お盆が過ぎ、今年も夏が終わってしまう・・・
例年通り、海と肉焼きで日に焼けてしまった事を後悔している今です。

腕くっっっろ!もうイヤ!

とりあえずいきましょ

の前に・・・

最近”東のエデン”っていうアニメを観たんですよ。
神山さんが監督というのに惹かれて。

「始めは女の子の絵がなんかな・・・」と思っていたんですが、面白かったですね
滝沢朗にキュンキュンさせられっぱなしでした。笑

キャッチコピーに「この国の空気に戦いを挑んだ一人の男の子と」とあるんですが、アニメを観始める前から、「この国の空気」に関して少し考えてしまいましたね

パッと思い浮かんだのは垣根涼介のワイルドソウルに出てくるケイが日本を見て「貧乏くさい」と言い放った際の言葉
「貧乏ということじゃない。おれの国じゃあ、金の無い奴は無いなりだ。服装も住む家もそうだ。それで結構笑って暮らしている。
だがこの国の連中ときたら、どいつもこいつも飾り立て、少しでも自分を良く見せようと躍起になっている。
それがまあ、貧乏臭い」

この言葉・・・刺さりましたね~。笑

これはまた少し違うかもしれませんが、謎の寝てない自慢や、ブラックなのか休みが無い自慢。
言わんでもいいのに金がない自慢や、ドン引きの不幸自慢などなど・・

「貴方はいったい何と張り合い、闘っているの?」と呆れてしまうような人。周りにいたりしませんか?


何故そっちに向かってしまうのか・・・日本人は陰気臭いと言われる所以なんでしょうね。


まあ何が言いたいのかというと、サブタイトルの”SELECON"はセレソンでいいんでしょうかね?
本来はサッカーの代表に使われるポルトガル語らしいんですが・・・”選ばれし者”という意味だそうです

にしても。
”11人”好きですね~
個別の十一人しかり、セレソン11人(+サポーター1人ですが)しかり。
東のエデンでは11人の意味を”無類のサッカー好き”故に。とのことでしたが
9、11や3、11などもありますし”11の数字の持つ意味”みたいなのって何かあるんでしょうかね?

はい。まずこれはここまでにしたいと思います
って話し逸れ過ぎ。笑

冒頭、#8 素食の晩餐で登場したカワシマの外部記憶に潜っている3人。
”個別の十一人がウイルスによって発症する ”という証拠を探している様ですね

素子が潜ろうとするも、荒巻の呼び出しによって退出。
ボーマが引き継ぎ潜ると、”インディヴィジュアルイレブン”という怪しいファイルを発見
これがウイルスかどうか確かめるには誰かの電脳に落とすのが早いと言うイシカワに対し、「俺の頭に入れてみるか」と即答するボーマ
トグサはとっても不安そうだが・・
後にボーマは「なんのことはねえ。中身は出来の悪い評論文だ」と言い、トグサは原書を探しに行き、イシカワとボーマは引き続き解析を始める・・・これはまた後で。


素子サイドでは、クゼが長崎のIRシステムに捉えられた映像を確認
「至急長崎へ飛び、奴を捕らえろ」との荒巻の命により出動。

移動中、クゼの頭の中にもウイルスを保有している可能性がある、とバトー
長距離狙撃って手もあるがイモータル義体だから頭を撃たなきゃ止まらんぞ、と言うサイトーに対し

「場合によっちゃあこいつで頭だけにして持ち帰るって手もある」

って恐えよ。笑

素子にも「サディストだな」と呆れられちゃってますし


で。個別の十一人サイドに移ります


鹿児島にある外国人戦没者慰霊碑に手向けられた線香を踏みにじる男。
ここ見覚えありませんか?
sac#18 暗殺の二重奏で、辻崎ユウが中国の外務次官を暗殺しようとしていた場所ですよね。

”個別の十一人は何故ここを集合場所にしたのか?”

それは”五一五事件”にヒントがあるんじゃないかと思います

五一五事件を起こした将校らが集合場所に決めたのは”靖国神社”でした

今や度々ニュースでも靖国神社問題が取り上げられている神社ですが、「何で毎回そんな揉めてんのよ?」と思う方の為にざっくり説明すると

始めは戦死者を祀る為に建設されたが、後に日本国を守るために亡くなった戦没者を慰霊追悼、顕彰するための施設、及びシンボルとなった

が、第二次世界大戦前に日本の支配に置かれたり、日本軍が送られ犠牲者も出た近隣諸国(主に中国や韓国)は「そんな人間達を讃えるとは何事か?!戦争を庇護している!」と猛反発している

という感じです

ちょっと付け加えるなら戦場の日本兵達は「靖国で会おう」とお互いを励まし合っていたとか。
心の支えになっていたんですね。


さて。だとしたら”踏みにじる行為”には疑問が残りますね

sac#18のニュースから拾うと「この鹿児島の慰霊碑には日本人だけでなく、当時沖縄に居留していた中国人も多く含まれている」

更に「長崎の出島には、中国が難民輸送の定期便を出すまでになっている」との#1の台詞から想像すると、”嫌中”の気があるのかなと思いました

五一五事件時代の首相”犬養毅”と同じく茅葺さんは親中派。
そして更に言えば”帝国主義的支配(米国の)からの脱却(独立)を最終的には目指している”所も一致していますね

そして茅葺さんと敵対している高倉官房長官は「この国は米帝無しには立ち行かん国だよ」の台詞からも分かる通り、米国よりです
合田はラストCIAと共に米国へ渡ろうとしています。と言うことは合田のシナリオを望んでいたのは・・・おっと!
ラストの見解を先取りしてしまう所でした!笑

でもこれだけ言わせてください!

・若い将校らは自らの正義を貫いたという風に見えたが、五一五事件は軍国主義へと逆戻りする大きな切っ掛けとなってしまった
・犬養毅が首相を続けていれば、日本は第二次世界大戦を回避できたのではないかという話もある
・大戦後、自由貿易などでいい思いをしたのは米国

・・・何故合田が”個別の十一人”の評論文を五一五事件と被せたのか、真意が見えましたね。



きっと当時を”再現”したかったんではないでしょうか



勿論、米国の意向で


日本の奇跡の開発に成功した今、主導権を握ろう。
今こそ帝国主義的な支配から脱却し、新たな国際共同路線を模索していこうとする日本を、武力で捻じ伏せ、0に戻し、また依存させ、まだまだ消費したい。と


あ~かなり話飛んじゃいました!!笑

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