ある大学でこんな授業があったという。

inspired by ある大学でこんな授業があったという。  : ひろゆき@オープンSNS
 
ある大学でこんな授業があったという。
「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。
その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。
そしてじゃりを壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。
そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」学生は答えられない。
一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。
 
教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壺はこれでいっぱいになったか?」
 学生は声を揃えて、「いや」と答えた。
教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」
 
一人の学生が手を挙げた。
 学生はにやりと笑って「いや」と答えた。
教授は内ポケットからスキットルを取り出して、中のシングルモルトを垂らした。数滴したところ水がこぼれた。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」
 
「水の分子の隙間にアルコールが入り込むと思ったら
 うまくいかずに教訓も失敗したということです」
「それは違う」と教授は言った。
 
「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、
 どんなに人生が詰め込まれていても、失敗を祝ってシングルモルトは最後に入れたいという事なんだ」