「はぎー」と愛されている萩野先生。
サイトカイン伝説とか、研修医時代から見た目も指導医伝説など、様々なエピソードがあります(ぼそぼそ)。
若手医師セミナーをよりよいセミナーに改善する努力は、初期のころから継続されており、ファイザーのプロジェクトチームの皆さんと各論のところを隔年編成にしてみようという話になりました。
前回の「初期研修医のための」精神科のアプローチや薬の使い方の話と同じように、「 . . . 本文を読む
すでに報道がありますが、記者の皆さんはホームページで公開されている会議での資料は手元にありますので、そのうえで書いた記事ということになります。
数字が複数並んでいるので注意しないと全体をいっているのか部分をいっているのか、病院のデータか製薬会社のデータか混乱します。
用語は日本独特の使い方になっています。
まず、接種後におこる「有害事象」(ゆうがいじしょう)という言葉は、医薬品使用後におきた . . . 本文を読む
恐らく、医学部学生、初期研修医にとって、これほど有用な臨床講義は無いでしょう。
病歴、身体所見、検査所見、これが、イマイチ、身についている実感がないんだよな・・」という学生、研修医諸君。
是非、来て下さい。
編集長の通訳つきです . . . 本文を読む
「白血球数から自由になる程度と感染症の実力はかなり相関する」というのが編集長の実感です。
先日の入院から死亡まで僅か数日の症例。39歳健康男性の黄色ブドウ球菌性髄膜炎で髄液白血球数はたったの300/mm3。
幼児の髄膜炎菌性髄膜炎。最悪症例では髄液の白血球数はゼロ。
このように白血球数は重症感染症では本当に動けなくなるのです。
でも、髄液の白血球数が2-300だとつい「ウイルス性でしょう」として . . . 本文を読む
田澤さんのお人柄にひかれて、細く長くつながっているSRLです。
感染症領域の方にはブログ編集部もたくさんお世話になっています。
今年のSRL感染症フォーラムは12月18日。 15:00-18:30
品川インターシティホール
参加は無料ですが事前申し込み制です。
どれも最新情報をきいてみたいですね。
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プログラム
風疹 . . . 本文を読む
以下、中部病院の後輩であり、国立国際医療研究センター血液内科の萩原先生からのご依頼です。
血液内科でHeavyな感染症の勉強したい方にもお勧め。更に大曲先生率いる感染症センターもあり一考をお勧めする次第です。ちなみに編集長は血液疾患で困るとHIV感染症がらみの血液疾患を含めて萩原先生に頼みます。
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編集長、予告どおり順天堂大学本院の総合診療部のStein先生によるカルテ回診に通訳として参加致しました。
非常に難しい症例が多い中、さすがスタイン先生、多くのPearlを披露されたのでした。
編集長は光速で研修医達の日本語を英語に同時変換、あだ名を「Atok」とか「一太郎」とかにしても良いと自負しました。
それにしても、日本のどこの施設でも同じなのですが(順天堂大学本院の症例ではないのですが . . . 本文を読む
いろいろな大学でのteachingの機会を与えていただき感謝の感染編集部です(←危険な名前ですね・・)。
順天堂は本院は内藤先生、上原先生とのご縁で、練馬は井上先生とのご縁ででかけております。
編集長:皆様、本日より編集長は順天堂大学本院にてTranslator・Interpreterとして職務を全うする予定です。
Stein先生による回診をなるべく身近に感じてもらうため、編集長が同時通訳 . . . 本文を読む
感染症は「おこらないようにする」という最大ミッションがあり、問題がおきてしまったら「影響を受ける人を最小限にする」という次善策をとり、そして問題が終息した(皆が関心を失った)あとも、「再発しないようにする」というプロの仕事が残ります。
複数ある病原体、様々なリスクグループ。限られた予算。そこで何をすべきかのアセスメント、プラン、評価。
それを期待されているのがField Epidemiolog . . . 本文を読む
編集長人生初の透析患者受け持ち、それは1984年の事でした。
当時、沖縄県立中部病院には透析装置などなく、唯一の腎不全のRescue法は腹膜透析でした。
しかし、腹膜透析には大きな障害が・・ それは刺入部から感染を起こす事でした。
それにつきましては、
抗菌作用のあるハチミツが良いのでは・・
という仮説の元に研究がなされたのですが、残念ながら効果はイマイチであったようです。詳細は以下の文献を . . . 本文を読む