2009年1月 1日 (木曜日)

「ココログ」と「gooブログ」とブラウザ

       
僕のブログの移行期において、二つの無料ブログの違いを見ているのだが、わりと「このぐらいのことはちゃんと表示されて欲しい」と思うようなことがうまくいかないようだ。僕の旧ブログは「ココログ」で新ブログは「gooブログ」である。
           
ココログ gooブログ
最初は「InternetExplore」。
一応、「正常」に表示されている。
       
ココログ gooブログ
続いて「Firefox」。
gooブログでは「文字の大きさ」の指定(●%増)がうまくいかない。
       
ココログ gooブログ
最後に「Safari」。
gooブログでは「文字の大きさ」の指定(●%増)がうまくいかない。
また、「環境依存文字」の①②③が見えない。
     
以上、gooブログは「Firefox」「Safari」にはちゃんと対応していないようだ。逆の言い方をすれば、「Firefox」「Safari」のほうがgooブログに対応していない。僕は「文字の大きさ」はそんなに利用しない。大きな文字はgif画像のロゴを使う。だからその影響は少ないとは思うが、①②③等はよく使う。また、それ以外にも「環境依存文字」は結構使っている。使おうと思っているが、gooブログは前途多難と言うべきか。
       
       

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2008年9月14日 (日曜日)

Internet Explorer 8 ベータ2 を試す。

      
数日前の記事で、ブラウザは現時点では「Firefox 3.0」が一番使いやすく、「Internet Explorer 8.0」はベータ版ではなく正式版が公開されたら試してみたい … と書いたが、その舌の根も乾かぬうちに、「Internet Explorer 8 ベータ2」をインストールして、試してみた。
      
なお、「8」は、他のバージョンとの共存は不可能になっている。これは、「1つシステムに同じ機能を持った2つのコンポーネントを搭載しない」というMicrosoftのポリシーに基づくものらしい。だから、「Internet Explorer 8.0」インストール後も、コントロールパネルから更新プログラムをアンインストールすることで「7」へと戻すことができることがわかっていたからインストールした。そこがはっきりしなかったら、ベータ版なんか、恐くてインストールできない。
        
現時点での不具合
          
当然ながら、サイトのほとんどは、まだ「8」を想定していない。だから、ある意味で単純なページより複雑(?)で豪華なページが影響を受けやすい。特に「スクリプト」「アドオン」関係を中心に未対応の部分は、表示が不自然、不完全になる。下の「Google」トップページでは、「NHK時計」「Googleカレンダー」の二つが非表示となった。
      
     
この「ココログ管理画面」も、Internet Explorer 8.0 では、下のように、「プルダウンメニュー」の部分に、本来は入るはずの無い「直線」が表示されてしまう。
       
      
しかし、これは、マウスカーソルを近づけると消えてしまい、実質的な操作に影響はない。
ただ、「見た目」が悪いのも事実である。
     
     
そして、このような「不具合」が発生する場合には、下のボタンから「互換表示」を「ON」にする。
この「互換表示」とは、Internet Explorer 7.0 との「互換」モードで、つまり、サイトには「8」ではなく「7」で行くという感じのものらしい。だから、サイト側には、ブラウザのバージョンは「7」だと認識される。
        
     
Internet Explorer 8.0 の最大の特徴が、「W3Cの標準規格であるCSS2.1への準拠」だ。 WEB標準に厳密に準拠する初めての「Internet Explorer」のバージョンが、この「8」なのだ。つまり、ブラウザで最大のシェアを持つ「Internet Explorer」が、実は、これまでのバージョンでは、WEBサイトのレンダリングを標準的ではない方法で実行していたらしい。そのため、一部のWEBサイトデザイナーは、「W3C標準」を知りつつも、【「Internet Explorer」ではページを正しく表示できるが「Firefox」や「Safari」では表示が崩れるような手法】を採用していたらしい。そして、皮肉なことに、今はそうしたページが、逆に「Internet Explorer 8.0」では正しく表示されなくなっている。このボタンは、標準化の準拠とIE7との互換性の維持を両立させたものらしい(「IT media エンタープライズ」の記事より引用)。
      
      
ちょっと不便
        
ちょっと「不便」になったのが、「コンテキストメニュー」である。 なぜ、「リンクを新しいタブで開く」というのを無くしたのか? 「ちょっと」と書いたが、正直言って、タブブラウザに慣れきった者には、かなり不便である。 この「時代の流れに逆行する」ような設定の変更はなぜ?
       
        
      
多少は便利になったこと
       
① アクセラレータ
        
たとえば、下のようにページ上の語句をマウスのドラッグで範囲指定すると、上のほうに青い「マーク」が現れる。
      
     
その「マーク」をクリックすると「メニュー」が現れるので、そこから「次の行動」を選択できる。
ここでは「Googleマップ」を使ってみる。
        
     
ページが表示される。
     
      
② 新しいタブとプライバシーの保護
      
新しいタブを開くと、以下のような感じになる。「閉じたタブを開く」という他のタブブラウザでは常識だったことをやっとできるようになった。まあしかし「Internet Explorer 7.0 」まではできなかったのだから、一応「便利になった」と言えるかもしれない。
       
「InPrivate」は、履歴やクッキーを残さない機能。「InPrivateブラウズ」モードに切り替えると、その間の訪問や入力履歴やクッキーが残らない。また、サイト側がそれらの情報を収集することを防止するというもの。試しにこの機能を使って自分のブログにアクセスしてみたが、通常、「JavaScript」や「Java」「Cookie 」等を無効にしていても、収集できる情報は大幅に減っても「アクセス」件数そのものは記録されるのだが、この「InPrivateブラウズ」からはまったくアクセス記録が残らず、アクセスカウンターも増えない状態で訪問することができた。これは便利だろう。
       
       
③ 僕は思わないが …
      
      
僕は、さほど便利とは思わないが、一応、「こんな機能もある」ということで書くと ……

① タブのグループ化と、その色分け
② 「お気に入りバー」
③ 「サイト候補」の表示
       
        
まあ、使用半日では、こんな感じだ。
慣れるためにしばらく使ってみるが、たぶん、「Firefox」に戻ってしまうと思う。
      
      

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2008年9月 6日 (土曜日)

Safari3.1  Firefox3.0  InternetExplorer7.0

       
Googleが新しいブラウザである「Google Chrome (BETA) for Windows」を公開した。
      
2008年3月   Safari 3.1公開。
2008年6月   Opera 9.5、Mozilla Firefox 3.0公開。
2008年8月   InternetExplore8.0(ベータ2)公開。
        
…… と、最近のブラウザ開発の動きは激しいが、現在のシェアは、「Safari」「Firefox」「InternetExplore」がベスト3である。そして、どのブラウザも「自分が最速だ」と言っている。例えば、下のものは本日アクセスした「Safari」の公式ホームページのもの。
      
      
「Firefox 2.0」よりもはるかに高速となった「3.0」が公開されて2ヶ月近く経ちながら、比較対象をいまだに「2.0」にしているのは、サイト更新の「怠慢」というより、「高速な3.0とは比較したくない」ためだろうか? それで、自分で実際に比較してみることにした。ちなみに、正式なバージョンは以下のとおり。
      
Safari 3.1.2(525.21)
Firefox 3.0.1.
InternetExplore 7.0.6001.18000

     
読み込み速度
       
   Safari 61秒
   Firefox 57秒
   InternetExplore 63秒
         
実験環境
O S Windows Vista SP1
CPU Pentium4 630 (3.0GHz)
メモリ BUFFALO DD400(PC-3200)1GB ×2
HDD Serial ATA II 150 7200 rpm 
回線速度 ADSL 100MB/S
読み込みページ 僕のブログページ
   記事数     30
   使用画像    84枚(21.7MB)
       
「こんな低スペックのパソコンで実験するな」「光ではなくADSL環境なんかで実験するな」と叱られそうだが、「僕のための実験」である。他の人のパソコンでどうかなんて関係ない。そして結果は、「どれもそんなに変わらない」というものであった。
     
使用メモリ量
          
         
この比較は、本来ソフトの「初期状態」で行うべきだとは思うが、僕は愛用している「Firefox」には「アドオン」をかなり加えているから、初期状態よりも使用メモリは増加している。しかし、それでも「Firefox」のメモリ使用量は、他の二つの半分以下である。「3.0」は高速であると同時にメモリ使用が少ないという宣伝文句に偽りは無さそうである。
      
結  論
      
スクリプト、クッキー等の調整のし易さから愛用している「Firefox」だが、読み込み速度、メモリ使用量の面からも、他のブラウザに切り替える理由は今のところ無さそうである。「Google Chrome for Windows」「InternetExplore8.0」のふたつは「ベータ版」なので、まだ試していない。正規のバージョンアップがあったら、試してみたいと思っている。
       
        

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2008年7月23日 (水曜日)

インターネットの利用

          
僕は、ネットを見るブラウザは「Firefox」を中心に使っている。そして、必要なときに「Internet Explorer」を利用する。理由は簡単。ネットの「うざい」動作を排除するためだ。たとえば、上のように「石川県輪島市」のホームページを開いたとき、「Internet Explorer」では表示されるのに「Firefox」では表示されないものがある。まあ、ここでの総持寺祖院等の写真は「うざい」とは思わないが。
        
       
その「表示させない」機能が「NoScript」というアドオン。これをインストールしないと、Firefoxを使う意味がないと思っている。サイトに繋ぐと即座に働くJavaScript。これを「使わせない」や「選択する」アドオンが「NoScript」だ。たとえば、下の二つは、左が「輪島市ホームページ」の、右が「某アダルトサイト」のScriptの選択メニュー。「危険なサイト」ほど、いろいろな表示が動こうとし、それが「ワン・クリック詐欺」「フィッシング詐欺」の危険性につながる場合が多い。
       
        
もちろん、この「JavaScript」は、下のように「Internet Explorer」でも、インターネットオプションで有効・無効の設定はできる。しかし、サイトによって有効にしたい場合と無効にしたい場合が異なる。このサイトごとに細かく設定できるのが、「Firefox」の「NoScript」の大きな強みだ。基本的には「無効」にしておき、必要な場合のみ、有効にする。
       
      
そして、ついでに「Firefox」では、「Cookie」は無効にする。ファーストパーティだろうがサードパーティだろうが、すべての「Cookie」だ。もちろん、これも「許可するサイト」は設定できる。繋いだ相手にこちらの情報を教えてあげる義務はない。まあ、「情報」といっても、そんなにたいした情報は伝わらないが、僕は、信頼し、パスワードを登録するサイト以外で「Cookie」を有効にしたいとは思わない。
        
      
つまり、僕は「JavaScript」と「Cookie」が「両方とも有効な「Internet Explorer」と、「両方とも無効な「Firefox」の二つを使うことにしている。そして、初めて訪れるサイトは、必ず「Firefox」から行くことにしている。
        
      
たとえば、上のように「資生堂」の公式ページに「Internet Explorer」で行くと、「Adobe Flash Player」も動き、綺麗な画面が動画で現れる。左下の「おすすめブランド」近くにマウスポインタを移動すれば、下のように表示が加わる。資生堂側は、この画面で見てほしいと思っているはずだ。
     
     
しかし、「Script」が機能しないと、下のように、味も素っ気もない画面になる。資生堂なら「見てほしい」とおり見てもかまわないが、どこの誰かは知らないページの「見てほしい」とおりに見たいとは思わない。
       
        
世の中、善人ばかりじゃない。
     
「資生堂」は信頼していいと思うが、ネット上には「相手を騙そう」「儲けよう」と待ち構えているページが山ほどある。ウイルスの温床になっている「ファイル共有」に手を出す気はさらさらないが、ページからページへとネットサーフィンをやっていると、思わぬ危険なサイトにアクセスしてしまうことがある。「騙そう」というページでは「ここをクリックすると危ないよ」とは絶対に書いていないから、「ワン・クリック詐欺」なんかは、「何も考えずにクリックする」ことがそもそも問題なのだが、そんなクリックをしなくても、表示される言葉やコンテンツに危険なものはいっぱいある。ネットでは「相手を信用しない」ことが一番。アダルトサイトを例に挙げたが、アダルトサイトが危険だという認識はみんな持っているだろう。むしろ怖いのは、「一見、まともなサイト」だ。
     
      
「JavaScript」や「Cookie」とは関係のない話になるが、たとえば、下のようなリンクボタンがある。
このボタンをクリックすると、セキュリテイの設定方法の詳細がわかります。
     
さて、あなたはクリックしますか?
        
セキュリティの設定方法
       
        

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2008年7月13日 (日曜日)

透過PNGとInternetExplorer

      
まずはじめにお断りしておきますが、この記事は、なんだか難しそうな「InternetExplorerのバージョンが7よりも前のもので透過PNGを表示させる方法」についての技術的なことを書いた記事ではありません。単なる過去の失敗談です。もしも、そういうページが見たかったのに、検索でこのページに来てしまった方は、早速、別のページに移ることをお勧めします。
        
さて、上の画像は、僕が5月に書いた「画像の形式と透過JPEG」という記事の一部分。ここで左にPNG形式の画像を載せ、「…… そこで普通は「PNG形式」の登場となるが、表示できないパソコンもあるし ……」とわかったようなことを書きながら、心の中では、PNGの透過情報が表示できないパソコンなるものは、実はそんなに多くはないと思っていた。僕はブラウザはいつもはFirefoxを使うし、InternetExplorerについても、OSがXPの頃にも「7」が公開されるやすぐにアップデートしていたから、「画像」に興味を持ったこの1年くらいにおいて、自分のパソコンで、PNGがブラウザが原因で透過できないという経験をしていなかった。だから、「PNGの透過ができないなんて、よほど古いブラウザだろう」と考え、まったく調べていなかったのだ。
     
ところが、本日、なにげなくネットで画像関係の記事を見ていたら、「PNGのアルファチャンネルによる透過(半透明)もサポートされていないインターネットエクスプローラ6。 (GIFと同レベルの256色での単色透過は問題ありません) バージョン7でようやく半透明PNGがサポートとなりましたが、他のブラウザと比較して余りにも遅れすぎ…。更にIE7は、Windows Vista、Windows XP、 Windows Server 2003だけですね。これらより古いWindowsには使えません。」という一文(「IEと透過PNG」という記事からの抜粋)に出くわした。 ゲゲゲ! InternetExplorerで透過PNGをサポートしていないバージョンなんて、はるか前のものだろうと勝手に思い込んでいた。
      
僕は、このブログに画像を良く使う。そして、効果があると思ったときには透過させ、その画像形式もGIFよりもPNGを多用している。ところが、僕のブログでのアクセス解析によれば、訪問者のブラウザの比率は以下のとおり。
       
       
「Safari」や「Sleipnir」「Opera」なんかでの対応はわからないが、少なくとも半分近くの人には、僕が「この画像は、こんな風に見えているはず」と思っていたようには見えていないということか。自分の無知が原因とはいえ、これはショックです。
     
たとえば、下のPNG画像。オートバイの周囲は、ちゃんとこの記事の背景色の水色になっていますか? それとも、背景色がグレーの長方形の画像として表示されているんだろうか? InternetExplorerが「7」の僕にはわからない。
      
       
      
      

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2008年6月19日 (木曜日)

Firefox 3.0

     
ブラウザとして「Firefox」を愛用している人には待望のはずのメジャー・バージョンアップがあった。しかし、「Firefox」の最大の魅力は「カスタマイズ性の高さ」であり、そのための「アドオン」の使用の可否が重要。「このアドオンがあるからFirefoxを使う」という人も多いはずの「NoScript」をはじめ、かなりの数のアドオンが「3.0」でも使えるが、「Tab Mix Plus」のように今まで愛用していたもので使えないものもかなりある。人気アドオンはいずれ対応してくれるとは思うが、本日時点では使えない。
    
     
まあ、しかし、「高速になった」のは事実のようだ。「新機能」にはまだ慣れないが「かなり使える」ものもある。1週間ほど前に MacOS 標準のブラウザーである「Safari」のWindows 版を試してみたが、確かに高速だが、使い勝手がイマイチであまり使いたいとも思わなかった。やはり僕が一番使いやすいのはこの「Firefox」だ。
      
      

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