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「Visual Studio Code」にインサイダービルドが登場、通常版との併用も可能
通常版のはアイコンが青色なのに対し、インサイダービルドは緑色のアイコン
(2016/2/2 19:15)
米Microsoft Corporationは1日(現地時間)、マルチプラットフォーム対応のコードエディター「Visual Studio Code」v0.10.07を公開した。このバージョンは通常版とは異なる“インサイダービルド(Insiders Builds)”として公開されている。
「Visual Studio Code」には通常版のほかに、「Visual Studio Code」の新機能をいち早くチェックしたり、新機能を利用した拡張機能をテストしたいというユーザー向けに“Insiders Program”が用意されていた。しかし、この“Insiders Program”へ加入するには設定ファイルを書き換える必要があった上、自動アップデート機能で更新してしまうと通常版へ戻すのが容易でないという問題を抱えていた。
そこで、今月のリリースでは“Insiders Program”を廃止し、代わりにインサイダービルドを提供することにしたという。インサイダービルドは通常版と同じシステムに同居させることが可能で、設定も分離されている。そのため、日常利用する通常版と分けて管理することが可能。通常版の「Visual Studio Code」はアイコンが青色なのに対し、インサイダービルドの「Visual Studio Code」はアイコンが緑色となっているので、両者の見分けは容易だ。
インサイダービルド「Visual Studio Code」は現在、専用の配布サイトから入手可能。Windows/Linux/OS X版がダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」インサイダービルド版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.10.07(16/02/01)