わずに結果として良いリターンを出せることもあるのですが、確度を高めていくためにも、狙っていく姿勢は大事だと思います。


よく、国際分散投資などで、「狙っていく投資は危険」という記載がありますが、決してそんなことはないというのが私の考えです。


要はリスク管理の問題で、いくら分散していてもリスク管理がされていなかったら結果として高リスクであることに変わりはありません。


これまた繰り返しになりますが、一発を狙う上で大事なのはリスク管理なのです。


私の言うホームランを狙う投資とは、中リスク高リターンな投資です。だからこそ、中リスクにしっかりと耐えられるポートフォリオづくりをしなくてはいけません。そのための企業分析です。


そしてその上で、全てを覆すようなリターンを上げてくれる銘柄を発掘していくのです。


これからも色々な企業を分析し、投資候補に入れてくることになると思いますが、タイトルにある通り、


その株はホームランを狙えるだろうか?


という問いかけを大切にしながらこれからも投資をしていこうと思います。
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需給でファンダは決まらない。


ここ最近政治もマーケットもウクライナの問題が大きく取り上げられており、それに関する動きで株価が一喜一憂する展開が続いています。


サブプライムの時もそうでしたが、大きな波が来てしまうと基本的にはほとんどの銘柄がそれに抗うことはできず、マーケットに連動していくことになります。


私はファンダメンタルズをベースに投資を行っていますが、どんなにファンダメンタルズを分析しようと株価は最終的に需給で決まります。これは投資の世界においては絶対的な真理とも言えるものです。


では、需給を読めば投資に勝てるのかと言えば、理論的にはイエスです。


しかし、その需給を読めずに苦しむ投資家の方が読める投資家よりも数倍、数十倍も多いのが現実です。


ここで大事なのは、株価は需給で決まるが、企業のファンダメンタルズはマーケットの需給では決まらないということだと思います。


これは、私のように相場を読めない投資家にとっては心強い事実です。


企業の業績を予測するのとマーケットの需給を予測するのであれば、前者のほうが高い確度で予測をすることが可能であると思います。そして後者の結果は前者の結果に影響を及ぼしません。


私がテクニカル分析をほぼしないのは、テクニカル投資が効果がないからではなく、自分の場合、テクニカル分析よりもファンダメンタルズ分析をした方が圧倒的に費用対効果が高いからです。


時々ファンダとチャート、どちらかに偏るのは危険、という文章を目にしますがそんなことはありません。


私の好きなランチェスター戦略によれば、弱者が勝ち抜いていく方法は一点集中突破です。そして私の突破口はファンダの分析であると思っています。


もちろん業績回復株投資の時のように、補助的にチャートを使う場合もあるのですけどね。


これからもファンダ分析に集中して投資を行い、大勝ちを狙っていきます。


「買った株が上がったということだけであなたが正しいということにはならない。買った株が下がったということだけで、あなたが間違っていたということにもならない。」


(株で勝つ、ピーター・リンチ)
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プロフィール

田舎のKen

Author:田舎のKen
・札幌在住。
・KISSアプローチに基づき、国内株式は個別株集中、海外株式はインデックス分散。
・夢は適当なとこでリタイア、自給自足の生活を送ること。

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