普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

民主党の支持率の分析

2007-03-25 22:35:51 | æ°‘主党

近頃の自民党のもたつきに乗じる筈の民主党ももたもたしているようだ。

読売新聞の世論調査の結果から民主党の支持率を分析してみた。

なおそれ以外の党の分析については
政党支持率の分析
を参照願いたい。

<<読売新聞の世論調査の動き>>
あなたは、どの政党を支持していますか。1つだけあげて下さい。
2006年12月
 1.自民党 40.8   4.共産党   1.2   7.新党日本    ---
 2.民主党 11.7   5.社民党   1.0   8.その他の政党  0.1
 3.公明党  2.7   6.国民新党  ---   9.支持政党なし 41.7

2006年2月
 1.自民党 34.2   4.共産党   1.4   7.新党日本    0.1
  2.民主党 12.0   5.社民党   1.0   8.その他の政党  ---
  3.公明党  3.9   6.国民新党  0.3   9.支持政党なし 46.8

自民党と民主党の支持率の変化は
       2006å¹´12月 2007å¹´2月  増減
自民党       40.8       34.2       6.6 減
民社党         11.7       12.0    0.3 増
支持政党なし 41.7       46.8    5.1 増                 

<<世論調査の動きから読み取れるもの>>
本来なら自民党のもたつきによる支持率の低下分の殆ど民主党に廻るのが普通だと思われるのだか、僅か 0.3 の増加に終わり、その分殆どが無党派、一部が公明党、共産党、国民新党や新党日本に廻っている。

この原因は

 ä¸è©•ã®å°æ²¢æ°‘主党
にも書いたが、
それ以外にも、党首の小沢さんの言動にも問題があるようだ。
暇人凸撃隊 Himazinさんによると"ぷぶりすてら"による好き嫌いのポイント下位のNo. 5 位に小沢さんが入っているそうだ。

(ついでながら、ワースト3 を社会党の女性達が占めているのは何だか判るような気がする。)

私はこのブログを書く前に、念のため小沢さんのホーム・ページも見たが、彼の掲げる政策はおおむね判る事ばかりだ。

然し、そのような立派な考えを持っている彼が、ワースト5にはいるのは、次の二つの理由があると思う。

1.私たちが次期首相を狙う人として相応しくない発言だ。
いくら野党と言っても次期の首相が日本の利益に反する発言をするだろうか。
次期首相を狙う人が、党利党略丸出しの低次元の発言をするだろうか。

私は、前に、社会党が国民としてもう少し頼りがいのある政党であって欲しいと思っているのに、憲法改正反対一本槍の革新を名乗る超保守政党の現状えの裏返しが、不正事件告発の以外に殆ど期待されていない、共産党より下位の位置を保っている原因だと書いた。
何故社会党は2%の支持率しかないのか

それと同じように、次期総理と期待している人が、現在いくら野党と言っても、総理に相応しい発言をしないことに国民が反感を抱いている人もいるのも、彼への好き嫌いの点を下げているの思う。

勿論、政治的には低次元のことでも、党として自民党攻撃の為に言わねばならぬこともあると思うが、その時は他の人に言わせるべきだ。
それくらいの人材は党内に多くいるはずだ。

"ぷぶりすてら"のワースト 5位の小沢さん、同6位の菅さん、鳩山さんが風に吹っ飛ばされる、例のコマーシャルで、票が伸ばせると民主党の人達は本当に思っているのだろうか。

2.国民を見ていない姿勢
もう一つは私が何度も書く自民党ばかり見て、最大のお客さんの国民の方を見てない姿勢だ。

審議拒否など過去の戦術に拘って国民の70%以上の人から反対されたこと、考えの全く違う社民や共産との協力など国民を無視した姿勢が、46%もの無党派層を取り込めない原因だと思う。

私の地もとの福岡県で、民主党本部の方針で、対立候補を立てたのは良いが、最大の支持団体である労働組合の中でも最大組織である民間企業の組合が、麻生さんの推薦に廻ったのもそうだ。

対立候補の麻生さんが、自民党の支援を断り、一応目の前の攻撃の的がぼやけている上に、民間労組が麻生さんを支援していては、民主党がどのように、麻生さんや自民党を攻撃するのか、随分困るだろうし、党員の士気も落ちるだろう。

これも福岡県民のために最適な県知事を推薦するのでなく、自民党との対決のための候補者を出したお蔭だ。
  何処を見ている民主福岡県連

<<小沢さんへお願い>>
無党派を自称する私として、是非日本の為に、自民、民主で交互に政権交代の出来る政党になって下さい。
そのために、
1.日本の不利益になるような、またはそうと取りかねられないような発言は慎重にして下さい。

2.自民党ばかり見ずに、何時も国民の方を見て、国民から遊離しないようにして下さい。

3.古い政治経験も活かすとともに、新しい考えも取り入れるように、若手の意見も採用して下さい。

4.そのためにもっと若手を入れて下さい。
自民党に負けずに政府の若手官僚も引き込んで下さい。

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