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7月9日(日)のつぶやき

2017-07-10 00:55:42 | æ—¥è¨˜

残りの生きる時間を考えて

2017-07-09 12:25:17 | æ—¥è¨˜

 最近思う事は、テレビ番組では適度のアルコールを勧める。後ろでアルコール会社からの圧力がかかっている。この20年、特に赤ワインを飲めば健康長寿になるという。僕はそんなバカなことはないと思う。自分で実験したが、赤ワインを飲むと、決まってあくる日頭痛に悩まされる。読書意欲がわかない。

 また、カレー粉のクルクミンが認知症予防になるという、これも怪しいと思っている。食べると、決まってなぜか赤ワインと同様、頭が重い。

世にいう健康食などないと思っている。肉が将来ガン育成するという人もいる。そして、そう言う人の食生活をのぞくと、一日一食の玄米菜食者でやせ細っている。そして、取りつかれたように、この掟を守っている。まるで、宗教にとりつかれた信者だ。まさに玄米菜食教の信者になっている。そして、朝早く目覚めて、勉強や仕事もはかどると自信を持っていう。しかし、傍から見ると、歩くのもよぼよぼで、顔も精彩がない。筋肉もなく元気なさそうに見えて仕方ない。こう言う人が長生きできるとは思えない。

 また、日を変え同種の健康本が書店に並べられる。最近は、「口を大きく開ければ健康にベストだ」という。また、「耳たぶを引っ張れ」という。また、「首を揉め」と言う。また、「肉と卵、チーズを主体にしろ」とか「スクワットを毎日しろ」という。また、「品を変え装いを変えた本が日々更新される。これらを書いている人は一体どういう人だろうか、と思う。

 自分の収入を増やしたいあまりに、次々と、詐欺本めいたものが書店に並べられるのだ。こんな本を読む方もどうかしている。

 それほどみんな長生きしたいのか。長生きしてもいずれ死ぬ。こんな健康本を読む時間あれば、死について考えた方が有益だと思う。

今、一人でじっくり、一つの事を考えられる人間はどれだけいるだろうか。ほんの僅かの人だけだ。嘘と思うなら、電車の中の人の顔をのぞくがいい。うつけたような、痴呆になったかのような、スマホを片手で持ち、他に全く関心を示さない人。その群ではないか。ちょっとしたことで、びっくりした表情を示し、視線が一定しない。目と目が合うと、即刻、視線をそらす。

今や、機械に人々は操られている。信号を見れば、今、青ならすぐに走り出す。電車の来る放送が流れるや、また走り出す。電車に乗ると、すぐにスマホのゲームに、メールに。家に帰れば、テレビを自動的にいじり出し、あたかも時間を消費したい、という目に見えない物に支配されているのではないか。いわば、機械が人間を支配しだしているのではないか。みんながするから、僕もするという意識をかえなければ、機械からの自由は一生得られないだろう。

 反対に、信号が青になっても、悠然と歩く、そして、次の青を待つ。その間に、昨日の本の感想を考える。人生或る程度生きると、今までの人生と残りの人生がわかってくる。あっという間に残りの人生が終わってしまう。終わる寸前に「今まで何をしていたのどろう」と言いたくないではないか。