カナダのカトリック校勤務のレズビアン教師、「生徒の保護者を動揺させないように」と自宅待機を命じられる

バンクーバーのカトリック校で音楽を教えている女性が、彼女がレズビアンで、同性の配偶者が出産したばかりだと知られたとたん、自宅待機を命じられたという話。

この教師はLisa Reimerさんと言い、バンクーバーの「Zing!子供聖歌隊」(Zing! Children's Choir)の創設者として知られている人だそうです。勤務先であるLittle Flower Academyの校長の主張では、保護者の中に「女子生徒たちがReimer先生の手本に習うのではないか」と危惧する人がたくさんいるとのこと。

Pride Education Networkによると、Reimerさんは1年契約で働いていたにもかかわらず、契約が終了する6月までの間、自宅で待機するよう命じられたとのだそうです。

「マイノリティはマジョリティ様の機嫌を損ねないよう目立たないところに隠れていろ」というのは日本でもよく聞かれるロジックですが、同性婚が合法化されているカナダでもまだこんなもんなんですね。がっかり。