ラノベはもうほとんど手にとって読むことは無いが、このシリーズだけは別。『逆襲の刻』をもって、今度こそ小説のガンパレードマーチは終わったと思っていたがまたもいい意味で裏切られた。
タイトルの通り、今度は北海道が舞台。永きにわたる幻獣との戦争で疲弊しきった中央政府を尻目に戦争特需で繁栄を続け、すでに独立国家としての体裁を持ってしまった北海道。首相暗殺を企て中央を追いやられた軍産複合体の首魁・樺山遼平による手引きにより、この地を牛耳る小笠原一族の「北海道独立」という宿願が現実味を帯びてきた。
従来の人類vs幻獣といった図式ではなく、今回は人類vs人類。今まで幻獣を相手に殲滅戦をメインに戦ってきた舞にとっては、難しい舵取りを強いられるのは必須!
政治的な思惑、民族としての誇り、様々なものが渦巻く彼の地で新たなシリーズの幕開けです。
期待が膨らむ。膨らむ~♪