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頭を叩くと、将来、認知症になるかも?

2018-09-25 13:55:44 | å¥åº·æ³•

 小長谷正明著  『世界史を動かした脳の病気』

 

世界史で権力を握った高齢者の病気のために、いかに多くの人々が死んでいったかをよく示している。

 

田中角栄も後年、脳梗塞を患い、顔が歪んだ。あの歪んだ顔で東南アジア歴訪は人気ななかった。そのため、東南アジアでは、「田中、ゴーホーム」の怒号となったのではないか。

 

1 イカやタコ、貝類を毎日食べると、脚気なりやがて、認知症になる?

 

 「イヌやネコにイカやタコ、貝を食べさせると腰がぬけると言われている。これも脚気だ。これら軟体動物にビタミンB1を分解するチアミナーゼという酵素があり、これらを生食にすると、ビタミンB1不足になり脚気となる。

 アルコール依存症の上、毎日イカの刺身だけを肴にビールを波続けると急性認知症になり、かつビタミンB1欠乏性障害になり歩けなくなる」と。

 

 

 

2 身長が210センチ以上の人には、ほぼ脳下垂体腫瘍があるというが?

 

 「成長ホルモンの分泌過剰が思春期に起こると、骨が伸び続けて巨人症になるが、骨の成長が止まった成人になってから起こると、体の先の方だけが成長していく先端巨人症となる。肩、下あごが飛び出る。鼻や舌が大きくなり、手足が大きくなる病気だ。

ジャイアント馬場や他の有名レスラー、大柄のスポーツ選手にそういった顔が多い。

 

マクシミヌス・トラクスは巨大皇帝のイメージだけは後世に伝わった。

 身長260センチで、名前のマクシミヌスも自体大きいという意味である。現在、ヨーロッパで「マクシミヌスのブーツ」という言葉がある。これは長身で手足が長い人を指す慣用句である」と。

 

 

3 赤ワインやチョコレートは健康にいいとうが、人によっては片頭痛になり害だった?

 

 「チョコレート、赤ワイン、チーズなどが片頭痛発作をもたらすとも言う。

 片頭痛発作の直後は、気分が変わりやすい。高揚することもあるが、二日酔いのように、ヘロヘロになり、落ち込んでしまうことが多い。アメリカの南北戦争で猛将グラントが慈悲深くなったのは、リー将軍との会見が片頭痛発作直後だったからだ」と。

 

5 ドイツのヒトラーが権力を握れたのは、ヒンデンブルク大統領が認知症だったから?

 

「ヒンデンブルクは知的能力の低下が明らかで、義務感も低下しており、国防軍のナチ化やジュネーブの国際連盟からの脱退などの重要なポイントでは、準備された書類に言われたままに署名した。その頃、ささやかれた小噺は、「大統領はマイスナー官房長官の差し出す書類にすぐにサインする、置いてあったサンドイッチの包み紙にもサインをする」と言われた。

  ヒンデンブルク大統領は、60年前の普仏戦争当時の部下の名前は想い出せるが、タンネンベルクの戦いの部下を思い出せなかった。

 認知症の記憶障害は、新しい出来事を覚えられないが、過去のことは比較的スムーズに思い出せる傾向にある。進行すると、その過去の記憶も、年代の浅い方から忘れていき、はるか遠い過去だけがよみがえるという。タンネンベルクの戦いは20年前であり、普仏戦争は60年前だった。

 

 1930年代初頭のドイツでは、ナチスが共産主義革命への恐怖を理由に、高齢で認知症の大統領を脅かしたり、なだめたりして、権力を奪い取り、ドイツのみならず全世界を悲惨なものにした。その後の世界も、認知症らしい大統領や首相、書記長が現れ、国内外に大きな影響を与えた」と。

 

 

6  あなたの性格はせっかちそれとも、心配性?性格で病気になりやすいものがある。

 

 

「1950年代、アメリカの生命保険会社が性格と、心臓の血管障害と関係を調査した。心筋梗塞や狭心症などは、上昇志向が強く、せっかちで攻撃性の人がなりやすい。このような人は、脳の血管障害も起こしやすい。これをA型性格という。

 

 これに対して、じっくり仕事をし、人生をエンジョイして、勝つことにこだわらず、ストレスをあまり感じないタイプをB型性格という。 

 クヨクヨする心配性はC型で、ガンになりやすい」と。

 

7 ヒトラーはパーキンソン病だった?

 

「ヒトラーはパーキンソン病だった。主要な症状は、震え、バランスを崩しやすい、筋肉の緊張が強くなる。顔の表情の動きが少なくなり、小股でぎこちなくトボトボと歩き、抑揚のない小声でボソボソと話す。腸の動きもスローになり、便秘になる。

 

 

 10万人に150人がなる。街を歩いていても、しばしばパーキンソン病の人を見かける。1817年に、イギリスの外科医のジェームズ・パーキンソンが最初に気が付いた。

 

  パーキンソン病は精神的に不活発になり、抑うつ状態となる。考えるスピードが遅くなり、同じ動作や考えを繰り返す。

第二次世界大戦のヒトラーの戦争指導がやがて不活発になり、独創性が消えたのは、パーキンソン病の影響があったはずだ。

 

  パーキンソン病は脳幹部に黒質の障害によって、ドパミンという化学物質が作れなくなる状態だ。

 

 激しい精神的な興奮があると、鈍いはずの動作が素早くなることがパーキンソン病に見られる。

 歩くのもままならぬ患者が、火事の時、素早く逃げたという話がある。

また、阪神・淡路大震災の時、かろうじて歩ける患者が長距離の水くみをしたという。神戸市の病院の先生によると、二十パーセントの患者が震災直後に一過性の症状改善が見られた」と。

 

8 太平洋戦争で降圧剤があったなら、ルーズベルト大統領に正常な判断ができたのに?

 

「ルーズベルト大統領は真珠湾攻撃の頃の血圧は188/105mmHgと記録されている。

 

 1944年一月、秋の大統領選を控えた3期目の最後の年、次のような執務中の目撃談がある。

 「大統領は朝から晩まで疲れているように見えた。会話中に居眠りをし、ある時は、署名している最中に半ば意識を失ってしまい、書きなぐりのサインが残されていた。

 ルーズベルト大統領の時代に降圧剤があったら」と。

 

9 ソ連のブルジネフも認知症になり、回りの取り巻き連中を喜ばせた?

 

 

「1975年、69歳のブレジネフ書記長は心筋梗塞発作を起こした。その年のレーニン勲章授与式で、おぼつかない足取りで、人前にさらし、回らない呂律で挨拶をした。この頃、アメリカの諜報機関は彼の健康状態を探り、ヘビー・スモーキングによる肺気腫、美食による痛風、白血病、動脈硬化症であると把握していた。重い不整脈があり、ベース・メーカーも心臓に埋め込まれていた」と。

 

 エリツィンは「晩年のブレジネフは自分が何をし、何に署名し、何を喋っているのか、ほとんどわかっていなかった。取り巻きのペテン師、嘘つき、詐欺師の思うままだった。一部の者には富を、他の大部分の者には不幸と苦しみをもたらす文書に、ブレジネフがいくたび、意味も考えずに決裁を下したことだろう。思い浮かべるだけでも恐ろしい」と。

 

 「最高権力者が認知症になり、その職責が果たせなくなり、取って代わる者が出ても不思議でない。

 しかし、職責を果たせないトップがいた方がいいと思われる場合がある。

 1970年代のソ連は、西側に追いつかないままでも市民生活は豊かで、国内の騒乱もなく安定した。そして、ブレジネフに死なれては困る人々がたくさんいた。

 共産党や政府の役人はノーメンクラツーラと呼ばれ、いわゆる赤い貴族も特権階級を作って、彼に死なれては困った。

 

 だから、ソ連幹部は、認知症のブレジネフをそのままにして、後釜を見つけなかった」と。

 

10 睡眠時無呼吸症候群の人により、多数事故が?

 

「ドリフターズの高木ブーは、コントや舞台の中に、いつも居眠りをし、夜には大きなイビキをかき、時には、昼でも轟音で周囲の人を驚かせた。

 肥満にともなう居眠り病と睡眠時無呼吸症候群のことをピックウイック症候群という。高木ブーはこの病気だった。

 

 1986年、旧ソビエト連邦のチェルノブイリで起こった原子力発電所の炉心のメルトダウン、1979年のアメリカのペンシルベニア州のスリーマイル島での事故は、オペレーターによる、睡眠時無呼吸症候群で居眠りをしたことが原因だった。

 

 日本では、2003年、山陽新幹線の運転士が居眠りをしていて、所定位置の手前で急停車してしまい、これも睡眠時無呼吸症候群だった」と。

 

11 少し物覚えが鈍いと思ったら?

 

「アルツハイマー型にしろ、他のタイプの認知症にしろ、教科書通りの症状が出ていない。年齢よりやや頭の働きが悪くなっている状態は、経度認知障害(MCI)

と言われる。そのまま、悪化せずに経過していく人もいれば、認知症になる人もいる。アメリカのレーガン大統領は最初、主治医から経度認知障害と言われた。

 この軽度認知障害の時に、予防できるのではないかという。そのために、神経細胞を攻撃する活性酸素の影響を和らげる、青魚や赤ワイン、果物、ウオーキングなどの有酸素運動、趣味や脳トレで頭を使う以外ない」と。

 

12 頭を少しでも叩いたりすると、将来。認知症に?

 

「ボクシングの モハメッド・アリはボクサー脳症によるパーキンソニズムと考えられる。頻繁に脳に強い衝撃を受けると起こる脳の障害だ。パーキンソニズムとはパーキンソン病の症状である。

 

 激しい頭部打撃、それも繰り返されると、神経線維が揺さぶられて壊れ、脳というコンピューターの中で断線が多発する。赤ちゃんを揺さぶりすぎると、幼い脳への激しい動きが短期間繰り返されけいれんや意識障害を起こす。時には死んでしまう。

 症状としては、アリの罹ったパーキンソニズの他、体の動きが酔っ払いのようになり、バランスが崩れる小脳失調、呂律が回らなくなる言語障害、感情の変化や精神症状、認知症などがある。

 

 また、夫に長年暴行を受けて認知症になり、亡くなった人がいる。

 かつて、著者は、学校の成績が悪いとゴツンと父から頭を叩かれたという。脳に微小障害が多発しているのではないかと心配している。

 子供を叱る時は頭を叩いてはいけない。知能低下や将来、認知症の原因になる。どうしてもの時はお尻をペンペンするのが無難だ」と。


脳が若返る40代からの食事術

2018-07-17 12:57:20 | å¥åº·æ³•
【脳が若返る40代からの食事術】熊谷頼佳脳神経医者著
〜糖で脳が壊れていく!〜

※ 『糖』で脳が壊れて『脳内糖尿病』に気をつけろ!
※ 糖尿病、認知症、脳梗塞、脳内出血など怖い病気は食事で防げ!

第1章 【食事を変えただけで脳はこんなに元気になった】

24 なぜ認知症の人には便秘が多いのか?〜便が臭い、ガスが臭い人が認知症に!

※腸脳相関➡︎腸から脳へ、脳から腸へとお互いに影響し合う関係!

30 おなかの健康なくして頭は元気になれない
32 腸内細菌が作り出す栄養で脳は生きている
33 うつ病、認知症の原因は腸内環境にあった

35 脳内のセロトニン不足は、腸内の善玉菌不足が関係している!(セロトニンの95%は腸内で作られている)

42 腸内フローラを整えて食べても太らない体質を作る
52 腸内フローラの改善には海藻がおすすめ!

57 ヨーグルト、ぬか漬けで病気にならない脳と体を作る(山本式健康法では植物性の豆乳ヨーグルトがお勧め)

60 花粉症の本当の恐怖、脳にも悪影響を及ぼしていた!〜過敏性腸症候群、関節リウマチ、慢性関節炎、喘息、アトピー性皮膚炎等も!

63 歯周病菌が脳を壊す!
74 腸内のビフィズス菌を増やす方法
75 腸が元気になると人生が変わる

第2章 【脳が若々しくなる最強の食べ物・食べ方】

82 『糖質制限食』は、脳をダメにする
88 早食いで頭はドンドン悪くなる
94 噛めば噛むほど、脳の暴走は食い止められる
95 和食で脳を元気にする
99 みそ汁には脳を元気にする成分がギッシリ詰まっている
100 認知症予防には、昆布ダシがおすすめ
102 毎日『海藻』を食べて脳と腸をスムーズに動かす
104 ネバネバ食品で、肥満・糖尿病・認知症を防ぐ
106 太りにくい体質を作るには、食べる順番が大切
107 納豆のネバネバは腸の老化防止にも効果絶大!
119 脳に必要なビタミン・ミネラル‼️

第3章 【なぜ【糖】が脳を壊していくのか!】

131 『糖不足』で壊れていく脳
133 認知症になりやすい人は、血糖値が高い
143 脳内だけ糖尿病になる可能性がある
153 脳が壊れていく原因は間違った食生活にある!

第4章 【『血糖』を知れば脳の老化と病気は防げる】

174 野菜、果物、牛乳にも糖が溢れている
180 悪魔の原料【果糖ブドウ糖液糖】の正体!
196 認知症になりたくなかったら、糖尿病の早期発見を!
207 栄養ドリンクの元気の元は、砂糖水だ!
209 糖質依存と『シュガーハイ』の危険な関係で“中毒状態”になる!
※ 『疲れた時に甘いもの』で脳はますますダメになる!
※ 白砂糖たっぷりの食品は、シュガーハイと糖質依存を引き起こす!

214 毎日一本の甘味飲料で脳が壊れていく!
※コーラ一本に角砂糖9個分、缶コーヒーが脳を壊す!
217 現実は甘くない【ノンシュガー】の残念な真実

■ 脳を若返らせる食事術が熊谷頼佳脳神経外科医者が書かれている1,400円の本ですが、脳の病気は腸の病気が原因だとわかります‼️

✳️ 4人に1人が認知症になると厚生労働省が発表しているので、食事改善でアルツハイマー症や認知症や脳梗塞、脳出血を予防しましょう‼️