旅行ガイドは軍情報部!? 爆笑必至の珍道中記。
先輩・船戸与一と取材旅行に出かけたミャンマー。しかし軍事政権はこの二人の行動を疑い、江戸幕府のために暗躍した柳生一族にも似た軍情報部を同行させる。これは現代の話か!?と笑い炸裂の珍道中。「Amazonの内容紹介より」
人が生きて行くには痛みが伴う。そして、人の数だけ痛みがあり、傷むところも、傷み方もそれぞれちがう……様々に生きづらさを背負う人間たちの業を、林蔵があざやかな仕掛けで解き放つ。
大坂屈指の版元にして、実は上方の裏仕事の元締である一文字屋仁蔵の許には、数々の因縁話が持ち込まれる。いずれも一筋縄ではいかぬ彼らの業を、あざやかな仕掛けで解き放つのは、御行の又市の悪友、靄船の林蔵。亡者船さながらの口先三寸の嘘船で、靄に紛れ霞に乗せて、気づかぬうちに彼らを彼岸へと連れて行く。「これで終いの金比羅さんや―」。第24回柴田錬三郎賞を受賞した、京極節の真骨頂。「Amazonの内容紹介より」
これは紹介はいらないですね
日本最大の暴力団「山口組」。この巨大組織に約50年にわたって所属した元幹部で、「盛力会」会長の盛力健児氏が、自らの苛烈な極道人生と、組織の三代にわたる興亡を綴った自叙伝。後藤忠政・元後藤組組長の自叙伝『憚りながら』、関東連合OB・工藤明男の手記『いびつな絆 関東連合』(いずれもベストセラー)に続く、宝島社発「ピカレスク・ノンフィクション」の金字塔!
盛力氏は昭和50年代に勃発した山口組と松田組の抗争「大阪戦争」最大の功労者。昭和42年に山本健一・初代山健組組長(後の山口組三代目若頭)から盃を受けた山口組の元重鎮である。大阪戦争の最中、田岡一雄・三代目山口組組長が京都のクラブ「ベラミ」で銃撃された、俗にいうベラミ事件の報復(かえし)で先陣を切り、その後、殺人の容疑で大阪府警に逮捕され懲役16年の実刑判決を受け、宮城刑務所で長期服役した。
平成8(1996)年に出所するが、盛力氏の目に映ったのは、バブル時代をくぐりぬけてカネまみれになった「五代目山口組」の姿だった……。
本書の特異性は、山口組・三代目~六代目を組織中枢から見続けてきた当事者が、自身の半生と並行しながら、この巨大組織内部で繰り広げられて来た暗闘劇を赤裸々に語っている点だ。
従来、当事者からは決して口外されることのなかった「宅見若頭暗殺」「六代目政権誕生」の舞台裏が、衝撃的な証言、事実とともに明かされている。組織中枢の「奥の院」で繰り返されてきたのは、まさに北野武監督の映画「アウトレイジ」を地でいく、カネと暴力が交錯した権謀術数渦巻くダーティーな世界だった……。
インタビュー・構成は西岡研介(ジャーナリスト)、企画・編集は井野良介(宝島社編集者)。『憚りながら』と同じ制作スタッフが送る。本年度最大の問題作・話題作と評されること必至の「本格ノンフィクション」!
宅見若頭暗殺の内幕、五代目追放劇の真相。田岡三代目のために体をかけて懲役16年。「大阪戦争」最大の功労者、その苛烈すぎる半生!「Amazonの内容紹介より」
『憚りながら』も面白かったです。
新シリーズ「22世紀を生きる」第一弾!
人は、こういうふうに生きていくこともできる。
バッキ―井上=
画家、踊り子、"ひとり電通"を経て、現在、漬物屋、居酒屋の店主、酒場ライター。(自称、スパイ・忍び・手練れ)
日本初の酒場ライター、バッキー井上(54歳)、語り下ろしによる初の自伝的エッセイ。「事実は小説よりも奇なり」という言葉がピッタリな「抱腹絶倒の半生」から滲み出る独特の感性と語りが読者を魅了してやまない。映画・漫画・小説をしのぐバッキーワールドをぜひお楽しみください!
【行きがかりじょう】
自分が選択をして、現れるものと向き合い、すべてポジティブに反応すること。
シアワセになるための基本的な心構えであり、ゴキゲンへの道しるべであり、優れた戦法でもある。
「街で生きる」知恵と極意が詰まった、バッキ―井上・名言より
大海の魚は同じ顔をしてる。磯辺の生き物は違う。
おいしいもんばっかり探している人は、出発時点から負け戦。
「必要なものだけ生き残れる」だったら、俺は生き残れなかった。
「結果」って、自分で勝手に決めてるだけで、全部、「つづく」やな。
安いのを買ったほうが得というけど、それをしてたらアホになる。
求めたらあかんわねぇ。求め過ぎたら。
・・・etc.
話題を呼んだミシマガジン特集「就活生に告ぐ! 君はバッキー井上を知っているか」もあわせてどうぞ。
内容(「BOOK」データベースより)
人は、こういうふうに生きていくこともできる。映画・漫画・小説をしのぐ、抱腹絶倒の半生!「Amazonの内容紹介より」
命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。
「女だけの帝国」が誇る最強のハンター。その名はマリア。恋もせず、母となる喜びにも背を向け、妹たちのためにひたすら狩りを続ける自然界最強のハタラキバチ。切ないまでに短く激しい命が尽きるとき、マリアは何を見るのか。「Amazonの内容紹介より」
嫁さんのお薦め
全然ジャンルが違いますが、最近読んだ本の中でも一番のお気に入り。どれも読んでもらいたい一冊です。
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