今年のIDSAはカナダのトロントで開催されます。
毎年日本からもたくさんのドクターや研究者が参加されています。会議のファーストアナウンスが届きましたので紹介したいと思います。
http://www.idsociety.org/Template.cfm?Section=2006_Annual_Meeting&CONTENTID=15936&TEMPLATE=/ContentManagement/Co . . . 本文を読む
研修医の皆さん、趣味はお持ちですか?
すでにこのブログでも話題になっていますが、自分の場合は音楽・映画鑑賞ですね(あとはアンクル・ジョークくらいです→周囲の反応はいつも冷ややかですが)。自分に余裕がないと他人のケアをするのはたいへんです。友人でも趣味でもラーメン屋(!)でもいいから、心安らぐ何かを大切にしてください。しかし決して安らぎすぎないように。
今日は米国の小児科感染症専門医の友人がもって . . . 本文を読む
新しい研修医を迎えての感染症カンファレンスがはじまりました。
今週は茅ヶ崎徳洲会病院と旭中央病院に出かけてきました。都立駒込病院は外来前の朝にカンファレンスをひらいています。
どこも『感染症診療の原則』からはじまります。このあと抗菌薬や各論、症例検討などが予定されています。
1年生はまだ全体が見えない時期ですので、ピンとこないなーという表情ですが、後ろに座っている2年生3年生がワケ知りにウンウンう . . . 本文を読む
先日、医学生向けの雑誌のインタビューを受けました。
KOKUTAI(月刊医師国師対策)というものです。4・5月合併号に載りました。ほんの数ページですが、感染症のことを思いめぐらすきっかけになればと思いました。
自分の講演やカンファレンスにも感染症に興味をもった学生が参加していたりします。研修医かと思って問題をあてると、かなりのレベルの答えがかえってきたりしてときどきびっくりします。
http:// . . . 本文を読む
ちょっと前まで都立だったO病院外来の水曜日に、ときどきランチに立ち寄ったのがこのタイ料理のお店です。
大使館関係者もよく利用されるとのことで、きっと本場の味なのでしょう(何が本場かわかりませんが)。700円前後のランチは新宿ではかなり安いほうではないかとおもいます。
ちなみに、このビルの別のフロアにはお色気系のお店も入っています(歌舞伎町ですから!)
「そのお店に行くのと間違われたらヤダナー」と自 . . . 本文を読む
この日は大曲先生の講演の座長をさせていただきます。詳細は大曲先生のブログに掲載されると思います。お近くの方、お楽しみに。
大曲先生の講演といえば、先週土曜日のYoung Chest Conferenceには若い方がたくさん参加されていたそうです(by司会の皿谷先生)。感染症に関心をもつ方が増えているんだなと、うれしい話ですね。
参加できなかった方は、下記のサイトで動く大曲先生をごらんになれます。
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(おかげさまで復活モードです)
もし、このブログを見て下さっている方に学生、研修医の方がいるならば是非、申し上げたいアドバイスがあります。それは「バイタルサインを大切に」という事です。患者さんに何かが起きている時、バイタルサイン(意識状態、血圧、脈拍、呼吸数、体温)はそれを教えてくれます。そして大抵の場合、白血球数、CRP、Saturation、といった血液や器械が必要な検査よりも「事態の深刻さ」 . . . 本文を読む
グラム染色の話題が盛り上がって(?)きたので、ここでやはりこの本を紹介したいと思います。市立堺病院の藤本卓司先生の書かれた『感染症レジデントマニュアル』は、開いて一番最初のところに「グラム染色アトラス」があり、染色の手順と鏡検の方法についての解説が詳しく載っています。自分が紹介しなくても、現在多くの研修医のポケットに入っている本ではありますが・・・。中のページにも藤本先生のスケッチがところどころ盛 . . . 本文を読む
初めてのアメリカがケンタッキーだった自分は右も左も分からない状態でアメリカの生活を始めました。
車をレンタルしてアパートを探して、家具を購入してなど、全くの「異邦人」であった自分を助けてくれたのはノースカロライナ州出身のジェフ・ケラー研修医でした。彼は卒後3年目の研修医、病棟で「日本人が来るらしい」という噂を聞きつけて「さぞ困っているだろう」と思って自分が泊まっていたモーテルに誰に頼まれる事もなく . . . 本文を読む
学生や留学生は無料の感染症学会ですが、あまり学生っぽい人は見かけませんでした。
感染症の診療の原則の話を聞いたあとですと、演題発表の質疑応答の面白さも2重に楽しめたりします。
例えば・・・ある演題で、いきなり広域の抗菌薬が使用されたとの発表。検査結果が出たあとも使用が続きます。「ここで○○や△△にかえるという選択もあったでのでは」といわれても「重症でしたから」というお答え。
(ま、あまり詳細はかけ . . . 本文を読む