思わぬ方へ話が逸れてしまった前回の記事の続きです..
今回で上手くまとめれるかな?
自信がない。笑
まず行っちゃいましょ
難民解放機構のマークの線を辿っていたイシカワ達は、このマークが"個別の11人"と読む事を知ります
半世紀前に書かれたと言われるそのパトリック・シルベストル著の"革命評論集"の中の一つのタイトルだった訳ですが
"出版された記録はない"
んん?
先程イシカワは「こいつは読んだことあるな..」と言ったよね?
後に荒巻もこの評論集を読んだと断言しています
どちらも"個別の11人の1編を除いて"ですが。
12話で出てくる大学教授は"個別の11人の原書がある"と言っていたのにも関わらず、それは無い
となると、
①このパトリック・シルベストルの著自体が合田による創作物だった
②パトリック・シルベストルの著は実在し、合田が創作したのは"個別の11人"の1編のみ
の2つに絞れますね
"実在した人物や著作物に拘ってきた攻殻が、こんな重要な書を架空の物で出して来た"ってことがもう①濃厚なんじゃね?っても思うけど....
ここは未だにどっちなのか私の中で確定してないんですよね...
前作のナナオの件でも分かる通り、"データの改竄"果ては"記憶の改竄"までもが権利ある者なら容易に出来てしまう時代です
2話でギノの思考を9課が覗いていた事もありますし、合田がこの計画の為に事前に革命評論集のデータを個人の脳にばら撒き、その記憶を植え付けていたとしたら...?
えーでもじゃあ何故トグサやボーマは読んでいないのか。
合田が人を選別したその理由とは何なのか?
「見過ごせないのはこのマニア連中ってのが狂信的な個別主義者ばかりだってことだ」
ここになんかヒントがある気がする..
あー....
とりあえずこれは置いておく事にします!笑
で。
とにかく"個別の11人"と読めるマークから、陸自ヘリが暴走した事件と中国大使館占拠に繋がりを見出したイシカワ達
その頃クゼは、茅葺が訪れるであろう寺へと向かっていた
その心情を抜粋する事で、"個別の11人"と言う一編の断片を垣間見れる訳ですが..
「あれが何故素晴らしいか。それは彼が五一五事件を日本の能と照らし合わせ、その本質を論じた所にある」
そして
「英雄の最後は死によって締めくくられ、永遠を得る。それがシルベストルによって記された、個別の11人の内容だ」
と言うわけですね。
革命に向けたテロ行為をあえて"公演を一度きりと限定した能楽"と照らし合わせる事で美化し、
その一度きりの人生の舞台で革命の指導者を演じ、最後は死によって自らの人生も至高のものとして昇華。
更に永遠に語り継がれますよ。という合田の扇動に乗せられている感満載ですね
そして。
イシカワ達はマニア連中が解説していた"個別の11人"の一編の要を締める"五一五事件"を掘り下げます
イシカワさんはサラッと上手くまとめて説明してくれるんですが、ここではもうちょい踏み込んだ感じでいきたいと思います
あくまで五一五事件が中心なので、その前後はざっくりですが 汗
知識が足りないのは見過ごして下さい 泣
ーーーーーーー
1914年に勃発した第一次世界大戦を受け、甚大な被害と悲劇を省みた各国は、"平和主義"を掲げ【軍縮】へと各々向かいつつある中
アジアで唯一戦勝国となり、好景気に沸いていた日本だが、
1923年 関東大震災、1927年 金融恐慌、1930年 昭和恐慌を経る内、政府は緊縮財政を進め、海軍の予算を大幅に削るなどして、海軍の反感を買うが
世論は【軍縮】を支持し、軍隊批判に流れ、かつて国の為に命を賭けた軍人は肩身の狭い思いをしていた
1930年 ロンドン海軍軍縮条約会議にて更に頭を押さえつけられる形となった海軍は、"条約派"と"艦隊派"の対立構造が生まれ、"艦隊派"の怒りは増幅されていった
そんな中
中国が過去の日本との条約の無効を主張し始め、更に満洲に住む日本人は立ち退きを強要され、迫害されたのを受け、"この状況を覆すには"今""この方法しかない"と、天皇や政府の反対を無視し、関東軍が動き出す...
1931年 満洲事変(わずか5ヶ月で満洲全土を占領し、成功を収めた)を起こし、日本の景気が上昇に転じたのをきっかけに
"政治家に代わり軍人に国家革新を"と言う声も聞こえるようになった
軍人の中にも"自分達こそ国を変えることが出来る"と言う自信と意気込みが生まれた
先の要素が複雑に絡み合い、その"革命"に取り憑かれた若い男達を中心に、五一五事件は起きた
と、ここまでが五一五事件の"背景"にあたる部分ですね
まとめ方が下手ですみません 汗
何故ここまでこの事件を掘り下げるのか?
と思われるかもしれませんが...
私的にsac2ndの要所要所にこの事件の断片が散りばめられているような気がするんですよね...
また脱線したまま終わってしまう 泣
次の記事までお付き合いください...
今回で上手くまとめれるかな?
自信がない。笑
まず行っちゃいましょ
難民解放機構のマークの線を辿っていたイシカワ達は、このマークが"個別の11人"と読む事を知ります
半世紀前に書かれたと言われるそのパトリック・シルベストル著の"革命評論集"の中の一つのタイトルだった訳ですが
"出版された記録はない"
んん?
先程イシカワは「こいつは読んだことあるな..」と言ったよね?
後に荒巻もこの評論集を読んだと断言しています
どちらも"個別の11人の1編を除いて"ですが。
12話で出てくる大学教授は"個別の11人の原書がある"と言っていたのにも関わらず、それは無い
となると、
①このパトリック・シルベストルの著自体が合田による創作物だった
②パトリック・シルベストルの著は実在し、合田が創作したのは"個別の11人"の1編のみ
の2つに絞れますね
"実在した人物や著作物に拘ってきた攻殻が、こんな重要な書を架空の物で出して来た"ってことがもう①濃厚なんじゃね?っても思うけど....
ここは未だにどっちなのか私の中で確定してないんですよね...
前作のナナオの件でも分かる通り、"データの改竄"果ては"記憶の改竄"までもが権利ある者なら容易に出来てしまう時代です
2話でギノの思考を9課が覗いていた事もありますし、合田がこの計画の為に事前に革命評論集のデータを個人の脳にばら撒き、その記憶を植え付けていたとしたら...?
えーでもじゃあ何故トグサやボーマは読んでいないのか。
合田が人を選別したその理由とは何なのか?
「見過ごせないのはこのマニア連中ってのが狂信的な個別主義者ばかりだってことだ」
ここになんかヒントがある気がする..
あー....
とりあえずこれは置いておく事にします!笑
で。
とにかく"個別の11人"と読めるマークから、陸自ヘリが暴走した事件と中国大使館占拠に繋がりを見出したイシカワ達
その頃クゼは、茅葺が訪れるであろう寺へと向かっていた
その心情を抜粋する事で、"個別の11人"と言う一編の断片を垣間見れる訳ですが..
「あれが何故素晴らしいか。それは彼が五一五事件を日本の能と照らし合わせ、その本質を論じた所にある」
そして
「英雄の最後は死によって締めくくられ、永遠を得る。それがシルベストルによって記された、個別の11人の内容だ」
と言うわけですね。
革命に向けたテロ行為をあえて"公演を一度きりと限定した能楽"と照らし合わせる事で美化し、
その一度きりの人生の舞台で革命の指導者を演じ、最後は死によって自らの人生も至高のものとして昇華。
更に永遠に語り継がれますよ。という合田の扇動に乗せられている感満載ですね
そして。
イシカワ達はマニア連中が解説していた"個別の11人"の一編の要を締める"五一五事件"を掘り下げます
イシカワさんはサラッと上手くまとめて説明してくれるんですが、ここではもうちょい踏み込んだ感じでいきたいと思います
あくまで五一五事件が中心なので、その前後はざっくりですが 汗
知識が足りないのは見過ごして下さい 泣
ーーーーーーー
1914年に勃発した第一次世界大戦を受け、甚大な被害と悲劇を省みた各国は、"平和主義"を掲げ【軍縮】へと各々向かいつつある中
アジアで唯一戦勝国となり、好景気に沸いていた日本だが、
1923年 関東大震災、1927年 金融恐慌、1930年 昭和恐慌を経る内、政府は緊縮財政を進め、海軍の予算を大幅に削るなどして、海軍の反感を買うが
世論は【軍縮】を支持し、軍隊批判に流れ、かつて国の為に命を賭けた軍人は肩身の狭い思いをしていた
1930年 ロンドン海軍軍縮条約会議にて更に頭を押さえつけられる形となった海軍は、"条約派"と"艦隊派"の対立構造が生まれ、"艦隊派"の怒りは増幅されていった
そんな中
中国が過去の日本との条約の無効を主張し始め、更に満洲に住む日本人は立ち退きを強要され、迫害されたのを受け、"この状況を覆すには"今""この方法しかない"と、天皇や政府の反対を無視し、関東軍が動き出す...
1931年 満洲事変(わずか5ヶ月で満洲全土を占領し、成功を収めた)を起こし、日本の景気が上昇に転じたのをきっかけに
"政治家に代わり軍人に国家革新を"と言う声も聞こえるようになった
軍人の中にも"自分達こそ国を変えることが出来る"と言う自信と意気込みが生まれた
先の要素が複雑に絡み合い、その"革命"に取り憑かれた若い男達を中心に、五一五事件は起きた
と、ここまでが五一五事件の"背景"にあたる部分ですね
まとめ方が下手ですみません 汗
何故ここまでこの事件を掘り下げるのか?
と思われるかもしれませんが...
私的にsac2ndの要所要所にこの事件の断片が散りばめられているような気がするんですよね...
また脱線したまま終わってしまう 泣
次の記事までお付き合いください...
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